第40回個展会期中、休廊日二日目。(コレが終われば残りの会期は休みなし!)。
父に描いてもらった幼き頃の私の絵を見て微笑む。今回の個展に合わせて刊行した
冊子「A Heaven in A Wild Flower」の後書きで、切り絵作家の叔父がいる(ので、
何か表現するときに塗ったり彫刻したりする以外に「切ること」で何かを作れると
ヒントを頂いていたのかも、という)ことを書いたけれど、私の原点の1つは矢張り
「カイテカイテ」(=描いて描いて)というと何でも描いてくれる父だ。この絵も、
小さな私がカイテカイテ言って、父がリクエストに応えているとこカイテと言った
のですが、膝に乗っけてくれていたのは覚えていなかった。ちょっと感動。
昨日、梱包品やさんで手に入れた袋に、冊子をいれていく。前に買った(いま
画廊にある)ものより、ぴちっとジャストサイズで、いいな。なんてご満悦。
自主企画本・HASAMI BOOKSとして第四弾のこちらは、今までで一番、
文字数が多いです。読み物としてもどうぞ?解説文が主なところですが。
それから、足りなかったキャプションを手書きで作ったりしました。
ピンク色の小箱は、じつは大正時代のものなのだそうです。90年位
前のもの。私が生まれる、ずっと前。いちいち説明するのも野暮な
気もするのですが、ねえねえこれ、大正時代のものなんです!と
来場者がこの小箱に入っている作品を眺める度に駆け寄るのも
なんなので、描きました。笑。
それから、あ、そうだ、これも参考出品(非売ですけれどよかったらご覧ください
ませ、の作品)として持って行こう、と手にした立体像。紙粘土製。本当は、
素描も、立体も、あれこれにしたかったのですが手が回らなかった。別の機会に。
ちなみに、これは1996年の作。私がまだ文化学院(文学科)の学生だった頃、
卒業する前の年の7月27日生まれだそうです。おしりのラインがセクシーね。
奥に見えるのは、2008年12月の作だったので、初個展(11月)の直後くらい。
どちらも裸婦像(置くのは半裸?)なのは何ででしょうか。個展が始まって
すぐにいらしてくださった方々にお見せできず申し訳ない、ですが貴重な
機会(なかなか展示しない・初めて展示する)。ちょこっとご注目ください。
*
休廊日あけたら明日から(10/7)最終日(10/12)まで休みなしで画廊に
出勤するので、一日家で疲れをとろうか、とも思ったのですが、外出。
友人の出産祝い(探してた・少し前に出て書架で見かけない本、置いて
いた書店をやっと見つけた)を送ることができた。ふふふ。と赤い唇が
微笑む。家に帰ろうかなー。でも昨日、お洋服あまりゆっくり見られな
かったしー、と、さらに移動。
今回の個展の教訓は:普段から服も時々かっておけ。(5・7・5)。
製作中のガテン系というかエプロンして、Tシャツで、みたいなのと
画廊で来場者をお迎えする(というほど愛想あまりないのですが)
ときと、振り幅がすごいのです。服、あったっけ?と少し焦った。
まあ♥民族衣装、すてきだなあ。(買いませんけど)。
商業ビルをハシゴする。お店の外から、ぱーっと見て、あ、ここは
いいかも、とか、「ないな」とか、分かるのはスゴイし、ある意味
こわい(表現する人としては:プロだから分かるんじゃないんです
本当、服飾は素人でも自分が好きかどうかとかセンサーがある)。
この踊り場(?)で、樋口佳絵さん(*)を思い出しました。
↓
樋口佳絵さんは、仙台を拠点に活動しているアーティストなのですが
今、私の個展会場の近くのウレシカで開催中の合同展に出品中。行き
帰りにハシゴしてみてくださいね:
手前、右側の歩道にウレシカ。私の個展会場・みずのそらは左手・奥。
↓
*
ともあれ、お洋服を一着、手に入れて帰りました。これは、買わなかったほう。
さ、10/7から12までは個展会期中お休みなし!是非、おでかけくださいませ。
↓
辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower」
10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休み
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