2014/05/31

岩手旅日記/盛岡・材木町の「よ市」へ






秋田〜岩手旅日記、つづき:盛岡・材木町の「よ市」へ。
教えて頂いて初めて知ったのですが、土曜の夕方、   
商店街にずらーっと出店が並ぶのですって。      
          



ビアパブ・ベアレンには長蛇の列。(回転は早そうでした)。
この日は飲まず。こんど飲んでみよう。          




「よ市」が開催される通りには宮沢賢治の像があったり、直筆原稿が見られる
資料室もある工芸のお店・光原社があったりします。この陶板も宮沢賢治が
題材になっていて。ご覧のとおり星座が描かれていて真ん中通るは天の川、
なのですが一瞬、脳にみえた。脳も"宇宙"なんだよ…! ← 苦しい言い訳。 





それにしても並ぶ野菜が新鮮そうで、安い。ダンボールを用意して、
あれこれ詰めて東京に送れたらいいのになあ、と、うずうず。ああ、
盛岡に住んでいたなら。漬物なら、買って帰れる?お米もいいな。 




この長いもくらいならスーツケースに入るかな…(いや、いや)。
あまり他のところでは聞けなかった、盛岡のお国言葉ですが、  
レナさんが売り子のお祖母様たちと上手に会話して、      
引き出して、聞かせてくれました。 :)             






靴屋さんも商品を、ばーっと道に広げてインスタレーション作品みたい。





これはヒメタケというそうです。この日の夕食(@居酒屋)でも
出てきたのですが、白いアスパラのような食感。       




美味しかったなあ、と、帰る直前に八百屋さんで手に入れ、新幹線に
乗ったのですが、ヒメタケがお腹に刺さり気味でした。      









岩手旅日記/紺屋町番屋・バスセンター・旧盛岡銀行








秋田〜岩手旅日記、つづき:盛岡・川沿いにある紺屋町番屋
1913・大正2年の建物だそうです。            



*




ぶらぶら散歩していたら、あれっ、似た建物?ちょっと新しいな・・。



レトロなのは塔の部分だけで、下は現代風でした。
こういうのもいいな、目印になるし。情緒あるし。








光が強い日で、影も濃く、何て書いてあるのか分かりづらいけれど、
こちらは盛岡バスセンター。                  




こんな外観です。



手書きのレタリング、よいねえ





(上は、おととしに撮った写真です)





細長い通路、バスを待つ席、食品店や、ちょっと食べられる場所も。





…「チューイング ボン」てなんだろう。




香港とか、暑いアジアの外国のような配色に見えました。




余談?ですが


有名建築や観光名所でなく、心ひかれた建物は、これ。
この「ぽつんねん」感がよい。           






東京駅と同じ建築家が手がけた旧盛岡銀行(…上の写真は
一昨年に撮影)は、現在修繕工事中




御姿を拝見できず残念ではあるけれど、「過程」をみることができました。
他の方のブログですが、中は、3月の時点でこんなかんじらしいです。  
実際に銀行として使われていたときは、それはそれは素敵だったそう。  
これからどんな空間になってゆくのでしょうね。            









岩手旅日記/冷麺、じゃじゃ、ひっつみ







秋田〜岩手旅日記、つづき。盛岡滞在中、名物も色々いただきました。
上の写真は、お蕎麦。ワンコではないやつ。(Photo by ユタカさん)




冷麺。辛さを選ぶの、どうしよう。と迷っていたら、地元っ子がベツカラ
(別辛)と伝えるとこうやって、キムチを別皿でサーブしてくれるのだと 
教えてくれました。いいシステムだ。徐々に辛くして、ウェイターさんが
言っていたとおり、お酢を入れても美味しいことも知りました。    





酒の席では東北人はお酒が強いんだなあ。という飲みっぷりにも感嘆。笑。






じゃじゃ麺で有名な「白龍」(パイロン)以外のお店での じゃじゃ麺も 
初めて食べました。ラー油やら、お酢やらで自分好みに味付けをして  
食べるものなので、二皿頼んで「だれそれ・じゃじゃ」と「だれそれ・ 
じゃじゃ」を食べ比べたり。ラー油が多めのも美味でした。      





これは、初めて食べた「ひっつみ」。小麦粉の生地を引っ張って
ちぎって("ひっつまんで")汁にいれたもの。これに似たもので
はっと」というのもあるみたい。知らない料理色々あるなあ。 







岩手旅日記/「六月の鹿」にワニ・仔猫









秋田〜岩手旅日記、つづき:岩手・盛岡にくるのは今回が3回目なの
ですが、六月の鹿というお店の名前は、宮城県・仙台で個展をした 
とき、企画してくれた小さな街)のお宅で、ショップカードを 
頂いて知りました。このパッケージに似た、細長いカードだった。 
デザインは盛岡を拠点に活動しているhomesick design)。  





今回の滞在中、"六月の鹿" には六月になる前に一回、いきました。
だじゃれのように、「シカ」に「ワニ」をあげたい!などと、中川
ワニ珈琲)をお持ちしました。(ちなみに、他の方にはワニ+
トラ=強そう、と、中川ワニコーヒーの豆と、寅印菓子店)の
お菓子を合わせてみたりしました。私はワニとトラが知り合いとも
知らなかったのですが、なんと今度二人で、イベントをするそう!




