2018/10/04

個展「20」会期中:里帰りの薔薇、鳥トリオ、似顔絵トリオ





10/4と5のこと:個展「20」の会期も折り返し地点?
*写真は、ハルカゼ舎の日めくりカレンダーで制作した
出品作:切り絵のシリーズより。        



10/4は(も?)、嬉しいことがありました。会場に、
閲覧用においているこの本「手紙のある暮らし」
(マイナビ・刊、一田憲子さん・著書)の取材の
時にもお話しした方がいらっしゃったのです。 



学生時代に、文学科にいるのに絵を描くのが好きだと
知っていた事務室のNさん(写真公開許可いただいて
います)。絵本や串田孫一の本など、良いものを色々
教えてくださった方で、私の初個展のきっかけ・卒業
後にふらりと寄った学園祭で、何の気なしに学内の 
画廊は使えるんですか?と聞いたら、即座に担当者に
通してくれて、あれよあれよというまに会期まで決め
てしまったという、ある意味「切り絵作家辻恵子」を
作ってくれた人の一人、と言っても過言ではない人。


姿勢も礼儀も正しく、フレアスカートをはいて、  
ピリッと厳しい(愛のある厳しさですが)印象なので
なんとなく、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の中に
出てくるロッテンマイヤーさんみたいだな、と思って
いたのです。実を言うと私はハイジの放送時にはまだ
幼くて、ちゃんとあの作品を見たのは近年で、実際の
ロッテンマイヤーさんがあんなに怖い人だとは(彼女
なりに可愛らしいところもあります、念のため)知ら
なかったんです、あの本の時にロッテンマイヤーさん
に例えちゃってごめんなさい〜!と謝るなど。   

(ちなみに、「アルプスの少女ハイジ」のキャラクター
デザインの小田部羊一さんも、個展にいらしてくれ
ましたし、初個展の時の強烈な思い出が、小田部 
さんの奥様で今は亡き奥山玲子さん、ハイジ経由で
なんだか繋がってます、ロッテンマイヤーさんが 
きっかけで開催できた初個展で、ハイジのキャラ 
クターデザイナーの奥様との運命的な出会いが。)



在学中に、庭に咲いていたバラをおすそ分けしたら、
それを上手に挿し木で増やしてくださって、毎年、 
辻さんのバラが何輪咲きました、とお手紙を下さるの
ですが、なんとこの日は、細長いジュースの瓶に、 
そのまま飾れる状態で「辻さんのバラ」の分家?? 
のツボミを持って来てくださったのでした。    





ツボミのまま持って来たけれどちゃんと咲くと
いいなあ、とNさん。次の日には咲いている、
と言ってもいいくらい膨らんでいました。  
素敵な贈り物、ありがとうございます。   
粋なんだよなあ、文化学院な人。      




翌日にはこんなに華やかに。




それから、「とと姉ちゃん」のオープニング映像や、その主題歌で
宇多田ヒカルさんのミュージック・ビデオ「花束を君に」、古くは
ベネッセの映像教材でもお仕事をご一緒しているアニメーターの 
小中志展さんもいらしてくれました。どうしても、絵を作った人の
功績みたいに見られがちだけれども、どの作品も、動かした彼の 
労力たるや!詳しくは説明できないけれど(わかってないけど)、
一コマ一コマ動かすんです。気が遠くなる作業。感謝・感謝です。














友人の子供にメロメロになったり…(写真、親御さんの許可いただいています)








イラストレーター仲間の死後くんが、の絵のシャツ
(五味太郎さんの絵だそうです)、着ているなあ〜と
思ったら、の絵を描く・ユカワアツコさんが偶々
同じ時間に画廊にいらしていて、さらに、トリノと
とう友人の店(焼き屋さんです)で頂いて「初め
まして」だった詩人のマルティーナ・ディエゴさん
(彼は日本語で詩を書くのです)、この鳥っぽい  
トリオ?三人が同席すると言うシンクロニシティー
に、驚いたり。ユカワさんがディエゴさんの本を 
知っていたのも嬉しかったなあ。        





