2013/06/03

褪せた赤






こんにちは、オカメインコです。






久しぶりに来たな、ここ。




これ、行きたいな、でも個展前だし…とあきらめかけていたけれど、 
昨日たまたま招待券を・今日まで有効な招待券をいただいたので   
「ご褒美」をたのしみに手を動かし、自分の作品を京都に送り出し、  
心おきなく出かける。「貴婦人と一角獣」、初来日なのか。ようこそ!

展示室に入ると、黒い壁に半円を描いて、ぐるりと6枚のタピスリーに
囲まれる。現実的に考えて、こんな風にずらりと本物を見られるのは
今だけだ。次はない。と思いつつ見る。そしてキラキラ・ピカピカ 
していないのに、しいんと静かな作品世界なのに、「豪華」という 
言葉が頭に浮かんだ。人の手と時間と技が注ぎ込まれた美しい世界。
そして、頑丈な彫刻ではなく、布であるという儚さ、あやうさ。  

本物を見ないと気づかなかったのは「視覚」の底辺に半分顔をだした 
動物たち。可愛らしかった。主人公たちは勿論、脇役たちが魅力的な
作品はいい、というのは映画やドラマや舞台も、そうだ。今やってる
朝ドラの「あまちゃん」然り。                 


\ I'm from France/


広告看板で見たキャッチーな強い赤(色調調整していません:いっこ 
上のは逆に色をおさえたけれど)。目を引くために効果的・仕方がない
&これも魅力的。とはいえ、実物の柔らかい、褪せた赤も好きだった。
褪せた、そのままの美しさを記憶に残したくて、彩度を上げた絵葉書は
買わなかった。可愛い子のすっぴんの美しさをみちゃったら、ねえ。 

→ クレアのサイトの記事で見た画像は、実物に近い色かもしれません。




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