話をもどして、六月の鹿・六月になってからも、もう一回、いきました。
ランチに、トマトとチーズのサンドイッチ()を。細かく刻んだ   
黒いオリーブが入っていて、美味でした。              




窓の外には池と白い花がみえて、仔猫たちが警戒もせずじゃれていました。
春は窓の外に桜がきれいに見えるのだそうです。いいなあ、春にも来たく 
なってしまうじゃないか。と、滞在中から盛岡シックになりかける。   






二回目にいったのは私が東京に帰る日だったのですが、「今日(6/2)発売
だという雑誌「ブルータス」を見せてもらいました。も、もしかして…?? 




「あれ?似てますねー?」。そう、今、発売中のブルータスに載ってます。
なんというタイミングだろう。誌面と本人を並べて見られるとはね。  







ところで一昨年だったか、初めて店に行って帰京した直後に、六月の鹿の
夫妻に東京で(!)再会をした事があります。いやあ、あれには驚いた。
古い写真をひっぱりだしてみたら「77週間前」のことでした。     





今度は盛岡・岩手県公会堂、ダスティン・ウォンのライブで再会しました。
にこーっ。記念撮影。(Photo:レナさん)。次はどこでバッタリ会うかな。








岩手旅日記/早起きしたら神社仏閣・チャグチャグ馬コ・恵コ







秋田〜岩手旅日記、つづき:早起きしてしまった旅人にやさしいところといえば、神社仏閣。
初めて盛岡にきたとき?は、まちなかの桜山神社にいったけれど、今回は盛岡八幡宮へ。  



白い馬の絵も神々しい。

盛岡について次の日に散歩中、ふと通りの奥のほうに立派な赤い鳥居がみえたので、
あの場所は?と聞くと、チャグチャグ馬コの終着点なのだと教えてもらいました。 





チャグチャグ馬コの「チャグチャグ」というのは、鈴の音のことだとか。たまたま、ハンドバッグに
鈴をつけていたので、チャグチャグ恵コだね、こりゃ。ちょこっと日程ずらたら見られたね。馬コ。




本殿の傍らに、十二支を祀った小さなお社がずらりと並んでいて、この箱は絵馬があるはずのところ
なのかな。何かいい字だなあ、と思って写真におさめました。帰京後、筆跡をまねして書いてみた。





やっと本殿にたどりつくと、いいタイミングで朝の神事が始まりました。しゃん、と背筋が伸びる。
写真を撮るのはやめて、カメラはポッケに、小声で祝詞をまねたり、お辞儀したり。       





いらっしゃーい。よぉ〜こそぉ〜、と、のんびり言ってそうな、のどかなお馬さんたち。@ 八幡宮





足元には、写真・右の仔馬がいました。写真左は別の場所、長福院不動堂というところの門です。
教えてもらって見上げると、そこにウサギが。えっ!なぜ・・・(調:つきのみや神社みたいに 
うさぎが祀られているのかしら…)と驚いて他のに気づかなかったけれど、十二支・全てある? 
みたい。次にいったらちゃんと見てみよう。                        




上の写真は、不動堂の仁王。うさぎの像と同じく、少し丸みがあって、
迫力と同時に愛嬌というか愛らしさがあるね、いいね。双子みたい。 









岩手旅日記/かわいい子(作品)には旅をさせよ?






秋田〜岩手旅日記・つづき。前日の夜遅くに盛岡に着いたので、朝になって
じゃーん、ひさしぶり!というかんじで壮大な山々を眺めつつ、宿で朝食。




こんな駅前でも山が見えるって、うーん、いいねえ。
…と、手前に見慣れたものが…。



おー。叔父の文字(かもめの玉子)はっけん。滋賀に住む叔父の文字を、
岩手で、東京っ子の姪っ子が見ながら朝ごはんを食べてるってシュール。
絵かきの仕事とかって、こうやって自分(この場合、おじ)が行ったこと
ない(かもしれない)場所でも自分の作品が見られてるってことなのだ。
大手出版社の雑誌や書籍の仕事は、全国の書店にならぶわけだし。   




以前、私も豪州のワイナリーの看板の仕事をした
ことがあるのだけれど、私がいったことない町・
メルボルンに「辻さんの絵の看板があった!」
 トーキョーバイク方が写真を送ってくれっけ。 
作品は作家以上に遠くまで、広く旅をするのです。
かわいい子(作品)には旅をさせよ。なのかな。
なんだか、うらやましいな。身軽な我が子よ。 








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