あっという間に3月の最終日。「◯◯の日」と短い文が添えられた
同じ道になる日」。長野での個展の案内状試作の上にちょこん、と
乗せるとしっくり。…というか、そう、長野展は、ハルカゼ舎の
日めくりを切り絵した「日めくりの日々」巡回展にします。東京、
大阪、山口でみのがした方、もいちど見たい方…安曇野へ是非に。
なんとなく体調すぐれず、家でじっとしていた日、ああ、案内状も仕上げ
ないといけないのに、と思っていたら、嬉しいお届け物が二つも届いた。
会津についての冊子。両方とも、その街の良さを伝えようとする人たち。
まだお互いは会った事ない、「同じ道」をゆく者たち。
*
ところで、今日は32年もつづいた番組「笑っていいとも」
最終回の日。ツイッターのタイムラインはタモさん関連
ツイートで湧いていました。「いいとも!」とか。ふと、
あ、そうか。「いいとも」という言葉は、赤塚不二夫の
「これでいいのだ」、オノヨーコの「YES」と同じ【肯定】
だな、と気づく。肯定は柔軟なつよさがあるよね。老子
しかり。そしてタモリと赤塚不二夫といえば思い出すのが
この弔辞。久しぶりにしんみりと聴く。4:56くらいから:
あなたの考えは全ての出来事存在をあるがままに
前向きに肯定し受け入れることです。それによって
人間は重苦しい「陰」の世界から開放され軽やかに
なり、また時間は前後関係をたち放たれて、
その時・その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち、「これでいいのだ」…と。
*
…と書いたあと、録画しておいた「いいとも」グランド・
フィナーレを、途中までみる。出演者の感謝のスピーチ、
泣き笑い。タモリさんには沢山の"子供"がいるんだなあ。