2013/01/30

「ビバ!プリントゴッコ展」*辻・父娘が出品









ポポタムでの合同展に参加します。作家活動を始めてから今年の秋で15年、 
初めて父・辻賢二郎の作品と、娘・辻恵子の作品が同じ会場に展示されます。






「ビバ!プリントゴッコ展」
1月25日(金)~2月5日(火)*1月31日(木)のみ休廊
12:00 -19:00 *初日は15時スタート、金曜は20時まで営業

会場 ブックギャラリー ポポタム
171-0021 東京都豊島区西池袋2-15-17
(目白駅から徒歩7分) 電話 03-5952-0114

ちゃぶ台の上の印刷工場、小さな出版のおともだち「プリントゴッコ」。
製造元の理想科学工業株式会社における事業が終了し35年の歴史に幕を閉じました。
こよなく愛用してきたイラストレーター、デザイナー、紙もの愛好家たちが、
手のひらいっぱいの感謝をこめて、プリゴ作品の展示販売を行います。

参加作家:浅生ハルミン、蛙月庵、絵と木工のトリノコ、會本久美子と澤辺裕加、
コガアキコ、コチャエ、コニコ(カヤヒロヤ/高橋由季)、寒空はだか、嶽まいこ、
辻賢二郎、辻恵子、永岡裕介、早川純子、ぶりお、homesickdesign、
ますこえり、水上みのり、武藤良子、山口洋佑、yamasin 

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★ツイートの「まとめ」はこちら:https://togetter.com/li/406025

★ブロウでの関連記事はこちら:http://tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/vivapurigo



オープニング・アーティスツトーク】
1/26(土)18時~20時 寒空はだか、蛙月庵 +参加作家
プリゴヘビーユーザーのお二人を中心に参加作家もまじえて、プリゴの魅力や出品作品について
語っていただきます。 1000円(ワンドリンク付):定員30名

プリゴマニアックトーク】2/1(金)19時~21時
寒空はだか、蛙月庵、コチャエ、軸原ヨウスケ、ゲスト:山下陽光(アーティスト)
ヘビーユーザーが語るマニアックなプリゴネタと、印刷メディアとしてのプリゴの魅力と、あわせて
なぜ使われなくなってきたかの検証、プリゴ消耗品の代用の検討など、これからのプリゴやプリゴに
代わる媒体による発信と表現について語る会です。 1000円(ワンドリンク付):定員30名












1/2 記:ビバ!プリントゴッコ展 のためのキャプション(父娘、2人分)完成。
父に案内状をデザインしてもらった初個展から今年の秋で15年。父娘の作品が 
同じ会場に並ぶのは初めてで、感慨ぶかいです。              

興味深いのは、何版もかさねてプリントするほどプリントゴッコのヘビーユーザー
だった父から譲り受けたプリントゴッコを活用しようと盛岡での展示ときに  
プリントゴッコを使う旨、ツイートしたらビバ!プリントゴッコ展に      
お声がけ頂いたこと。                           

そして、じつをいうと私はプリントゴッコの初心者で父の作品はなかなかだ。と 
いうようなことをメールに書いたら父も誘って頂いたということ。父娘の作品が 
同じ展覧会会場に並ぶのはとても嬉しい。ちょろっと書いたことがグワッと   
つながったように思う。口は災いのもと、だけではない。           



追記



写真は私の父、辻賢二郎の作品の一つ。三重県伊賀の天神祭「だんじり」を 
模した土鈴と、ざくろがモチーフになっています。自分でプリントゴッコを使い
何版も重ねることの難しさを実感してから改めてこの作品を見ると、ざくろの 
部分のグラデーションなど、信じられない。尊敬の眼差しで眺めてしまいます。




こちらは三田にあった「とん亭」閉店の際の挨拶状。
いったい、何版刷りなんだろう・・。       




中段の絵は、自宅です。ぱきっとしたシャープなものもよいけれど、
このボワンとした色合いもすき。ちなみに、黄色い服の人が私です。





プリントゴッコ初心者の娘の作品。赤と黒の紙に月とうさぎと木を金色、銀色で刷ったレターセットは新作です。仙台のユトリコでも
お取り扱い頂く予定です。盛岡でのcartaのcarta展」で制作した葉書「スノー」と、赤と黒の人物像の絵柄の葉書とレターセットは
東京・初おめみえ)。犬とヘビのモチーフや、河童も。会期後もポポタムでお求め頂ける事になりました。            





会期中、沢山の方々に父の作品を見て頂けてうれしかったです。最終日、搬出の
頃には関係者には「賢二郎さんの娘の恵子さん」と呼ばれるくらいでした。上の
写真は、私の作品。初めて父娘作品が同じ会場に並んだ感慨深い展覧会でした。




天然生活 2013年 02月号 [雑誌]

「天然生活」2月号巻末の
Informationページでも
同展覧会についてご紹介
きました。    





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