2017/09/29

久しぶりの外出







佐渡旅の最終夜、熱を出してから東京に戻り、しばらく療養で家にこもった後に
久しぶりの外出(9/28)。見知った景色なのに、ワクワクしてしまいました。 
画材を買って、駅で初めて修悦体を触ってみたり、移動して外食(お粥)を食べ
合同展をみて帰る。咳も出ず「普通のこと」ができるありがたさよ。     


□ □ 



次の日(9/29)も、ちょろっと外出。銀座へ。



銀座一丁目の駅でおりて、京橋に歩いて、
ギャラリー椿での小林健二さんの個展へ。
学生時代に、たまたま学校の近く水道橋の
画廊で彼の展覧会をしていて、青く光る 
土星が小さな鉄の箱の中でゆっくりと  
回る姿に夢中になって、会期中、何度も 
通ったことがあるのですが、今回は、その
作品がさらにもう一つの箱の中に閉じ込め
られ、わきにランプが灯されているような
作品があって、微笑ましかったです。  





2017/09/25

笹井啓資・著「0歳からの がん教育」の装幀画を制作






ロギカ書房より2017年9月25日に刊行された笹井啓資(けいすけ)・著
「0歳からの がん教育」の装幀画などを辻恵子が制作しました。

Amazonでの詳細ページはこちら




装幀画は貼り絵、扉絵と章の始めにワンポイントに入っているのは切り絵です。



原画が戻ってきました。おかえりー。 *2018/7/18





2017/09/23

佐渡島でのイベント「ハロー!ブックス2017」







昨年初参加したイベント「ハロー!ブックス」、今年も参加します。






作品発表(展覧会)は、新作を中心に構成。






両日、ワークショップ「葉っぱで便箋に模様をつけて手紙を書く」を開催します。
初日は、いぬんこさん、玉置標本さん、夕(せき)書房の高松さんとのトークも。






秋田のシルクスクリーン作家・6jumbopinsの京野さんデザインで
布物の新作雑貨:エコバックとTシャツも制作しました!   







今年のスペシャルゲストは、南伸坊さん!2004年に雑誌「BRIO」

恵子作品をご紹介くださったことがあり、とても励みになりました。
やっとお会い出来る!と楽しみです。また、昨年のハロー!ブックス
でもご一緒した玉置標本さんの同人誌「趣味の製麺」の最新号を、 
私の展示室でも数冊お取り扱い予定です。製麺機の写真にハサミを 
入れて人物像を切り出した切り絵作品が一点掲載されています。  



「趣味の製麺」に掲載された、この絵の原画も展示予定です。





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ハロー!ブックス2017


日時:2017年9月17日(日)・18日(月・祝)9時〜16時


会場:旧川茂小学校
入場料:一日券 大人1200円、高校生以下700円
*3歳以下無料 *ワークショップは有料のものがあります
参加作家:南伸坊(イラストレーター)、100% ORANGE(イラストレーター)、川島小鳥(写真家)、
チャンキー松本(絵本作家)、いぬんこ(イラストレーター)、辻恵子(切り絵作家)、
犬飼とも(造形作家)、宮城マリオ(エアギタリスト)、のそ子(羊毛フェルト作家)、
せこなお(ぬいぐるみデザイナー)、玉置標本(ライター)、おじゃるず(パフォーマー)、
チャタ(パフォーマー)、夕書房(出版社)、佐渡島鳥類研究所、剱持紀幸(映像作家)、
ムッシュレモン(婦人倶楽部プロデューサー)、小野智美(『50とよばれたトキ』著者)、
ズビズバー(音楽家 西本さゆり、西本賢)
オフィシャルページ:http://hellobookssado.com/2017/







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今年のポスターは100パーセント

オレンジさんの絵です


ハロー!ブックス2017 


今年も佐渡の南部川茂地区の旧川茂小学校を会場に編集者、イラストレーター、
絵本作家、写真家、音楽家、出版社、パフォーマー、造形作家、エアギタリスト!などなど 
ありえなーい!!先生方の展示、授業、ワークショップなど、 夢のような本の学校が開校します!!!
おもえば、、5年前の佐渡の図書館・図書室の縮小問題がことのおこりでございました。
おかげさまで、なんだか図書館・図書室が充実の方向に向かっているように一般市民的には感じております。
あれからハロー!ブックスは5回目になります。 
今ではハロー!ブックスの輪が広がり、佐渡に行ってみたい〜参加してみたい〜と言われるくらいまで成長しました。
さあ!今年もときめくゲスト=先生をお迎えして ハロー!ブックス開催です!



ハロー!ブックス実行委員会 代表 生徒会長 田中藍 

*転載承諾を頂いた上で、Facebook投稿より一部抜粋

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佐渡:ハロー!ブックスでの辻恵子展「絵葉書や切手から」








辻恵子・切り絵作品展「絵葉書や切手から」@ ハロー!ブックス2017





朝日新聞・東京版の「私の描くグッとムービー」の原画や、


国際紙パルプ商事の広報誌「TSUNAGU」のための作品原画も初公開。


おけさガールズと、宇多田ヒカルさんのMV「花束を君に」のフォトプロップス




ワークショップ用に作った、私製ポスト



ここまでは、ハロー!ブックスの参加作家のお一人でもある剱持紀幸さん撮影、感謝!
(私のブログに使うためにサイズを小さくしたりと画質が落ちてます、ごめんなさい、 
綺麗な写真はフェイスブックのアルバムにてどうぞ、こちらです)下は私の写真で:




