2019/01/24

木偶、伊賀焼、小判、江戸城 @ トーハク





1/24:年間パスを手に入れてから11回目のトーハク(東京国立博物館)へ。
樺太の土偶…ならぬ、木偶や、インドの神話のハヌマーンという猿の神様
などを(ざっくり)模写。平日の昼間、静かな時間。         

これを書くにあたって、「木偶」って、どう読むのかな、「もくぐう」?
と調べたら、「もくぐう」とも、「でくの坊」の「でく」とも読むよう 
です。へー。見てくる、書くために調べる、というのは手間だけど、  
そうやって知っていくのは楽しい。                 



東洋館で見た仏像の静かな佇まい。半眼(はんがん)って言うのですよね。




本館の陶芸作品の展示室で、遠くから見て「あれっ?伊賀焼?」と思ったのが正に 
そうで、嬉しかった。父母の故郷・三重県伊賀の焼き物は、東京で紹介されている 
ものは割と綺麗な・まとまった感じのものが多い印象だけれども(土鍋とか)、私の
印象ではこのくらいゴツゴツしていたり、ワイルドなだけではなく、右下の写真の 
ように(これはウチで使ってるお皿です)のように、苔むした池のような美さは繊細
でもあり、好きです。島根県の、松江藩主であり文化人というか茶人・粋な人だった
と言われる不昧公(ふまいこう)も、伊賀焼を評価していたそうな。やったー。  



次に入った展示室には、小判が。図案と文字を私・辻恵子が手がけた、
佐渡島の婦人倶楽部の手ぬぐいのために、小判の切り絵を作ったので、
実物を眺めるのは感慨深いものがありました。お分かりになるかな、 
小判の絵は、地図の下、カモメの上です。佐渡には金山!があります。


この手ぬぐいは、ふるさと納税の返礼品
(婦人倶楽部のCD「旅とフェリー」と 
セット)としては受付が締め切られて 
います。手に入るような機会があれば 
また、ブログでもお知らせしますね。 



大判小判、の大判の迫力もすごかった。
新品のようです。




建築系の展示室での、江戸城の見取り図もこれでもか!と広くて、圧巻でした。
面白いなあ、博物館。




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