今日は、一段落の日でした。オープニング映像の絵を私が製作した
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の撮影終了を祝う会、短く言う
なれば打ち上げがあったのです。上の写真は、それが終わった後の
仲間内のお茶の時間にて。いやあ、濃い空間・時間だったね、と、
クールダウンしている風景。
斜め前の席に座ったアニメーターの小中志展(しのぶ)さんの
シャツ、オープニング用に辻さんの切り絵みたいでしょ、と。
(ちなみに元の画像?はビートルズです)
私も実は、オープニングの青い服の少女のコスプレみたいな
格好で会に伺いました。実は、「とと姉ちゃん」の主題歌で
宇多田ヒカルさんの新曲「花束を君に」の高画質版の試写に
パナソニックに伺ったとき、ビデオに出てくる赤い服の女の
コスプレのような赤い服を着ていったのですが(写真・下)
今回のほうが(ノースリーブだし)近くできた気がします。
これで下駄を履いて来たら完璧でしたね、と、このお仕事に
お声がけくださった局の方と笑いました。私の左が、OPの
監督・演出の小川純子さん、右がアニメーターの小中志展
さんです。(小中さんは、DVDのパッケージデザインも)。
そう会場内は撮影禁止だったのですが、美しい人、個性的な人、
裏方の人(含む・我ら)、かわいい子役、のサポートする親達。
数百人。の前で、なんと少しご挨拶もしました。案外アガラずに
話せた気がします。壇上を見上げて「うんうん」と真摯に聴いて
くださるメインキャストの皆さんに感動したりしていました。
そして、1月のオープニングの実写部分撮影の時以来、主演女優
高畑充希さんにご挨拶、おつかれさまでしたといって、握手。
そして、もう一人、脚本家の西田征史さんにも、同い年なもので
妙な親近感があり、ご挨拶。半年の朝ドラ、主演、脚本の仕事は
特に「長かった」と思います、おつかれさまでした!という
ような事を伝えたような。同志の気持ちでギュッと握手する。
*
明日は昼公演の劇を観に行くし、楽しそうだけど二次会はいかずに帰る。
表も裏も、濃い人たちを間近で沢山、拝見して、頭が処理しきれないねと
笑い話をしていたら、仲間いわく地に放電すればよいというような助言。
なるほどと思う。電気のアースっていったら、地面のことで「地面に打ち
込んだ金属棒を通し電気の逃げ道を作ってあげることを接地(アース)
という」んだそうで(→出典はこちら)。インスピレーションは上から
来るイメージだけど、その「カミナリ」に打たれたようになったら、
ちゃんと地に足をつけて、死なない程度に足から放電すればいいわけね。
地に足をつけてこ、と思った会話でした。番組は10月あたままで続くし、
道はまだまだ続くのだ。クールダウンするために長い通路をテクテク歩き
少し遠回りして帰りました。
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