2018/05/12

銀座で音に関する展覧会2つ:頭上にベル→ 足元に金管楽器







4/12(土):集中して制作した次の日は、すごく盛りだくさんな日でした。
まずは銀座へ。外国人観光客が急激に増えたからか、純和風?な、提灯を
吊るしたウインドウディスプレイを見た。地元人(母国が日本の人)から
見ると、お盆提灯だとか、霊的なものを感じてしまうけど、こうやって 
見ると、純粋に、あ、綺麗なもんだなあ、と再認識をしたりもする。  
日本にきて、自分たちと同じような(ユニバーサルな)ものを見せられる
よりは、固有のものだったり、独自の文化だったりの方がきっと、楽しめ
るんだろうなあ、でも、えっ、ここって外国人には面白く感じるわけ?と
驚くような、地元民が気付けていない良さや素敵なことなんかも、きっと
あるんだろうなあ、などと考える。初めてヨーロッパに行った時、ああ、
夜が暗い!すごい素敵!とか思っていたし、私。話は戻って、たまたま 
音に関連がある展覧会を二つ見る。メゾン・エルメスでの、ミンチャ・ 
カントルのインスタレーション作品「風はあなた?」は、来場者が、  
割と重い扉を開けると、その動力で(というと無粋ですね)天井に   
吊るされた沢山のウインドベルが鳴る仕組み。最初、センサーで鳴って 
いるのかな?とベルの下を歩いてみたりもする。あ、そうか、そういう 
仕組みね、と理解して(無粋ですね)、音は聞きたいが私が扉を開けない
限り、しばらく誰かが入ってこない限り…(今日は色々いかねばならぬ)
と、割と滞在時間短めに、その展示室を出る。そして、資生堂ギャラリー
での蓮沼執太さんの「〜ing」展へ。*偶々、数日前に「執」という字に 
ついて考えていたところに、「執太」さんとは!とハッとしたりもして。
余談ですが。特に深い話でもないですが:その話はここでどうぞ。   



金管楽器の演奏者でもある岡田カーヤさんがインスタグラムに
写真をアップしていて知った展覧会。うまく説明できないんだ
けれど、アルミの加工をしてあるシートを貼った、音が響き 
やすい床の上に、金管楽器(ホルンや、フルートなど)の部品
が散らばっている。その上を歩いてよろしい、と。     


*下の動画、かなり音が出ます。注意*




躊躇する人が多かったけれど、ワシワシ歩く。いい音。ツルツル、
丸っこいものが多いので、転ばないよう、お気をつけて。
@これから行かれる方。この日の芸術鑑賞は、これだけで
終わらず、場所を浅草橋に移して…。(続きはまた後で)





あー、鳥が右から左に 〜 ガタンゴトン・・・電車が左から右に
〜 今度は船が右から左に!と、面白いタイミングで行き交って
ました。*次の場所の開場時間を待ちながら、隅田川沿いにて。






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