2020/11/23

青空亭「川ヲ渡ル」と「おちょやん」のこと




2020/11/23:SNSで見かけていて、欲しいなあ、と思って
いた本「川ヲ渡ル(老犬の独白)」(チャンキー松本・原案、
犬ん子・画/ボリス雑貨店・刊)を手に入れました。二人は 
青空亭という屋号でも活動している、作家二人。      




この日は在廊日で、お二人にサインをもらいました。チャンキ
ー松本さんが似顔絵を描いてくれて、そこに・似顔絵の私の腕の
中に犬ん子さんが主人公の犬を抱かせてくれて、リクエストに
応じてウサギの切り絵をチャンキーさんが貼り付けてくれて、
犬ん子さんが主人公の犬のスタンプを押してくれる…という、
なんか、至れり尽くせりみたいな、「全部のせ」みたいな豪華
さ。チャンキーさんも似顔絵すごいよなぁ。さーっと。感動。



宝物がまた増えた。本自体も、なかなか深い一冊。
川ヲ渡ル、三途の、的な?人生。犬生。おそらく、
私家版だった時にウレシカで見たことがある気が 
していて、主人公の犬に再会できたような気分。 



三人で写真を撮ってもらいました。この三人、紙博初参加の時に「ハサミっ子」
(命名・チャンキーさん、だったと思う)として出店したこともあるんですよ。
あと、佐渡島でのイベント・ハロー!ブックス仲間でもあります。     




犬ん子さんの絵は、なんと!次回朝ドラ「おちょやん」の冒頭映像にも登場予定!
もちろんまだ映像は見ていないのだけれど、結構前に(コロナ前と言ってもいい頃
だったろうか・・2月:そのときの日記的なブログ、には朝ドラのことは勿論、 
書いてませんが)朝ドラ仕事をすることになったこと、お聞きしていました。  
犬ん子さんとは、私が朝ドラの仕事をした2016年の佐渡島での催し(ハロー! 
ブックス)の時に初めてお会いできて(前から作品は存じていましたが)、その時
朝ドラの仕事、すごいねー、というようなことを言われ、いや、犬ん子さんにも
来るんじゃない?なんて話していたりNHKのお仕事(私は短い間だったけれども
「シャキーン!」とか)あるので、不思議とびっくりはしなかったのですが。  





私は2016年に朝ドラ「とと姉ちゃん」の冒頭映像の仕事を手がけたのですが、
OPに絵を使わない場合もあるし、一生に一度あるかないかの事。なので、こんな
風に近しい人と「ねー!」と共感を持って話ができるとは!という感じでした。
出来上がりがとても楽しみです。ちなみに、「おちょやん」の主人公の杉咲花
さんは「とと姉ちゃん」では三女役としての出演があり(撮影終了の宴の時に
舞台上で挨拶をしている時、うん、うん、と頷きながら見てくださってたのが
記憶に残っています…可愛い!)、さらに「とと姉ちゃん」のプロデューサー
だった盆子原さんが「おちょやん」の演出家の一人だったり。少し前の「なつ
ぞら」が、恩人の一人・奥山玲子さんをモデルにしたもので、親しみを持って
観ていたように、いつもよりも注目度高めです。楽しみ!(←2回目)。  





話があっちゃこっちゃ、とびますが、初めて訪れた「ボリス雑貨店」も素敵でした。



二階の、ヒグチユウコさんが選書した本などのスペースで本を
買うと、蔵書票をつけてくれた。買った日付まで入れてくれる
んだよ。いつ買った本なのかって結構忘れる(&覚えていたい
ものかもしれない)から、これはいいサービスかも。    


えーえんとくちから (ちくま文庫)

ちなみに、「川ヲ渡ル」の他に買ったもう一冊というのは
初めて知った:笹井宏之さんの「えーえんとくちから」と
いう短歌集でした。パッと開いて、下の写真の作品   


…に、ズキュン!となって「買います!」と決めたもの。
(これは、青空亭にサインしてもらったあと、インク移り
しないように挟んであった和紙に筆ペンで書き出した
ものです)。ちびちびと大切に読もう。      


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