2016/06/18

黄色に黄色の制作 / ブルーナの色 / 花森さんの本






こないだ打ち合わせ帰りに買ってきた台紙が、
デザイナーさんによるラフと、ほぼ同じ黄色。
ぴったりな色だった。今日はこれを仕上げる。



それから奈良の個展の書類関係、書いて送る。
黄色い封筒にブルーナの切手。ブルーナが  
「引退」してから、彼が直接監修してしていたら
使わないであろう色のグッズも増えたけれど
オランダでも見て、オランダ人の絵描き友達と
「ねー」と同じような話をしていた)、この 
取り合わせはなかなか、いいんじゃない?と
またもや黄色でご満悦の日でした。    

出力の日だったので午後に駆け足でポポタム
で展覧会をみて、帰宅。ふー、上手に息抜き
できたわ!と思っていたら、メールチェック
(制作しつつ少し読んだり返信したのの残り)
打合せ等々のスケジュール調整関係多数で、
現実に引き戻される。ああ、大変だ。家での
制作もあるけど。でも。今はきっと頑張り 
どき。叔父の言葉が頭に浮かぶ。進め」。

それから今朝の「とと姉ちゃん」は主人公・
常子の再就職先が決まる話だった。少し前に
ちょい役ででてきた、キャラメルおじさんが
選別にくれた沢山のキャラメルを包んでいた
新聞紙に、運命の就職先が載っていた。数日
前(6.14)の朝日新聞の「折々のことば」に
彼の台詞:  がんばる人にご褒美  …が
紹介されていたばかり。鷲田清一さんの筆に
よる記事の中に「一人でもいい、ちゃんと見て
いる人がいることが人を支える。」とあり、 
そう、そう。と頷く。           




来週は「とと姉ちゃん」に花森安治さんを
モデルとした花山が初登場するようです。
花森さんの気性は余り知らなかったけれど
(ドラマと史実がどのくらい重なるかは、 
さておき)台本を読んでいると、この 
この激しさは唐沢さん適役かも!と、  
ワクワクしました。実際のところ花森さん
といえば素敵な表紙の絵だとかくらい、 
表面的にしか存じ上げなかったのですが、
先日、良旅に彼の本を持って行って  
驚きました。穏やかな印象の「暮しの  
手帖」の世界観の水面下にはこれだけの 
激しさが!と、びっくり。題名からして 
すごい→ 「女性家畜説」など、毒舌〜!と
面喰らった後、それは唯の暴言ではなく、
愛のある叱咤であったと分かったり。  
「ほら!そんなもんかよ!こいよ!できん 
だろ!」みたいなところか。美しい世界 
(暮しの手帖だとか)の下に、熱いマグマが
あるんです。(と、こういう話をする時、
前も書いたけれど、思いだす・谷川俊太郎
作詞の「まっすぐのうた」、なのですが。



先述の「女性家畜説」が載っているのは右の本。
お世話になっている中央公論新社のデザイナー 
Mさんが装幀をしています。 :) お礼がてら、 
ご紹介しておきますね。           






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