展示室、入り口




今回の会場は元・校長室だったので、
トロフィーでも飾れそうな棚もあり、
小さな作品や今まで手がけた書籍の 
仕事などもご覧頂きました。    




今年のハロー!ブックスに合わせて制作した、
6jumbopinsとの布グッズも展示・販売しました。





今年のハロー!ブックスのメインビジュアルを制作
した、100パーセントオレンジ・及川さんの絵を
目の前で切り絵にしてしまった(昨年もやったなぁ
チャンキー松本さんのチラシで)。       

*写真左はデザイナーの森あやさん、右が及川さん






        





2017/09/21

西荻案内所・企画「佐渡のお土産展」 @ もりのこと



新潟・佐渡でのイベント「ハロー!ブックス2017」に、東京・西荻窪の
商店街で長年愛されてきたピンク色の象(二代目)を運んできてくれた
西荻案内所の企画で、2017年9月20日〜9月21日、「佐渡のお土産展」が
もりのこと(東京・西荻窪)で開催されました。辻恵子のTシャツや  
トートバッグ、絵葉書やステッカー、「貼り絵の作りかた」の佐渡版も 
お取り扱いいただきました。「貼り絵の作りかた」の佐渡版(たらい舟に
乗って読書する少女の像が作れるもの)は、最後の出荷となりました。
*現在、品切れ状態。貼り絵キットのみの販売は現在取扱店にあるのみです。














2017/09/20

佐渡:ときわ丸で両津港〜新潟港〜新幹線で帰京








9/20:佐渡でのイベント「ハロー!ブックス2017」が終わって
帰る前の晩に高熱を出したものの、何とか帰路のカーフェリー
乗船。本当は夕方の船に乗る予定だったのを早めたら、初めて
乗る「ときわ丸」でした。                


佐渡の覆面アーティスト・婦人倶楽部のポスターに写ってる船。




旅とフェリー

今回、作家仲間の皆さんと車で移動するときに
ほとんど、BGMは婦人倶楽部でした。    





初めて入る「ときわ丸」の船内は




ホテルみたいな重厚な雰囲気もあって素敵でした。



佐渡弁の壁紙。「かか」「とと」…。
(「とと姉ちゃん」と同じだあ)。 



病み上がり(というか真っ最中?)なのに
船の上でカレーを食べました。半分だけ。



昨年、初めて佐渡に来たときに両津港で 
手に入れて美味しくて感動した、とち餅も
しっかりゲットしました。       

旅仲間は生で見たというトキはパッケージだけで鑑賞。






一通り見物と食事を終えたら、船室へ。
行きは二等室で雑魚寝だったのですが、
帰りは一等ジュータン室にランクアップ
してみました。行きほど混んでなくて 
(平日ですからね、空いていると行っても
いいくらい)、船酔いもせずウトウト。






窓の外にカモメ




一緒のカーフェリーに乗っていた参加者の方の車で
新潟駅まで送っていただいて、新幹線に乗り込んで
からは記憶ほとんどなく、寝てました。     


\おかえりー/            

東京駅まで切符を買っていたんだけど何となく

上野で下車。今年も濃厚な佐渡の旅でした。 
お仲間によると、サドレナリン、ってのが  
あるらしい?アドレナリンのような何か。  
それが切れて熱が出ちゃったかなあ。帰京後、
しばし安静にする日々が続きました。    

(これにて旅日記はおしまい!)




2017/09/19

佐渡:ハロー!ブックス後、高熱を出す前





9/19:佐渡でのイベント「ハロー!ブックス2017」が終わった翌日は
午前中に会場に立ち寄って少し残務をしたり、コーヒーを飲んだり。
昼前に怖い思いをして(個人的に)、泣きながらカツカレーを食べ、
ドラマ「カルテット」の「泣きながらご飯を食べたことがある人は 
生きていけます」という台詞など思い出す。疲れもたまってたんだと
思う。お恥ずかしい限り。凹みすぎてメソメソしていたらカフェへの
ズビズバーの西本さゆりさん達が海辺のカフェに連れ出してくれる。




海辺で深いぃ話をしてるとこ。話の内容は内緒です。
私の手に乗っているのは、そのカフェで注文を待つ 
人のための番号札のような役割で渡されたものなの 
ですが、たまたま象だったのにもびっくり。    


今回のハロー!ブックスの注目ポイント(?)と
しては、東京・西荻窪の商店街に吊るされていた
ピンク色の象が何と佐渡にやってきたこと。  



象づいてますね。タグを見ると
ディック・ブルーナの絵から 
起こしたヌイグルミでした。 





\ごらん、畑が見えるよ/

いぬんこさんに写真を撮ってもらいました。
生垣の向こうは断崖絶壁!?と恐る恐る  
みてみたら畑が下にあったので、ホッ。  



そのあと、歴史伝説館に行きました。やたらハイテクで迫力ありました。 
日蓮さんも関わりがある土地なのね、佐渡…。「ツルの恩返し」も佐渡が 
発祥なのだとか。「おけさ」は娘の姿に身を変えて、蕎麦屋をもり立てた 
猫の話?など、さっきまでシクシク泣いてたのが嘘みたいに楽しむ。   



ミュージアムショップには、あのジェンキンスさんのパネルが。
充電式なのか…ジェンキンスさん…。お会いしたかった。   



それにしても、佐渡のお土産がずらりと並ぶショップに、
自分で作った佐渡いTシャツをきて入ってしまったのは 
ちょっとどぎまぎしてしまいました。「東京」と書いて 
あるのを着た人を、正に東京で見るような気恥ずかしさ。



タコ獲りに行ったみなさんより先に宿に着いて
夕日が沈むのを眺めました。



バーレッスンのようなことまでして。海風に当たりすぎたのか、疲れが 
たまってたのか、このあと、高熱にうなされるとは…。大事に至らず、 
よかったけれど、同じ宿のお仲間、ご迷惑おかけしました。 >_<