8〜9月に神奈川・茅ヶ崎のカロカロハウスで、9〜10月に大阪のondoで開催した大社優子x辻恵子展「Cut!」の
巡回展が、急遽決定しました。切り絵作品10点位、書籍、そして大社さんの写真作品が並びます。
(チラシデザイン=大社優子)
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大社優子x辻恵子展「Cut!」(巡回展)
日時:2014年11月21日(金)〜12月16日(火)11:30〜20:00
*月・水/定休 *11/24(月・祝)は休みです
★12/9までの予定でしたが、会期が1週間、延長されました!
会場:古書ウサギノフクシュウ(鎌倉駅西口より徒歩2分)
住所:248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-38 萩原ビル2F
(カフェ・sahanと同じフロアです)
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会場のようす
「Cut!」鎌倉会場の展示のようす。茅ヶ崎、大阪と展示をして、おしまいのはず
でしたが、急遽決定した巡回展です。会場はウサギノフクシュウという古書店。
額がずらりと並ぶ向かい側には、本がずらり。
「Cut!」は二人展といっても、二人の作品が並ぶだけではなく、写真家・大社
優子さんがメキシコで撮った写真に私がハサミを入れた切り絵作品の人物像を、
さらに大社さんが撮った草花の写真などの上に配置して撮る、という、二人の
作品世界が入り混じる展覧会。大社さんが文で説明してくださいました。
そして展示方法も、今までで一番、"わかりやすい"というか、
見比べやすくなっていました。下に掲示された写真から、
上の切り絵の人物像が出てきているのです。
たとえば、下の写真の中のシマシマのテーブルクロスから、
上のシマシマのスカートの人物像が切りだされている。
覚えているものもあったけれど、これはすっかり、
写真の全体図を忘れていた。
在廊しているときに、私の作品を初めてご覧になる方に説明をしていて、
えーと、これはどこから切ったんだっけ…と探す。「わかります?右下の
紺色のところがズボンで〜」「あ〜、なるほど!」。改めて見ると、
他人ごとのように、へ〜、ここから切ったか、私!と思う。
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「Sense of Wonder」のポスターが貼られていました。これは、写真・大社
切り絵・辻という、「Cut!」のコンビでのお仕事(三度目)じつはこれ、
「Cut!」大阪会場の搬入が終わった夜に、宿で製作した思い出の作品です。
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絵本「マークのなかに かくれた かたち」、「まるをつくる」、作品集
「K for KIRIE」、「日めくりの日々」(…は増刷したての第四版!)、
豆本「ぞうさんぽ」、Book! Book! AIZUの手ぬぐいなどが並ぶ机の上。
今回の展覧会に際して製作した作品集「Cut!」も、もちろん
お求めいただけます。(会期後も引き続き?)
それから、会場がウサギノフクシュウという店名なので、
ウサギの蔵書票とミニカード、葉書も出品しました。
古書ウサギノフクシュウ、という店名は、永井宏さんの著書からとられたのだ、と
ホームページで読んでいて、気になってたのですが、店主に尋ねてみると、販売物
ではなく、蔵書の「Revenge of the rabbits and 77 love songs」という本を見せて
頂けました。冒頭に、ウサギノフクシュウが掲載されていました。
こちら、店主の小栗さん。実は今年の春に音楽のイベント会場で初めてお会いして、
へー、大社さんとお友達なのですね、世の中せまいですね、なんて話していた方。
そのときは古本屋さんではなかった、はず。まさかウサギノフクシュウで展覧会が
できるとは、とか、大阪〜鎌倉の間に大阪会場だったondoが東京支店をだしたり、
色々な動きが、つながりが不思議な感じもして。
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どうもありがとうございました。映画監督が叫ぶように、「Cut!」と
締めくくりたい気分です。
→ が!まだまだ続きがありました。東京展!
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