2011/08/12

お盆とフロスト








「かがく12号09」って強そうだな。  
…と眺めたもの、これは:      



福音館書店の倉庫から届いた、「マークの
なかにかくれたかたち」の包みです。  

*「かがくのとも」「12」「2009」 
=先ほどの「かがく12号09」(笑)




この本と、「かくれたかたち 1 2 3」が
品切れしていた、根津の画廊・喫茶  
りんごや に持って行きました。(上の 
画像は原画展を開催した時の写真です)
絵本は、すべてサインをいれてあります
(りんごや以外でも、このリストにある
雑貨店や画廊では、サイン本がお求め 
頂けます:コラボンは一部サインなしも
あり?)*サインの入っていないは 
お近くの書店で取寄せ可能です!   




りんごやで展示をしていた時に時々 
会った猫達には、この暑さのせいか 
遭遇しなかったけど、りんごやの  
近くのお宅のペットのカメにご挨拶。


「お暑うございますね。」 

「ん?水の中は涼しいよ。」



 …と、言っているかのようなカオ。 





鳴き始めが遅くて心配していた蝉も
夏空のもと、元気にミンミンないて





気が早い奴らは、すでに息も絶え絶え。
たぶんこの写真の蝉はもう、動かない。
一匹、羽が欠けてアスファルトの上で 
もがいているのを見ました。そのまま 
通り過ぎたら誰かが踏むかもしれない。
いたたまれなくて、落ち葉を掴ませて 
植え込みに移動させました。せめて、 
人に踏まれず土の上で眠りについてね。
     




昨日は 3.11から5ヶ月、今日は日航機 
墜落から26年。あの子も乗ってた。  
近い年の身近な人の死はあれが初めて 
だったな。かくれんぼの時、あの建物の
影に一緒に隠れたな、とか今でも   
思い出す。震災で大事な人を亡くした 
人たちも、いつか「思い出せる想い出が
あること」を喜べる日が来ますように。

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             まるうつし



こんなことを想うのは、お盆だからかな?
歩き疲れて、眠りこけて、起きて、ブログ
更新して、また寝て、(26年前に幼くして
永眠した友達より長く) 生きている私は 
また、起きるんだ(ありがたいことだ)、
なんて思っていたら、学生時代に読んだ 
フロストの詩の一節を思い出しました。 



Miles to go before I sleep.



眠る前にまだ何マイルもある。    
      ≒「眠る」前に、行く道がある。



 Stopping by Woods on a Snowy Evening
 
by Robert Frost /1923  → 日本語訳



…夏なのに、雪降る冬の森が舞台の詩を
ひっぱりだしてしまいました。  
納涼、納涼。(笑)       




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