2015/09/07

個展準備日記:貼り絵を作る・宗教美術を、あっけらかんと飾る








今日は、幾つか貼り絵作品を制作。切り絵も貼り絵もドローイングも、ペインティング
だって、作品ができてくるのは、どこまでが自分の意志なのか、というのが分からない
不思議な感覚。素材がどうなりたいかに、耳を澄ますようなかんじ?何も実体がない 
ところから目に見えるもの、聴こえるもの、読めるものに具現化させるのが表現する人
や、職人さん(…以下省略)のオシゴト。こういう(頼まれたイラストレーションの 
オシゴトではない、自発的に作る)作品に関しては、自分が深く関わっているのに、 
他人ごとのように「わー、こんなふうになりましたか!」と驚いたりもします。  
普段、切り絵作品には題名をつけないけれど、作りながら、めずらしく題名が頭に 
浮かんだ作品でもあります。完成作品は、個展会場にて。どうぞお楽しみに。    
  ↓



辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower
会期/2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休み
会場/ギャラリーみずのそら(東京・西荻窪)






追記



ところで、伎藝天の葉書を、窓辺オフィスのPC前に移動してみました。秋篠寺の
薄暗い本堂?で見てるときの感じ、思い出した。ところでオランダにいったとき
インテリアとしての仏像をあちこちで見かけました。宗教色がない、荘厳という
よりは、あっけらかんとした感じは日本におけるクリスマスをキリスト教文化が
根付いた国の人が見たときの感覚に似てるんだろうな。           




ま、伎藝天の左側にはマリア様がいるので、
人のこと言えませんが:笑。






回想:(アムステルダムの)EYEのミュージアムショップにて。
あっけらかんと宗教色ゼロなブッダ。たしか、ヌイグルミのよな
グッズもありました。ほほえましい。泊めて頂いた友人宅の近所
には、仏像のポスターが貼ってあったり。新鮮でした。    




回想:インテリアとしてのブッダ in ナールデン、オランダ。
車の窓から見かけただけで写真がないのですが、欧州旅の 
目的地だった合同展「PAIER-紙」展の会場のあるフランスで
道端に聖母マリア像が、まるで、日本のお地蔵さんのように
ところどころに見られて、宗教は別なのに佇まいが似ていて
興味深かったです。オランダはプロテスタント(偶像崇拝を
よしとしない)、フランスはカトリック(偶像崇拝を許容)
という違いも感じられた景色。             
















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