2016/09/16

「かげはどこ」包みのハンコ/佐渡準備ラスボス/小倉で絵本平積み







9/10に単行本版が発売になった絵本「かげはどこ」の献本が届いたあと、

初購入の分が届く。佐渡でのイベント「ハロー!ブックス」では、 

新潟の北書店が仕入れをしてくださるので持って行かなくて大丈夫。

ありがたい。この絵本は、2003年に月刊絵本として刊行されて、  
今年、つまり13年後に単行本になりました。月刊絵本が単行本になる
のは、本当に低い確率なのですが、ありがたい「とと姉ちゃん」効果
です。*「とと姉ちゃん」と同じ、貼り絵の絵本です。      



月刊絵本のときは倉庫管理のため、
包みに「かがくのとも12月号」なら
「かがく 12号」といったように、 
ハンコがおされているのですが、 
今回はなんと!         

↓       



じゃーん。しみじみ眺める「かげはどこ」のハンコの文字。
月刊絵本名でなく、初めて名前(題名)で呼んでくれた!と
じんわりと、感動しました。              


スリップ(または「客注短冊」というのですね、今しらべました)も
初めてだなあ。大きな手に小さな手が重ねられているこの福音館の 
ロゴマークは、ウィキペディアによると、1972年に出来て、    
デザイナーの早川良雄が制作に'参加している"そうです。      




2009年に月刊絵本として刊行された「マークのなかにかくれたかたち」の
裏表紙で、このマークを切り絵にしたことがあります。早川良雄作品を
切っていいのかしらー?と思いましたが編集者が是非〜なんていって。

(今は絶版です、わずかに私が買い取ったものを数店舗で置いて頂いて
いるのが終われば完売!おはやめにどうぞ)          




この日は「ハロー!ブックス」参加のため、佐渡に旅立つ
前日だったので、作業の最後の強敵のようだった、作品や
販売物の説明文のパネル作り。キャプション作るのは正直
面倒だけれど、書いておけば読んでもらえる、そして席を
外したり、話す時間がないときもある。必然的に作る方を
選ぶというわけです。                



ひと通り、キャプションを作り終えてから、「はっ!」
これの説明文を忘れてたー!!!そしてプラスチックの
パネルは、もう、ない…。苦肉の策で手書きしました。

こちらは後ほど別記事で紹介できたらと思っていますが
宇多田ヒカルさんの「花束を君に」のキャンペーンの 
ための、フォトプロップというものです。      

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のオープニングと
宇多田さんのミュージック・ビデオに出てくる青い服の
少女と、人魚(人魚は後者にだけ出演)のパネルに、 
棒がついていて、手に持って一緒に写真に収まるための
来場者の皆さんに使って頂けることになりました。  
宇多田さんのスタッフKJさん、感謝です。      






10/8から、北九州の小倉駅前の商業施設COLET/I'mで
辻恵子原画展を開催するのですが、会場内の書店にて
「かげはどこ」を平積みにしてくださっている写真を 
企画者の方がお送りくださいました。嬉しいなー。 

ブログは後日、書いていますが「かげはどこ」の原画は
東京→ 佐渡小倉、と旅をします。「とと姉ちゃん」
オープニングの絵の一部も。            

私自身も、9月末と10月頭に出張つづきで大変と  
いえば大変だけれど、行ったことがない場所に行く 
どきどき、わくわくです。            









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