2012/01/31

須藤拓也陶展 ☞ カワウソ













自分の個展がおわったので、久しぶりに
散歩へ。歩いていると、道路の落ち葉と
側溝のフタの留め具が、まん丸お目目
笑顔のよう。あはは、可愛い。…と、 
写真を撮って数分後、10年くらい会って
なかった友達にばったり会う。しかも 
二人共、同じ作家の手による帽子を  
かぶって。不思議な再会だった。   







目的地、その 1。須藤拓也さんの陶展
@トライギャラリー。福島県・須賀川
出身の須藤さん。作品を拝見するのは
福島関連の催し「 oraho 物産展 2」の
とき以来 2回目。群青色のお皿や、 
モダンなストライプのお皿などなど。





電車に乗って、カワウソに向かう。  
駅の壁に貼られたシートが剥がれて  
    
☜ (こっち)

…って指さしているみたいでした。 
しかし指さされたのとは逆の方向の 
電車にのって、次の目的地へ。   




目的地その 2、カワウソに到着。栗原大輔さんの写真展
コドモノイルトコロ」の初日でした。そして、カワウソ
上の階のザ・ファームは今日が最終日。また会えます
ように。窓の外にはいつも通り東京スカイツリーが見え
ました。展望台部分に灯りがついているのは初めて見る
光景でした。  ☆栗原さんの展示は日曜日まで開催中







*後日撮影*




須藤さんの展示ではカップと、小皿を 
手に入れました。個展頂いたお菓子
のせてコーヒーの時間。まわりにものを
創る人が増えると、陶器や服、絵、本、
グラフィックデザイン、映像や音楽や 
食べるものに至るまで、友人や会った 
事がある手がけた物が増えていく 
気がします。それは多分、喜ばしい事。









SUDO Takuya pottery exhibition at Tri Gallery  

☞  KURIHARA Daisuke photo exhibition at Kawauso



2012/01/30

JTB「ノジュール」2月号の絵手紙ページに掲載









JTBパブリッシングの雑誌「ノジュール2012年2月号の
「学びの特集〜旅の感動を絵手紙で」の中の「六人六様の
絵手紙の世界」に、伊賀の旅の写真を素材にした切り絵が
掲載されています。古川タクさん、地井武男さんなどの 
絵手紙も掲載されています。定期購読の雑誌ですが、 
一部書店でもお求めいただけます。1/30刊行。    









The February issue of NoduleJTB Publishing

第30回 辻恵子展(お出かけありがとうございました!)







今回は初個展を開く前に、誰に見せるでもなく作っていた頃のように、自分で塗った
紙を素材に切り絵をしています。当時、学校で描いた水彩画を処分する時、絵全体は
駄作だとしても、ゴミ箱に入れるためにビリビリと破いた紙片の色はきれいだと感じ
たのです。それを捨ててしまうのではなくハサミで切って遊んでみよう、というのが
今のスタイルの切り絵を作り始めたきっかけの1つなので、今回はいわば原点回帰
ような作風。30回目の個展に合わせたわけではないのですが、新作「30」点が並んで
います。ちなみに、東京での個展は8ヶ月ぶり。前回の東京展の会場、トーキョー 
バイクの斜め手前です。皆様、どうぞお誘い合わせの上おでかけください。    


会期終了いたしました。皆様お出かけありがとうございました!→  会期中の写真 






 
【 辻 恵子 展 】                             
会期:2012年1月19日(木)〜30日(月) *火・水休廊(24、25)  
時間:12時〜20時(最終日は17時まで)               
会場:やぶさいそうすけ(千代田線 根津駅 1番出口より徒歩約 2分)   
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中 1 - 2 - 16            
電話:03 -5814 - 0331                       




 

 









★雑誌天然生活」 2012年2月号巻末や、ウェブサイトでは個展なびoraho や マルプのブログ、  
オレンジページのHPのエディターズボイスでもご紹介頂きました。
どうもありがとうございます!




