2015/08/11

個展準備日記:冊子の打ち合わせ→ うろこ雲、あれから30年 ・・・✈






次の個展のときに出す小冊子のデザイナーさんとの打ち合わせ日が急遽きまり、
ダダダッとラフ作り。〆切って偉大だなァ。銀座は画廊めぐりなどで慣れた街だ
けれど、ちょっとお茶するならココ、とか思いつかず提案した店は、夏休みの 
せいか長蛇の列だったよう。先に着いていたデザイナーさんが穴場?の店を  
教えてくれて、よかった。肝心の議題、今回の冊子は新作の出品作というよりも
第40回目の個展と、節目であることもあり、過去の作品、今までの経緯を中心に
する予定。最近私の絵を知ってくださった方にもご覧いただきたい古い作品は、
今と印象が違うだろうか、同じだろうか?…10月をお楽しみに!       

      ↓






辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower
会期/2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休み
会場/ギャラリーみずのそら(東京・西荻窪)










帰り道、空を見上げるとウロコ雲が出ていました。調べてみたら、イワシ雲、
サバ雲とも言うようです。季語としては秋。暑さもピークを超えた?かな…?
明日は日航機墜落から、30年目。前に書いたかもしれないけれど、同級生が 
乗っていた。他の、先に逝ってしまった人たちの時のことだって悲しいけれど
彼らの命日は大体、意識することなく、日常とともに過ぎていく。(次の個展
会場のオーナーだった恵子さんのは覚えやすい日で、忘れないだろうけど)。
毎年、命日に特番が組まれるのは、私が見送った人の中で、アノ子(たち) 
だけだ。飛行機事故のことだけじゃなく、日本の夏は広島、長崎、御巣鷹山、
終戦記念日と、生と死、政治と民、といった重い・重要な、忘れがたい・  
忘れてはいけない主題の特番が組まれる。なまじ、飛行機事故のことは   
少しでも関わりがあるので「しりたい」と「しんどい」の戦い。本当に   
戦争や事故、実体験したり、遺族だったら、心痛、いかほどかと思う。   
真摯に視聴しつつも、少しキャパを超えたら、無理せずチャンネルを    
変える。311の時(津波の映像を毎日)の感じを思い出す季節が、夏。   






坂本九さんの奥様は、いまだに現場には行けていないのだそうだ。
「上を向いて歩こう」。この日記のようなものを書いた後に、出版社
(音楽之友社)のウインドウで、彼の笑顔を見かけました。    






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