2014/03/31

同じ道






あっという間に3月の最終日。「◯◯の日」と短い文が添えられた
ハルカゼ舎)の日めくりカレンダー、本日は「分かれ道もまた
同じ道になる日」。長野での個展の案内状試作の上にちょこん、と
乗せるとしっくり。…というか、そう、長野展は、ハルカゼ舎の 
日めくりを切り絵した「日めくりの日々」巡回展にします。東京、
大阪、山口でみのがした方、もいちど見たい方…安曇野へ是非に。





なんとなく体調すぐれず、家でじっとしていた日、ああ、案内状も仕上げ
ないといけないのに、と思っていたら、嬉しいお届け物が二つも届いた。
Edwina さん()にお願いしていた赤いお洋服と、三重県・津の小冊子
kalas」(。「kalas」について友人に説明するとき、「いわば津の 
oraho』()みたいな本」と説明することが多い。「oraho」は福島県
会津についての冊子。両方とも、その街の良さを伝えようとする人たち。
まだお互いは会った事ない、「同じ道」をゆく者たち。        





ところで、今日は32年もつづいた番組笑っていいとも
最終回の日。ツイッターのタイムラインはタモさん関連 
ツイートで湧いていました。「いいとも!」とか。ふと、
あ、そうか。「いいとも」という言葉は、赤塚不二夫の 
「これでいいのだ」、オノヨーコの「YES」と同じ【肯定】
だな、と気づく。肯定は柔軟なつよさがあるよね。老子 
しかり。そしてタモリと赤塚不二夫といえば思い出すのが
この弔辞。久しぶりにしんみりと聴く。4:56くらいから:


あなたの考えは全ての出来事存在をあるがままに  

前向きに肯定し受け入れることです。それによって 
人間は重苦しい「陰」の世界から開放され軽やかに 
なり、また時間は前後関係をたち放たれて、    
その時・の場が異様に明るく感じられます。   
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち、「これでいいのだ」…と。       


…と書いたあと、録画しておいた「いいとも」グランド・
フィナーレを、途中までみる。出演者の感謝のスピーチ、
泣き笑い。タモリさんには沢山の"子供"がいるんだなあ。









2014/03/30

色えらび・ロマンティック・ウイグル






 今日は長野・バナナムーンでの個展案内のデザイン作業をしていました。
星や月が登場する絵なので夜のイメージで、原画と同じ黒背景で進めて
みたけれど、試しに出力してみると、色が寂しいかなあという印象。 






前に同じ会場で個展をした時の案内状は黒背景だった。
ぴりっと決まったのは、鮮やかな色の切り絵だったから
なのだ!と理解する。*デザイナー:辻恵子(経験浅)
「う〜ん、では、どうしよう?」から〜の:      





そうだ、穂高有明にあるバナナムーンだよ。(昨日のブログ記事参照)
"有明の月"(明け方のお月様)だよ!有明のバナナ月の頃の色かな。
なんて、路線変更中。目下、少し春らしい、あけびみたいな色に  
なっます。「あ〜、あけび食べたいな〜」なんて夢想しつつ作業。
ルマンドでもいいけどね。                   




追記
こんな色です



辻恵子展「日めくりの日々」(長野会場)
・4月24日(木)~5月27日(火)*水・休





ちなみに前回の個展案内状(写真・下)は、"さらしあん"っぽい 
美味しそうな色でした。画面上で見るともう少し強い色だけれど 
マットな紙に刷ってもらって、出来上がりは、さらに、さらしあん
でした。笑。(ちなみに台紙の本名は英国風の洒落た名前→) 










ずっと画面に向かってるのも不健康なので、用事がてら本日初日の 
宇都亜紗子さん()の展覧会 @ nicoの小部屋()へ。小さな 
小さな自分の絵に接した後の宇都っこの大きな絵。リフレッシング。
「へー、ほんとにウルグアイいったことあるんだね!」「いやいや、 
ウイグルだよ」と、うっかり言い間違えました。         





2014/03/29

有明の(バナナ)月





消費税アップにともなう値段改定シールを送らねば、と手にした封筒は 
ビバ!プリントゴッコ展」のときに作った銀色の月のだった。    


 バナナ「ムーン」送るのに丁度いいじゃない?なんてご満悦で住所を  
書いてたら「有明」。といえば「有明の月」・・・"陰暦16日以降、  
夜が明けかけても空にのこっている月" (出典/コトバンク)。    

話もどって、消費税アップにともなう価格変更のシールを何枚お送り 
したらいいでしょね、の電話がきっかけで(いや、何が理由になるか 
なんてわからないものですね)急遽きまった展覧会 @ バナナムーン、
もお楽しみに。四月末から。案内状作品を鋭意製作中。詳細のちほど。




バナナムーンへのお手紙に、封。外国製の封筒なんで、ちょっと糊が甘い?
(比・日本製)のでマスキングテープで補強。そういえば未だ一度も使って
なかったフジワラリツくんのテープをおろす。パンたべて、ハリネズミの
写真とってもって、ウサギと遊んで、歯磨きして〜(眠って?〜朝)
パン食べて…以下ループ。素敵な日々だ。*この時に作られたものです。