    





★ この展示に関する記事は 
label/ys12
 に更新します
★Facebook:アルバム ・ イベントページ



30回目の個展の最終日は30日でした。







個展会場の窓辺のハサミ。「この切り絵は
カッターで切っているんですか?」とか 
「どんなハサミで?」と質問されることが 
よくあるので、「これです」と展示する 
ようになりました。冗談半分でハサミを 
初めて展示したのは、たしか美篶堂での 
かくれたかたち 1 2 3」原画展とき  
だった気がします。          





今回の個展の最終日は平日でしたが、 
途切れることなく沢山の方々にお出かけ
頂きました赤いマフラーの Sちゃんと
青い鞄が素敵な Tさん。いい色合い。 



台湾から旅行中に立ち寄ってくださった
方もいらっしゃいました。台湾で出てる
本(これこれ)にも載ってるんだよ、
って中国語で言えたらよかった。(後
メールしました)。もどかしかったけど
お互い英語で何とか意思の疎通を図る。
また会えたらいいな。今度は、台北で。





ちなみにこの絵は、レバノンに行く事に
なりました。再会するにはレバノンに 
行かねばならぬ。又、会うことがある 
かしら?達者で暮らしてね。大切にして
もらえるといいね。…と送り出す親の 
ような気持ち。それは国内にオヨメに?
養子に?行く絵も同じ。この展示に来て
くださった方のツイートで1999年製作の
自分の作品と久しぶりに再会した時は、
思わず「娘よ!」と書いてしまいました。





1998年の初個展から、あれよあれよと  
いう間に、今回の第30回目の個展が   
始まり、そして最終日まで無事開催でき 
ました。寒い中お出かけくださった皆様、
取材していただいたオレンジページの  
遠藤さん、案内状掲示などご協力頂いた 
皆様、そして会場の吉川さんにも感謝を。
どうも有難うございました。      








次回個展は 9月に参宮橋の trayで開催予定です。

その前に 4月に京都の雑貨店 hug で、5月に東京
湯島の雑貨店 nicoでミニ展示のようなイベントを
開催予定です。谷中での個展はしばらく予定して
いませんが、一箱古本市のシーズンにイリアスで
開催されるイベントに新作雑貨を出品予定です。
どうぞお楽しみに。             

また皆様に作品を直接ご覧頂ける日を・そして、
直接お会いできる日を楽しみにしております。 
再度お礼を。どうもありがとうございました! 












2012/01/29

ザジ、オトメ、ハニー。(&ヒサマツ)








今日はかわいいお客様がきてくれました。
やたらと写真を撮っちゃった。ブログに 
載せてもいいよ、と言ってくれたので、 
山ほど撮った中から数枚ご紹介。    



パパの眼鏡をかけてニッコリ。朱色の 
洋服といい、いたずらっぽい目といい、
「地下鉄のザジ」みたい!メロメロです。

↓         







.
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帰り際、芳名帳にサインしてもらいました。まだ文字は
書きませんが、げいじゅちゅは ばくはちゅだ!とでも 
言わんばかりの豪快なライン。塗りつぶし、指でこすり..
気になる方は芳名帳のページをめくって御覧ください。:)









この日は、画廊が開いてすぐに駆け込んだもので、  
お昼ごはんを食べていなかった。ラーメンたべたいな。
全然「乙女」じゃないメニューだけど、根津の中華屋 
オトメ」でランチ。餃子の下には、龍がいた。    







画廊に戻ると、もう一人かわいい子が来て
ました。マテラダハニー門田さんの  
ご息女。*も、写真のせていいよー、って
OK いただきました。ありがとう!   


どちらかというとシャイな子なのだけど、
「うふふ、私を撮っているのね。」という
感じの視線いただきました。可愛いなあ。


.
.
.




おもしろかったのが、「しょくぶつえんのまいご」を読み聞かせているときに皆で
始めた、この遊び。主人公を自分に投影して「これ(黄色い服の子)はわたし」。
「これ(緑色の服の子:本当は主人公の妹の絵)は、お父さん」。とジェスチャーで
言う。ちょうど、お父さまは緑色のマフラーをしていたので、私が「小さい子の 
服の色がパパのマフラーと同じだね」「それで*ちゃんの役の黄色い女の子の服と
*ちゃんのお洋服のここ(黄色い部分)同じだね」と、指を指して伝えると、  
ページをめくるたびに「ほら、この(黄色いワンピースの)色が、私の服の色と 
同じ」と、(無言で)当てて見せてくれました。               
↓                