していました。その時に購入した作品を 
持ってきてくださって、ホクホク。私が 
個展をしているから言うのでもないけど、
いや、言うんですけど、絵がある生活って
なかなか良いものです。今回は、私の個展
の出品作品が多いので、一部を除き(この
作品が壁から抜けてしまうと別の作品で 
補うのが大変、と言うことでなければ) 
その場でお持ち帰り頂いています。   

*販売済みの赤ポチ、少ないな…と、
ああ、会期中全部残しておくん 
だったか?とも思いつつ。笑。 








進行中のプロジェクト?のプロデューサーもいらして
くれました実はもう、会場に展示しているんですけど
(プロデューサーや関係者・許可のもと)、ツイート
やブログでのご紹介は公式発表を待ちますね。ぜひ
なんのことだか、見にきてください。*実は「なぜ
私の個展で初公開・・・?」というもの、二つ会場
にあります。自然に、しれっと。探してみてね。 



後日・記:このお仕事でした!



\じゃーん!/


*プロデューサー氏と。


いらした方に婦人倶楽部の説明をしつつ、
ミュージックビデオなどをお見せすると、
そのクオリティの高さに驚く人、多数。 




新潟・佐渡島のグループ・婦人倶楽部の 

手ぬぐいの図柄と文字を制作しました。
デザインは森あやさん。個展「20」の 
案内状のデザイナーと同じ人です。  



同じく、森あやさんが案内状のデザインをしてくださった

愛知でのイベント「佐渡からの便り展」の時に、
婦人倶楽部のCD「旅とフェリー」のジャケット写真
(by 川島小鳥さん)のコピーで作った切り絵作品も
東京での初公開をしました。





絵の上に貼ってあるのは、

プロデューサー氏から提供
頂いた佐渡汽船のポスター
です。吹き出しの中には…





あっ、青いのもありますね。
これはいつ発表されるのか、
またおしらせしますね。  






佐渡コーナーに反応してくれる
東京っ子も多数でした。






10/4の夜は会食。先日の(あ、ブログ書いてなかった)イラストレーション
フェスティバル(死後くん、犬ん子さん・チャンキー松本さんも参加、私は
行っただけ)の打ち上げも兼ねての会食でした。似顔絵を描くボーイズだ!
と、記念撮影。左から死後くん、朝倉世界一さん、チャンキー松本さん。 

イラストレーションフェスティバルのブログ、書いてませんでした。
ツイートでどうぞ。


尻切れとんぼですが、個展会期は残り3日!
お見逃しなく〜!



追記!





この日の夕方に、手ぬぐいメーカー「かまわぬ」の方が

お越しくださるとのことで、不躾ながら少なくなって 
きていた手ぬぐいの補充分を持ってきて頂けるように 
お願いすると、そのほかのグッズ展開のものも一緒に 
お持ちくださいました。*写真は翌日に撮影しました。



トートバッグ、Tシャツ(女性用のM)、
ドリンクボトルをご用意しています。  

*それぞれ一つづつ。実店舗でもぜひ。 
東京駅の商業施設グランスタの中に 
ある「SHARED TOKYO」(シェアー
ド・トーキョー)というショップの 
銀座グッズの絵と文字を辻恵子が  
手がけています。手ぬぐいはデザイン
も私が。その図案を使って、他の  
グッズに展開しています。     



影山さん、モデルありがとう!






初めて個展を開いてから20年、長い道のりを歩いてこられたようにも、
絵描きとしてはハタチだと思えば、まだまだ先が長いようにも思う秋。
紙で遊んでた初心に戻るような気持ちで、小さな展覧会を開きます。

辻恵子( http://www.tsujikeiko.com )個展「20」

会期:2018年10月2日(火)〜8日(月祝)
会場:CONTEXT-S 阿佐ヶ谷
*JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分 
企画:ing  (駒ヶ嶺三彩さんキュレーション週)
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-47-4
電話:03-3317-6206
交通:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分

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