個展準備日記：送る、届く。自作封筒が、本の表紙に。

個展の準備期間。案内状の宛名を、

おおかた書き終えて、散歩へ。　　

電線にとまっていた雀が…　　　　

↓

他の群れに驚いて、「ぶわっ！」と一斉に飛び立ったのが迫力の光景でした。　

今日ポストに入れた案内状の束も、この鳥達のように「ぶわっ！」とアチコチに

飛んで行く。今日だしたのは、主に東京の方々にあてて。昼間に出した第一便　

（友人たち宛）は近所から投函したのですが、夕方に出した第二便・芳名帳を　　

みながら書いた案内状は、電車にのって、投函してきました。　　　　　　　　

＊

出かけて行く便りあれば、来る便りもあり、家にもどると、取材をうけた、

この本が届いていました。（先程書いた東京駅から出した理由も、この本の

P133で、わかりますよ）。なんと、表紙の下の部分には私が作った封筒も　

登場しています。まだじっくり読めていないのですが、素敵な一冊。　　　

もうすぐ（9/19）発売です。→ 「手紙のある暮らし」（マイナビ・刊）　　

そもそも、なぜ私が（手紙について）取材を受けるのか

という理由として、親交のあるデザイナーの葉田いづみ

さんが、手紙といえば…と、私の名前を挙げて下さった

そう。「だからたぶんブックデザイン、葉田さんだろう

なあ」とは思っていたのですが敢えて聞かずにいて、　

届いた本の奥付を見て、うふふ、やはり！出会ってから

長いですが、お仕事ご一緒できたの、初めて。嬉しい。

＊

さて、もう一仕事。額装した感じも残しておこうかとスキャナにかけたら、

ぱとらっしゅ…（以下略）みたいな光景。…寝よ。今のところ徹夜してない　

けれど、こうやって過度な夜更かしせずに普通のリズムで、ツルの恩返し　

状態の夜なべにならずに展覧会できるようになったら（もっともっと）　　

年取っても展覧会できる気がするのです。　　　　　　　　　　　　　　　

辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower」

10月3日（土）～10月12日（月・祝）＊10/5（月）6（火）休み

会場／ギャラリーみずのそら（東京・西荻窪）