2013/06/09

生で制作する人々(ものがたりを、音楽を、絵を)






京都から戻った翌日、二つも、行きたいイベントがあって、どうしよう。
旅づかれしてるかもしれないし…と思ったけれど、いや、今日しか見られ
みられないのだから!と両方行きました。(そして案外、元気だった)。
まずは雪舟えまさん・東直子さんのトークイベントへ。トーク、お二人 
それぞれの朗読、そして二人の掛け合い・即興の物語づくり。ホヤの話。
が終わったところで、後ろ髪ひかれつつ、会場を出る。        



休憩時間に、東直子さんにサインいただきました。ちゃっかりね。
朗読のときは目を閉じて聴いていた。即興で物語を作るパートでは
目を開けて話者を観ていた。お二人も、朗読では本に目をやり、 
即興での創作のときは前をみていた。そんなことが興味深かった。







向かったのは、WOOD WORK。家具のショールームの地下の工房が
会場でした。物を作る道具は美しいなあ。機能美、ってやつかしら。




観たのはしゅんしゅんさんのライブ・ドローイングと、宮内優里さんの
音楽のイベントでした。*(アーティストに掲載の許可を頂いてます。
感謝!)。しゅんしゅんさんの絵は、父のペン画を思い出すのだ。  
緻密だけど、ふわっと柔らかい。これはのプリントゴッコ作品   
      ↓






しゅんしゅんさんのドローイングといっしょにパフォーマンスを
していた音楽家の宮内優里さんの演奏は、初めて生で拝見したの
だけれど、以前ブログにも書いた(私の大好きな作家の一人) 
 鯱丸邦生さんの関わる仕事(上の動画)の音楽も宮内さんで、  
HPでダウンロードできる音楽を拝聴していて親しみあり。  




製作方法をしらなくても、好い音楽なのですが、彼の音楽は制作する
過程(一人で演奏した音を機械で重ねてゆく)もとても興味深い。
それを生で観るのは、ぞわっとするほどでした。それは、この日観た
生で制作する人々(ものがたりを、音楽を、絵を)すべてに感じた・
体感したことだけれど(ゾワワ、っと)。            




広島にお住まいのしゅんしゅんさんにも久しぶりにお会い出来て
嬉しい、濃厚な一日でした。終演後の笑顔、さわやか。    







帰り道、シャポーに浴衣の紳士を見かけました。粋だね。夏だねぇ。






著者 : 東直子
ふらんす堂
発売日 : 2011-01

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