2016/08/31

観劇後に勝鬨橋まで散歩/チラシに「とと姉ちゃん」出演陣






私もです。






前日の「とと姉ちゃん」撮影終了を祝う会の二次会、
きっと楽しそうだったけれど参加せずに帰宅したのは
前々から、お芝居を観に行く予約をしていたからで。
それが昼の公演だったのです。そんなに演劇に詳しい
わけでもないのですが、わりと劇団立ち上げ初期から
 観ている「はえぎわ」の「其処馬鹿と泣く」へ。美術
や衣装は、友人の写真事務所・カワウソでもお見かけ
したことがある成田久さん。主人公の鮮やかな赤い服
や、妊婦の黒い服も印象的だった。はえぎわのノゾエ
征爾さんは、音楽の使い方も上手く、私からあなたへ
この歌を届けよう♫(財津和夫「切手のない贈り物)
を、メロディとして語尾を伸ばすのを聞き慣れている
ところをフッと短く歌ったりするのがニクイ。ホラー
映画「キャリー」のようなパワー炸裂のシーンでは、
ちょっと(意味もなく?泣くとこじゃないが)何故か
ウルッときたりした。起承転結、この人がこうなって
こういう結末で、よかったね、というのではない、 
支離滅裂ながら不思議な充実感があるので彼の芝居は
好きだ。座席にドッカ、と置かれていたチラシから、
持って帰りたいのを厳選していると、そこに、ここに
くる前の日に見かけした人たちが。*紙さん以外。 
そうか、花山の奥さん役の奥貫薫さん、4月に観た 
劇にも出てらした!と、今頃きづいたり、花山の妻と
常子の叔父が一緒の舞台(星回帰線)に出るのかー、
とか、片桐はいりさんが出演の「あの大鴉、さえも」
はノゾエさんが台本を書いていたりと興味が広がる。





劇を観終わって、ああ、何か、海が見たい!と
(劇の内容とは無関係ですが)、テクテク南に 
歩いていく。勝どき橋が、案外長かった。  
勝どきの「どき」は「鬨」と書くそうです。 
あとで意味を調べてみると、戦に勝って、  
喜びの声を上げるようなことのことをいう  
らしいです。→ wiki:鬨          




橋の途中に、こういう、中継地点?が
いくつかありました。ここに住んだら
楽しそうだなあ…なんて空想する。 
ダイヤモンド型の照明も素敵。   



シルエットの東京タワーが綺麗でした。
橋をわたって、もう少し歩けば東京湾が
見えたんだけれど、時間切れとスタミナ
切れで、仕切り直しすることに。   




2016/08/30

「とと姉ちゃん」撮影終了を祝う日、青い服の少女っぽい格好をする






今日は、一段落の日でした。オープニング映像の絵を私が製作した
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の撮影終了を祝う会、短く言う
なれば打ち上げがあったのです。上の写真は、それが終わった後の
仲間内のお茶の時間にて。いやあ、濃い空間・時間だったね、と、
クールダウンしている風景。                 
        



斜め前の席に座ったアニメーターの小中志展(しのぶ)さんの
シャツ、オープニング用に辻さんの切り絵みたいでしょ、と。



ビートルズ Beatles Help Lサイズ カンバッチ (111017)
(ちなみに元の画像?はビートルズです)




私も実は、オープニングの青い服の少女のコスプレみたいな
格好で会に伺いました。実は、「とと姉ちゃん」の主題歌で
宇多田ヒカルさんの新曲「花束を君に」の高画質版の試写に
パナソニックに伺ったとき、ビデオに出てくる赤い服の女の
コスプレのような赤い服を着ていったのですが(写真・下)
今回のほうが(ノースリーブだし)近くできた気がします。
これで下駄を履いて来たら完璧でしたね、と、このお仕事に
お声がけくださった局の方と笑いました。私の左が、OPの 
監督・演出の小川純子さん、右がアニメーターの小中志展 
さんです。(小中さんは、DVDのパッケージデザインも)。






そう会場内は撮影禁止だったのですが、美しい人、個性的な人、
裏方の人(含む・我ら)、かわいい子役、のサポートする親達。
数百人。の前で、なんと少しご挨拶もしました。案外アガラずに
話せた気がします。壇上を見上げて「うんうん」と真摯に聴いて
くださるメインキャストの皆さんに感動したりしていました。 
そして、1月のオープニングの実写部分撮影の時以来、主演女優
高畑充希さんにご挨拶、おつかれさまでしたといって、握手。
そして、もう一人、脚本家の西田征史さんにも、同い年なもので
妙な親近感があり、ご挨拶。半年の朝ドラ、主演、脚本の仕事は
特に「長かった」と思います、おつかれさまでした!という  
ような事を伝えたような。同志の気持ちでギュッと握手する。 







