8月2日:9月の佐渡でのブックイベントと、10月の某所での
催しのために「貼り絵の作りかた」を製本していました。
*
翌日、8月3日は10月の催しのための作品を揃えて、
発送。作家自身はまだ行ったことがない場所です。
私も会期中いくからね、お先に行ってらっしゃい!
テーブル・マナーの冊子につづき、
先日打合せをした書籍も線画での
しごとになるかもしれない、ので、
線画でいくのか、切り絵か貼り絵に
して欲しいとなるかフィックスする
前に、先んじてフィキサチーフを
買いに行く。フィックスせよ、との
願掛けのように。
電車で飯田橋駅に移動すると、通路の上に
作りかけの階段があって、シュールで格好
よかった。後日、ツイッターで知った情報
では(→こちら)、使い慣れたカラフルな
ペイントのある通路は8月6日で閉鎖だと
のこと。寂しさ半分、こんどはこっちが、
新しくオープンするんだ、その製作過程を
見られたのね!という喜び半分でした。
そして、同店の姉妹店?「うえぐも」で水曜日
だけ開店している「草木堂野菜店」へは初めて
うかがいました。「よこぐも」と「うえぐも」
の途中で「よこぐも」店主さんと、立ち話。
とうもろこし、チンゲンサイ、空芯菜を
手に入れて帰宅。元気になる味でした。
*
次の日、8月5日。9月の佐渡でのブックイベントのために
ストックしてある(今は流通していない)絵本をガサッと
出して、サイン入れ、パッキングを途中まで進める。本は
重くてちょっとした肉体労働。少し休憩しつつ読書。何か
少し慣れない文体で、読む目が進まない。恩師で訳書を
ではなく、凄い。お蕎麦食べてる感覚でツルツルと読める
気がする。なんて、ちょっと思い出して、読んでいた本を
置いて、手近にあった別の本(花森安治「風俗時評」)を
読んでみると、これもスピード感がすごい。花森さんも
お蕎麦な文の人かもしれない。速読でも、バーっと内容が
頭に入ってくるのが流石だった。
今まで手がけた絵本(5タイトル)は、すべて月刊絵本としての
刊行のため、すべて今は絶版というか流通していなくて、手元に
販売できるようストックがあるのは水彩画の「まるをつくる」と
切り絵の「マークのなかにかくれたかたち」だけ。(あと2つは
取扱店にある分で完売です)。手元にある二つも、沢山あると
思っていたら、案外すくなくなってきていて、嬉しいような、
さみしいような。佐渡でのイベントにおでかけの際は是非、
お求めくださいね。
ちなみにこの写真の「かがく12号09」は、「かがくのとも、
鉄人28号みたいな字面です。
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