2016/08/14

段ボールの、「ふーっ」の少女/尾形乾山のうつわのこと






佐渡イベント、小倉展の準備で段ボールで
外箱づくりをした後に、ちょっと運動と 
気分転換を兼ねて外出すると、可愛らしい
段ボール箱を見つけました。      

\ふーっ/


(私が絵を製作した→)「とと姉ちゃん」の 
オープニングでの主人公・常子の「ふーっ」
みたい。資源ごみのところにあったので、
帰り道に出会っていたら持ち帰っていた 
かもしれない。            



この、印刷の粗さもたまりません。




ここ最近、気になって頂いておいた展覧会の
招待券や割引券を財布に忍ばせ、時間がある
ときに立ち寄っているのですが(これとか、
これとか)、会期中で近場のものは、これが
最後の一枚。出光美術館での「東洋・日本 
陶磁の至宝」展へ。           



とくに印象に残ったのは尾形乾山の器。
ウィキに現物の写真が載っていました。
テキスタイルにしたら素敵そう、と思う
ものもあり、柄のモダンさというか(と
いっても江戸時代に活躍した方ですが)
これは(まるで)ミナペルホネンだなあ
と思う。いい意味で力が入っていない、
自然さ、上品さがある。さらっとして、
洒落ている。お兄さんは尾形光琳なのだ
とか。才能あふれる兄弟だったのだな。
左上のメモは、織部焼の特徴についての
説明文より。歪み・割れに美を見出す、
というの、つい先日に出光の近くで見た
展覧会での、歪みやヨレや不完全さも 
良しとしたという逸話(そちらは、歪み
=礼賛、というのではないにせよ)…を
思い出し、時代も国も違うけれど藝術の
真髄というか、通じるものを感じます。



ところで、美術館などでのメモに使っているのは
一昨年オランダのアムステルダムにある映像の 
博物館?EYE(の、カフェ)に、写真家のユイ 
キヨミさん()といった時に記念と実用をかねて
初めて手に入れたモレスキン。使ってみるとさすが
ロングセラーだなあ!と思う。だいぶ年季が入って
きた1冊目、折り返し地点を過ぎたみたいです。 


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