2016/06/02

奈良から帰京(個展は開催中!) ✿ < 蕎麦ぼうろと涙色の花)




\やっほー/

会場のNAOT NARAの入り口には、今回の個展に
あわせて刊行した私家版「貼り絵の作りかた」 
(型紙みたいに切って貼って作れる本です)で、 
NAOTの宮川シャチョーが作った青い服の少女が。




青いスカートが跳ね上がってるところと、本の指示どおりに
作ると下駄か水色の靴が出来るのを、赤いサボにアレンジ 
してあるのがさすが(靴屋さん)です。 :)       







三泊四日の奈良出張、私にとってはものすごく
久しぶりの旅も、最終日。宿で朝食を食べ、 
大阪からきてくれた友と積もる話をして、  
京都からきてくれた友と昼御飯をたべ、会場に
少し顔を出して、帰京の途に着く。大阪の友の
ご子息は、学校やすんででも一緒に来たい!と
可愛いことを言ってくれたようだ。遠くに住み
時々しか会えないけれど要所要所で気に留めて
くださる人。京都の友人は、絵描き仲間で、 
これまた要所要所で深いような軽いような話を
できる人。人との関わりの深さは、もしかして
会える回数で決まるのではないのかも。   




奈良から京都までの道中を、京都の友と一緒に
帰ることにして、個展会場のNAOTを出、姉妹店
というか母体の店・風の栖へご挨拶、そして 
看板猫というか、白猫の「ひなた」にも会いた
かったので、居ます?と聞くと、箱のなかで 
眠っていました。笑。そーっと、そーっと。 


\なでなで/               \なでなで/

私の手 ← → 京都の友の手


            \ ♡ /


ひなたさん、人間にすると私より年上らしい。
かわいい白いおっちゃん、ばいばい、またね。
お元気で。京都の友人と、電車内であれこれ 
おしゃべり。目の前には中南米風の外国人観光
客の一家、お父さんの両肩に、小学生くらいの
男の子とお母さんが頭を寄せて眠ってる。その
隣に、高校生くらいのお兄ちゃん。私の隣に 
京都の友人、その奥にチラチラと見える何処か
外国のカップル、お兄さんのほうの腕に刺青、
三匹の象の。ああ、ここが伏見稲荷の伏見かー
なんっていってるあいだに、京都に着いて、 




来るときに覚えた「自販機で席まで指定する」という
ワザを駆使して、新幹線の切符を買う。スーツケース
を置きやすい、電源がとれる、車両の端っこの席で、
できたら窓際の席が空いてる号がいいなーと、何度か
ピッピッピッと決定、取り消しを繰り返して、よし!
と予約できたのは先頭車両の一番前の席の窓際。  




今回の個展でも展示している、朝日新聞の
小冊子スタイルアサヒ」の初打合せで、
生まれて初めて日帰り出張した帰りも、 
先頭車両の一番前の席(で、ジェット  
コースターみたい!と興奮)だったなあ。




そして、何度か書いていることだけれど、
切り絵を中心に発表してきたので、この 
「スタイルアサヒ」の仕事の時に、貼り絵で
やってみたい、と提案してみた、けれど
結果的には切り絵でいこう、となって、
しかし「紅雲町珈琲屋こよみ」でご一緒
したTV局の方が、「スタイルアサヒ」の
仕事を見て「とと姉ちゃん」(こちらは
当初は切り絵でいく予定が貼り絵でいく
ことになった)の貼り絵の仕事につなが
ったのでした。スタイルアサヒの打合せ
の帰りも新幹線(のぞみ)の先頭の席、
「とと姉ちゃん」と「スタイルアサヒ」等
(はしょってごめんなさい、「花束を君に」
も)原画を中心にした展覧会関連の出張の
帰りも、同じような席。何たる偶然。 








なんてことを思い出しつつ、京都駅のホームで
買ったアイスをおやつに食べて、ほっと一息。
東京駅に着く時間が夕方の6時前なので、少し
早いけれどお弁当を食べてしまおう。駅弁の 
写真を撮って、位置情報もそのままに(新幹線
車内、にして)アップすると、仙台の友より 
もしかして同じ新幹線に乗ってるかも!という
驚きのコメントが。「えっ、のぞみ236号?」
「そうそう!」ですって。びっくり。長い新幹線
端から端まで歩くのは大変だけれど、3号しか
離れていないのもラッキー。        




ああ、こんなことなら余分に奈良みやげを買って
おくんだったわ、と、先程、友人たちから頂いた
お菓子(同じのがいくつか入っていたもの)を 
小分けにして、おすそ分けすべく、開封する。 
本人にあとで伝えたら気づいていなかったみたい
だけれど、京都の蕎麦ぼうろは、あっ!あの花の
形だー!と、感動する。        ↓   



すごいなあ、さすが絵描きさんだなあ。
うとうと。幸い、三人がけの席の窓際で
真ん中の席は空席、通路側の席の、若め
のサラリーマンは名古屋で下車、気兼ね
なく、うとうと。そろそろ、東京到着?
というころに起きる。        





最初は東京での個展会場で、次は仙台に
行った時、お会いできたタクモさん
いやー、すごい偶然もあるものだ! 
京都駅の自販機で、もたもたしてた 
ゆえの、偶然の再会でした。    




家に帰って、デザートを食べる。先日、
取材された時にも名前が挙がった、  
三重・伊勢の銘菓「赤福」これは、  
京都駅で買いました。東京だと、   
百貨店の催事でもないかぎり、なかなか
手に入らない。美味しいんだよねー。 
下に写っている絵入りのカードは、毎日
日替わりの絵柄と内容なのですが、この
男性は、一体どなただろう?と裏返すと


なんと、さきほど朝日新聞の小冊子
「スタイルアサヒ」について書いて 
いましたが【朝日新聞の】創始者・
村山龍平!!さんの像でした。彼は
三重の伊勢の人なのだそうです。 
仙台の友と同じ新幹線に乗ってたり
日替わりの「伊勢だより」で朝日 
新聞の創始者が紹介されていたり、
やー、なんだかすごい一日だった。







作者は東京に戻っていますが、  
奈良での個展は、6月12日まで、 
開催中。是非お立ち寄り下さい! 
会場の写真は近日、更新します。 




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