2018/05/18

素敵なタイル 〜 ロボットのような橋 〜 "いのちの記憶"







5/18:画材や、イベント用の梱包品などを買い出しに行く。
あれこれ巡って用事を済ませたご褒美的に展覧会へ。写真は
先日初めてプロのファッションショーを見たときの日記的な
ところにまとめました(→ こちら)。上の写真は、そこへ 
向かう途中に見かけたタイルの装飾。美しかった。    
同じような壁は割とよく見かけるけれど、配色が絶妙。  



展覧会を鑑賞した後、墨田川沿いに・上流に向かって散歩。
浅草橋(エリア)は梱包用品を買いに来たり、デザイン  
事務所出版社に伺ったりばかりで、「浅草【橋】」   
(橋の方)」を、ちゃんと観察したことなかったかも。   



この日は水かさが増していて、普段の姿が
どんななのか分からずでしたが、ロボット
みたいでかわいいな、この丸み。(具体的
には、「ガンダム」の丸いロボット・ハロ
や、「スターウォーズ」のR2-D2みたい。



帰宅後、先日お亡くなりになった高畑勲さんを悼んで
「かぐや姫の物語」がテレビの地上波で放送されたのを
視聴。小さい頃に童話で「竹取物語」を聞いていた
時には、自分の意思で月に帰って行ったお姫様の話
かなと思っていたけれど、この作品で月に帰る、 
とは死を意味するような描き方をされていて、ああ
何もかも忘れて、たましいになって「戻っていく」
んだな、とホロホロと涙。知ったようになっていた
物語を新鮮な切り口で感じさせる事、抜け感のある
背景は日本画や東洋の絵のよう。私も背景はあまり
作り込まないので、親近感のようなものを感じる。

番組放送前に、二階堂和美さんが、この作品の  
主題歌「いのちの記憶」を高畑監督のお別れの会で
歌った映像を観る。シンガーソングライターであり
僧侶でもある彼女。なんとなく、医療従事者や、 

葬儀にも携わることがある宗教者などは、ある程度
「死」に耐性があるような気になっていたけれど、 
それは偏見というか、彼らだって達観しきって辛く
ない…なんてはずがないんだ、と恥ずかしく思う。
涙声になる事もなく、しっかりと歌い、ある種、 
凄みのような、迫力があり、格好よかったです。 





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