2017/01/03

2017年の仕事始め、賀状で知る閉店予告





1月3日、仕事始め。普段、下絵を描いてから製作に取り掛かることは
滅多にないのだけれど、今回は特別。どういうアプローチができる?
と、描いてみて、煮詰まるのも良くないので続きは後日、にする。 


昨年の今日は、とと姉ちゃんの青い服の少女の原案を作る!…と絵で
メモして、次の日にモックアップ(見本)を作ってみていました。 
この頃はまだ、実写の常子のようなスタイルで模索してたのでした。
*フレアスカート、白いシャツ、というような。少し、大人っぽい。

今年の年賀状にも、朝ドラ観てたよーというような一筆が添えられた
お便りがいくつもあったのですが、お世話になっているお店の方が、
普通「努力が認められて」良かったね、と書くところを「実力」と 
書いてくださっていて、ずっと見守ってくださっているご夫妻の愛を
感じました。しかし、感動的な言葉とともに、閉店のお知らせもあり
ああ、さみしいなあ。と、しみじみ思う。アイスランドで火山が噴火
して、足止めされた外国人の女性アーティストとお茶をした場所でも
あり、思わず、その海外の友にもお知らせを送る。「覚えてる?あの
場所がね…」「もちろん覚えてるわよ!」なんて会話をチャットで。

オランダでも、お世話になった方のお宅(門の中が、貸し部屋に  
なっている面白い建築)が立ち退きみたいになって引越しをすると 
いうことを知った日。閉店と、素敵なお宅からの引越し。人が動く 
ことは仕方がないこと、終わりは始まり、始まりは終わりの始まり。
…などと哲学っぽいことを思ってしまう。いつまでもあると思うな  
個人店(575)である。かくいう私も、個人で活動しているので、  
せめて、楽しんで、長く続けられるように、今まで一年に何度も  
開催していた個展ですが、控えめにしたり、色々変えていかねば。 
そんなことを思う年始です。                  





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