2014/04/28

日めくり長野旅:松本・ようさん工房と、温石








安曇野・バナナムーンでの「日めくりの日々」搬入の旅日記、つづき。
途中下車した松本では、あまり観光はしなかったのですが、主にどこに
居たかといえば洋服の仕立てをしている、ようさん工房)でした。
初めて百瀬陽子さんの作品を手にしたのは個展会場のバナナムーンで、
そのあと東京での展示のときに、作家ご本人にもお会いして。松本に 
行くのですがアトリエ訪問できますか?と問い合わせてみたという訳。
蔵づくりの二階がアトリエです。*ショップではなく、イベントを開催
しているとき以外は予約が必要かも。詳細ブログでチェックのうえで、
おでかけくださいませ。                     




いろいろ試着させていだだきました。





そしてこれを購入。松本のあちこちでのイベント「工芸の五月」の 
一環として、ようさん工房では「ふつうのふく」を開催なさるそう。
この題名についてのお話や、「ふつう」について茶飲み話しました。

*追記:ようさんのブログでの展示についての紹介記事、こちら






ミシンの表面のシミ?が、左腕を拡げた女の子みたいに見えました。



猫も抱えてたりして。工房ヌシの "ようさん" に、松本と岩手の盛岡は
山・川・城(盛岡は城跡)・工芸…と、なんとなく似た雰囲気がある 
という話をしたあとだったのだけど、このシミをみて、盛岡の喫茶店・
carta(カルタ)の、お坊さんのようなシミを思い出す。これ。   
                     ↓



  






おしゃべりしつつ細々とした作業をお手伝い。ようさん、トレーシング
ペーパーを裁断する。じゃばら豆本を折る作業をする私。工房の案内状
などは、いつも素敵だなあ、と思っていたら、写真やデザインをお姉様
モモセヒロコさん)が手がけてらっしゃるとか。素敵姉妹!ヒロコさん
私のとなりで糊付け係を。 *メモ:ヒロコさんと北書店の記事





次は完成した「ふつうのふく」のカタログを、ようさんが切っていた
トレペに挟み込んで、わんこそばのようにミシンの脇に置いていく。




それを、ダダダ、と ようさんがミシンで袋状に閉じて、お姉さまが
カッターで周りをトリミングし…と、気持ち良いほどの流れ作業。 
「まだやめたくない!けどゴハンをたべ行かねば!」と途中で抜けて、
再び作業に戻って、と、なんだか面白い旅先の夜でした。    







夕食たべに出かける途中、松本の猫に会えました。
顔だけ出して「コンニチハ」。「ダレデスカ」。 




夕ごはん、あそこに行ってみたいんです、と、リクエストした場所に
連れてっていただきました。松本の桜(ちょっと散りかけ)を撮って
たら、遅れをとりましてブレブレ。ずんずん進むガールズ。    




日本料理のお店・温石(おんじゃく)は普段はコース料理なのですが
四月だけ、おうどんのメニュー。私は酒粕うどんをいただきました。

(メモ:器の話を、帰京後に発見。→ こちら)(そして紹介記事も)





ようさんはカレーうどんをご注文。少しスープを味見させてもらったら
ココナツの香りがして美味しかったです。次来れるときはコースかな。






辻恵子展「日めくりの日々」@ BANANA MOON (長野・安曇野)
5/27(火)まで開催中です *水/休→ 【詳細はこちら!】    












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