2014/08/05

ナポレオンフィッシュの唇・親しみやすさと藝術性







昨日よりも暑くなります、と恐ろしいことを天気予報のお兄さんに言われる日。
今日は外出したくないと思ったけれど書類をそろえて、パスポートセンターへ。
古い旅券にVOID(無効)のスタンプが押される。10年間、ありがとう、   
おつかれさま。あとは新しいパスポートができてくるのを待つだけ。     
海外合同展の旅程も決めなければ、あせるなぁ、あせってはだめだ。     
銀座の街角に、毎年恒例?水族館が。しばし、目から、涼む。        

*追記*



"海外合同展" = こちらです!



ぶちゅー。すごく印象的な唇ですこと。ナポレオンフィッシュに
キッスしたら、すてきな王子様になったりして。たらこ唇の。 
たとえば、ミック・ジャガーみたいな。           





水槽越しに見る数寄屋橋交差点も素敵だった。魚観察しおわって、さてどうしよう。
でかけたくないよぅ」だったのが「せっかく出かけて来たのだから…」変わり
画廊を3つ、ハシゴする。gggで ひびのこづえ展。TV番組「日本語であそぼ」の 
衣装など、親しみやすいアート性。次、資生堂ギャラリー…は、大掛かりなわりに
開けるのか覗くのか、などなどよくわからないところが多かった。私が入場する時
入れ替わりで出て行ったご婦人が学芸員に"資生堂なのにつまらなかったわ、おばか
さんね"と言った。辛辣だなあ、と驚くも、それは信頼・期待しているから[こそ]の
辛辣さだ。愛あればこそ。ご婦人。貴女、かっこいいよ。おべんちゃらなんか、 
いらない。しかし何となく作品のモヤモヤだけが残り(感動も合点もせず)後味が
わるかったので、パナソニックでエール・シャロー展も見る。こちらは建築展。
ガラスと木と鉄、が共存する空間の家、そして家具。しゅっとした世界。建築家が
作る家具は興味深い。実際には座れない展示物の座り心地を、脳内で想像する。 
もう一つ常設?のルオーの豪快さにはワハハ、となる。お皿の両面に、絵具を  
これでもか!とぬりたくった作品とか。コンセプトはこれです、なんて弁明を  
しなくても、何だか分かんないけどすげえや!という作品もあり、「ほら、   
わかりづらいでしょう?アートだよ?」という作品もある。分かりやすいと   
藝術性が落ちるなんてことあるんだろうか?難解さ=藝術ではない。      
親しみやすさと藝術性、について考える日。                 







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