2017/01/22

目に焼き付けるか、端末で撮るか






最近、製作・打ち合わせ・製作、打ち合わせ、という
感じのリズムが続いていて、あまり外をふらふらと 
散歩できていない。…寒さのせいもあるけれど。  
久しぶりに画廊に行ったのが、この三つ。偶然、  
三つとも色を抑えた白っぽい案内状のイメージ。  
上は透明・光・虹、みたいな主題。実は、しりあがり
寿さんの展覧会を見に行こう、と思ったら定休日に 
行ってしまって、そのまま帰るのも何だし…と、  
近くのポーラの画廊に寄ってみると、これがきれい。



とても繊細。同業のサガで、ああ、これは
運ぶの大変そうだな、とか、監視員の方も
一日中神経をとがらせていないといけない
ね、大変。(子供を怖がらせないように 
「触らないでね」、と言い続けるのは経験 
あり、疲れるのもわかる、が、そのうち、
展示方法に工夫すればいいのだと結論)。



ポーラの帰りのエレベーターに同乗した女性グループの方が、資生堂でやってる
のも良いよ、プリズムの〜、と話してて「あ!前評判聞いてたあれだ」と、私も 
ハシゴしてみる。ポーラと資生堂、共に撮影オーケーだった。後日伺った、しり
あがりさんのは撮影禁止だった。画廊を撮影可能にするのは、私も試しにやって
みたことがある(この時)。シェアを して情報拡散する社会、撮って、すごい
展覧会だった、見に行こう!につながるのは結構だけど、私自身も含め、撮って
いいよ?と言われると、ちゃんと自分の目で見ないなあ、と実感してしまう。 

「美しい→記録したい」もわかる。一方で二度と見られません、録画もダメですと
言う心持ちで観たら真剣に見る。脳に焼きつく。うーん、どっちがいいんだろ、
と、撮るのに夢中な人(含む・私)で賑わう画廊にて、考えていました。   






0 件のコメント:

コメントを投稿