長野展の案内状の作品完成。切ったのが白と青の紙なので背景は黒に
しました。空には昨日までは星だけだったのだけれど、そうだそうだ
バナナ「ムーン」が会場なのだから、と今日、月を切り出しました。








かしまし桜






雨が降り出す前に、お花見してきました。咲きたての桜の花には、なんだろう、
少女たちが無邪気にはしゃいでるみたいな、元気さを感じた。こちらまで   
元気をもらえるような、かしましさというか。               





2014/03/28

サクラ咲き・春のサンドイッチ祭り







2年前に個展をした trayでの「わけありだけどちゃんとしたもの市」へ。
デザイナーのやまさきさんが企画なさったとか。数年前に、同イベントで
手に入れた鞄は今も使っております。題名どおり、ちゃんとしたもの。 




丸いお皿の上の四角いパンを、オープンサンドのように食べてたら
挟むといいですよ、とアドバイス頂いて三角にして頂く。サバの 
サンドイッチが遅い昼ごはんに。時間がなくて急いで食べたけれど
美味しゅうございました!今日は「いまでや」の白土暁子さんの 
ケータリング。明日29日はあゆみ食堂()、明後日30日はフルタ
ヨウコさん()が担当なさるとか。是非おたのしみに。    




個展の会期中に毎日通った懐かしの通勤路(?)にあるTARUI BAKERY
にも、駆け足で出かける。お八つに、ラムレーズンが挟まった、いわば
マルセイのバターサンドみたいなサンドイッチを、お八つに買って。 
サンドイッチばかり食べている日のようでした。          





そのほかの本日のお買い物は、ミルクパンと、食パン。





行きにバス停で見上げていたときには数えるほどしか開いていなかった
桜のつぼみが、帰りに通った時にはかなりの数、開花していました。 
春だねえ                           





「イラストレーションファイル 2014」に掲載









玄光社のイラストレーター年鑑「イラストレーションファイル 2014」は
3月28日発売。名前順で上下巻になっていて、私のページは下巻に掲載。

デザイナーやメディアの仕事をなさっている方はオフィスに是非!   


*今までのイラストレーションファイル関連記事はこちらです。

2014年版には、下記のおしごとを掲載しました:          



  


左:であるとあるで、谷川俊太郎谷川賢作のCD「あるでんて(デザイン:yamasin)、
右:中央公論新社の図書目録(デザイン:中央公論新社デザイン室)




 

左:福島県・会津のブックイベントBook! Book! AIZUの広報物(プロデューサー:山本晶子、デザイン:佐藤温志
右:ノノホとコーセイのCD「ラララのダンス」のブックレット(デザイン:渡邉朋子)*敬称略




そして、掲載されている作家近景の写真は
神ノ川智早さんにお願いしました。   



掲載への御協力も、どうもありがとう
ございました!



下イラストレーション



2014/03/27

ゲルのスカート







モンゴルに来ています(うそです、ここです)





[扉]

[窓]



ゲルの中は、スカートのようでした







2014/03/25

----- ✈







  リアルタイムで出来て行く飛行機雲を眺める。微かに音も聞こえた。


----- ✈





2014/03/21

ラ・ボンヌ・ヌーベル、ワイン・ラベルの目






今日のお昼ごはんは、京橋のラ・ボンヌ・ヌーベルで会食でした。
シェフは数年前から存じ上げていたのに、お店に行ったことが  
なかった、初めて食べたのはフレンチじゃなかった、という   
不義理(複数形)の後の、「やっと」念願叶ったお食事。    




左は黄ニラ、とろける白子、広島のたけのこ。美味でした。
右は、会食の主催者・お米農家やまざき)のお米を  
使った(普段から、カレーランチのときは山崎さんちの  
お米だそう)カレーライス。焼きおにぎりにしてあるの。 




他にも色々おいしいもの。〆はイチゴと、ぶどうと、キンカンのデザート。
トッピングは食用のホオズキですって。初めて口にしました。      




目の前の席には、今回の会食の主催者の御子息が。
子供は、見ていて飽きないですね。       




今日のんだワインではないのだけど、やっと喋りはじめた小さな子に、月の
ワインのラベルを指して「これはなあに?」と訊くと、「めめ」(目)との
お答え。子供の感受性および頭の柔らかさに感嘆する。 ◉◉      




ワインボトルの、めめ(目)が見てるよ。 ◉ ・・・→





←・・・◉ お嬢さんはシェフに釘付けでした。





私の絵本が、ラ・ボンヌ・ヌーベルの本棚(in 化粧室)にありました。
お出かけの際は、是非。笑。 *一番左の「かくれたかたち 1 2 3」。








2014/03/20

「ミュージック・マガジン」4月号・輸入盤紹介の挿絵担当









ミュージック・マガジン」(4月号は3/20発売です。
輸入盤紹介のページの絵を辻恵子が担当しています。
創刊45周年!だとか。わたしが生まれる前からあった
雑誌なのか!特集はミュージシャンが選ぶ私の洋楽。



MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2014年 04月号 [雑誌]