2014/08/29

表参道→ 浅草、いちじく恵まれっ子







電車の車掌さんの制服に秋を感じる。半袖を着ている人もいたけれど。
キビキビとよく動く手だ。                    



山 洋平さんの「星と大地の間」を見にゆく。フランスを拠点に活動している日本人の
アーティスト。ご本人にもお会いできました。写真とってもいいですよ、とだった
けれど公開してもいいかどうかわからないので案内状だけ。          



何故みにいったかというと


フランスでの合同展に参加することになったのだ、と
いう話をしているときにフランスで活動している方が
いて、こんど展覧会があるみたい、と教えてもらった
のでした。その話を、山さんにもすると、わー、  
フランスで(ボクに)つながりましたか!と。本当、
どこでどう話が、人がつながるというか、作品との 
出会いがあるかっておもしろい。         






実際作品を見たり、作者に会うことで、わーっと伝わる波長のようなものが
あるなあ、と実感して(& 自分の展覧会、不在ですみません…)、握手をし
画廊をあとにする。会場は、子供の本が多くあるクレヨンハウスの近く。 
帰り道に立ち寄ると(CDの絵を担当した歌手)野々歩さんの声がした。  
BGMで、かかっていました。ちょうど、山さんと絵の伝わり方;言葉が  
通じない人にも絵は伝わる、音楽もそうだけれど歌詞や小説などは訳す  
必要がある、という話をしていたところ、いや、音楽というか声もまた。 
浸透力としてはすごいものがあるね。今日はまだ用事があるので折り返し 
駅に向かう。表参道のおしゃれな駅の中の店店、ざっと見て、電車に乗る。






次の目的地の浅草で下車、使ったことのない改札を出ると、こんな光景だった。
さきほど見ていたキラキラ・ピカピカの真逆だな。面白い、東京。どちらかと 
いうと私、こっちのほうがすきだけれど。それにしてもすごい風格というか。 
DVD売り場のはじっこに矢印があり、ここからああいくと色っぽいのが    
置いてあります ←(要約)というような貼り紙まであって何だかもう。    




駅を抜けて、雷門。ずらりと人力車のお兄さんたち。アイ・アム・ジャパニーズ。
アイ・リブ・イン・トーキョー。アイ・ドント・ニード・ジンリキシャ。だけど 
浅草は日本土産の宝庫、もしかしたら海外合同展で行くときに、あげたいもの、 
見つかるかなあ、と仲見世通りをのぞいてみる。今日はいいや。先をいそぐ。  
だって、お腹が空いたよ。ぽんぽんぺこぺこだよ。あの店開いてるかな、    
この店のは重そうだものなあ、とかキョロキョロしていたら、         
辻さん!と声をかけられる。カワウソ(M)だった。             

*Mサイズのカワウソではなく、写真家二人の事務所・カワウソのMさん。   





はらぺこを察して、いちじくを恵んで頂きました。恵まれっ子、恵子。  
でも、くれるといったのは交差点。「かぶりつくの?ここで?」いやいや、
蔵前のマドンナがきれいに剥いてくれました。たまたま別の店主も来ていて
しばし立ち話。よく旅をするセンパイたち。海外合同展で旅する時には寄る
予定はない別の町の名物を聞いたり、行くことになるかも??しれない国の
の話をきいたり。誰がどこに行ったことあるって、案外知らなくて楽しい。






いちじくでリフレッシュして、浅草橋まで歩く。あ、電車が来てる!と慌てて
撮ったので斜めになってしまったけれど、この山形のポスターすきだった。 
「キミとと山形」だから、が終わったら見られなくなるのかな。残念。  
右上にあるコピーは、「知れば知るほど、知らないキミが居る」。     









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