(ほら、おんなじ色だよ)


「この本を読む時は黄色が入った
服を着せないとだめだね」と。お母様と一緒に笑う。
そして、言葉を覚えはじめの子と話す時は手話のように、ジェスチャーを混ぜると 
伝えやすいんだな!と、"目からウロコ"でした。                







2組の家族連れのおきゃくさまを見送って、
しばし外出。今日から藝大美術館で始まった
卒展を駆け足で見る。会場で、藝大卒の友人
とばったり会えて、思わず握手。そして再び
自分の個展会場へ戻ると…:       




10年来の悪友・ヒサマツエツコが来て 
くれました。ニット帽の長〜い紐を手綱の
ように引っ張って、子供じみた記念撮影。
ちょっと先の話ですが、4月には同じ会場
やぶさいそうすけ)でヒサマツ展がある
そうです。是非行ってあげて下さい。 








さて、辻恵子展@やぶさいそうすけは
明日が最終日です。12時から17時。
どうぞお見逃しなく!       




2012/01/28

えまさん、純子さん。万華鏡。








辻恵子展、開催中。土曜ということもあり沢山の方が会場にいらしてくださいました。寒い中、そして遠いところからも、おでかけくださり本当にありがとう ございます。写真・左は、歌人の雪舟えまさん。  





"お互いは初めて会うけど、両方とも私の友達"、という人達を紹介できるのも、個展を開くときの密かな楽しみだったりします。同じ時間帯に来てくれた友達に、えまさんの本の題名 「たんぽるぽる」を呪文のように繰り返したような気がする。別の友人の得意料理(? : 印象的だった料理)を紹介したり。私が好きな人同士がつながっていくのをみるのは楽しい。作家や音楽家同士だったりすると予測を越える「化学反応」が起きて作品ができちゃったりする。









来客が一段落した頃に気分転換と運動不足解消をかねて、一度外出。「ちょっと10分 出てきます」って言ったけど、晴れているのにとても寒くて2分で室内に戻りたくなる。数年前に絵本原画展を開催した「りんごや」の方に、個展にお越し頂いたお礼を言いにいく。ついでに万華鏡を覗いて、しばし現実逃避。左側の写真の柄は猫目で赤い花の動物の顔にも、映画「アバター」みたいに青い顔をしたマッシュルームカットの人の顔のようにも、笑うライオンにも見えた。右の写真のは顔文字にありそう。青ざめた嘆きの顔?    
                                                          ( °⌓°)     







夕方は、 Namida Project の発起人の一人、ロナや友人たちと会う。3月31日に、田町のSHIBAURA HOUSE で開催・同プロジェクト主催のイベント「Voices」には、私も  作品展示で参加予定です。カフェノマドでしばし打合せ。写真はロナの娘の翠れんが作った小さな手製のノートです。可愛い☆







写真はベネッセの仕事でもご一緒した映像作家の小川純子さん。赤いコートがカフェノマドの壁の色と似ていて、同化して、不思議な絵のような光景でした。彼女は福島県の出身で、 Namida Project にも関わっています。ロナと純子さんも、やぶさいそうすけ(開催中の
個展会場)でのコンサートでたまたま同席して、紹介。予想以上に意気投合したのだった。キューピッドを気取るわけではないけど、人と人がつながって何かの "流れ" が生まれるのは喜ばしいこと。 
        





そういえば、この日びっくりしたのはカフェ店内に入って、席につこうとしたら隣の席の方がちょうど、私が載っている「イラストノート」の、まさにこのページ ↑ を開いていたこと。思わず自己紹介してしまいました。前も「まるをつくる」を読む人と遭遇してそれ作ったの私です、と言ったことあるなあ。ノマドでは、私の絵本(今は入手困難な、「かげはどこ」など)や、昨日ブログに書いた垣内磯子さんとの本「緑色のライオン」もカフェの本棚にあるので、ごらんくださいね。★個展会場〜ノマドの道順はコチラ。 




 緑色のライオン―垣内磯子詩集 (ジュニア・ポエム双書 (164))








始まったばかりと思っていた辻恵子展は早くも、のこりの会期あと2日!です。寒い中ですが、是非おでかけください。