2018/05/28

マークと、まる:月刊絵本の最後の一箱







5/28:更新しているのは後日で、既に終わっているイベントのため
絵本を準備。かなり前(2009年)の月刊絵本としての刊行のため
出版社にも在庫がなく、作家の私が個人的に買い取ってストック
して、個展や一部の取り扱いいただいているお店で販売している
何箱もクローゼットの中にあって、まだまだあるのかなと思って
いたら、いよいよ残りわずか。秋の個展で、完売しちゃうかも。
お名残惜しい。しかし!"もう完売です、作者保管分をとって 
あるだけで、お売りする分は無し!"とアナウンスしていた  
かくれたかたち 1 2 3」が、"おや、こんなに保管しておかなくて
よいのでは?"ってくらいあり、秋の個展で蔵出ししようかなと
思いつく。ともあれ2008〜2009の絵本、売り尽くすのに約10年
かかったなぁ。それでも在庫ぜんぶは買えてないはず(出版社は
正確な在庫数を教えてくださらない)、破棄された絵本たち、 
ごめんよ、全部かってあげたらよかったよね、母さんを許して 
おくれ、よよよ、とメロドラマ風に。←冗談半分、でも、これは
海外の作家も同じ悩みらしい。オランダでも、耳にした話。  
でも、実際にイベントなどに送り出す時は、"さあ行ってこい、 
戻ってくるな!"(=あなたがいるべき読者の元に行くんだよ)、
なので、厳しい・怖い"母"なのかもしれない。         






とかなんとか考えながら、見慣れたこの箱をバラしました。





畏れ多くも早川良雄さんもデザインに携わった
という福音館書店のシンボルマークを(編集部
の後押し?許可を得て)切り絵にしています。
残りわずか、個展数少ない取扱店で是非。





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