明日は昼公演の劇を観に行くし、楽しそうだけど二次会はいかずに帰る。
表も裏も、濃い人たちを間近で沢山、拝見して、頭が処理しきれないねと
笑い話をしていたら、仲間いわく地に放電すればよいというような助言。
なるほどと思う。電気のアースっていったら、地面のことで「地面に打ち
込んだ金属棒を通し電気の逃げ道を作ってあげることを接地(アース) 
という」んだそうで(→出典はこちら)。インスピレーションは上から 
来るイメージだけど、その「カミナリ」に打たれたようになったら、  
ちゃんと地に足をつけて、死なない程度に足から放電すればいいわけね。
地に足をつけてこ、と思った会話でした。番組は10月あたままで続くし、
その後も小倉での原画展とかね、つづきのDVD発売とか、いろいろあって
道はまだまだ続くのだ。クールダウンするために長い通路をテクテク歩き
少し遠回りして帰りました。                    






2016/08/28

盆踊りに遭遇





今日は夕方にお出かけ、駅前で、盆踊りに遭遇しました。


  


2016/08/27

雨上がりの葉っぱの縁取りと「叫び」






先日、手に入れた佐渡イベント用の袋にシールを貼る作業を済ませて
散歩へ。上野アメ横は、アジア旅行のような昭和タイムスリップの 
ような気分を味わえて楽しい。初めてケバブなるものを頂く。   
東京大学も散歩。雨上がり、水を含んだ葉っぱの周りが縁取られて 
きれいでした。数日後(8/29)には、別の所で、こんなふうに…   
            ↓ 


小石の周りに水分が残って、ムンクの「叫び」のように
なっているものにも出会いました。 :)

・ ・



***********ところで、写真がまだ公開できないのですが****



昼間は、デザイナーの渡邊朋子さんとのお仕事
(まだ秘密)の完成品が届きました。渡邊さんとは、
今回が何回目の仕事だろう?と数えてみると、

①2014:大社優子さんとの作品集「Cut!」、
②山田美和子さんのバレエ教室チラシ
③2015:第40回目の個展の冊子「A Heaven in A Wild Flower
④2016:メトロポリタンエドモントのテーブルマナー冊子
⑤まだ言っていいのかわからないもの、今日(8/27)に届いたもの
佐渡のワークショップ用のキット(進行中)
⑦ごにょごにょ、その2(製作工程に入ってる頃?)。

今年やけに多い。含む・進行中。





2016/08/26

ひさしぶりの再会・「とと姉ちゃん」DVD・Blu-ray(1)の発売日






もしかしたら十数年ぶりに会えた学友とランチ。おととしの欧州旅
行けたのはオランダに縁のある、この方のおかげでもあるのでした。
昨日うまれた友人たちの子供のおかげで、ありがとうを言えました。
たまたま、旅程が重なってオランダであったことがある夫妻の子が 
喜んでくれるかなあ?と選んだものを、オランダにつないでくれた 
友人が働く店で手に入れてたってことかあ、不思議!…と、家に  
帰って、これを書く段になってやっと気づいたりする。      


連続テレビ小説 とと姉ちゃん 完全版 ブルーレイ BOX1 [Blu-ray]

ところで今日は、「とと姉ちゃん」のDVD・Blu-rayボックスの
一巻目が発売になりました。実物みるのがたのしみだなー。盤面
が、とくに可愛らしいのです。*販売版だけですよ、レンタルは
違うデザイン。写真を撮ったら、【こちら】に追加しますね。 







2016/08/25

佐渡用袋と、ととっぽいモチーフ/小倉展ポスター公開の日






今日の午後は佐渡のイベントの時に必要になりそうな
備品を買いに行く。絵本などを入れられる位の袋。 
種類が豊富そうな問屋街・浅草橋へ。駅には招き猫。


後日(8/27)、ちまちまとシール貼り作業をしました。



浅草橋は、アクセサリーのパーツのお店などもあり、  
ちゃんとしたのが出来るか分からないけれど、ついつい、
「とと姉ちゃん」のオープニングに出てくるモチーフの  
ような花と雨、あるいは涙のような形のものを手に入れ、
ほくほく。作るの楽しみだなあ。           





その夜、深夜手芸をしました。





その後、サントリー美術館のエミール・ガレ展をみにゆく。
ガラスの壺に、コーランの一節を書いてあるのだ、と解説が
あるのをよく見ると、原語で書いてあるのかな?と思いきや
「ESPOIR」ってアルファベットを、それ(中東)っぽい自体で
書いてあるのにしびれました。(→ 写真はこちら)。  



それから、まだもうちょっと先ですが、10月の
しました。トークやワークショップもあり。 
初・九州。お近くの方は是非!手帳にメモを。
会期は【10/8〜10/16】です!       






2016/08/24

緑色っぽい買い物





後日記していますが:この日の買い物の、みどみどしさよ。午前は某お仕事の
書類を交わす記入をしたり、いい加減にどの映画を題材にするか決めねば、と
購入したDVDが届いたり。ビデオで何度も観た作品。お懐かしゅうございます。
んーでも今日は観られない・出かけた後にポストに入ってくれてたなら、少し
気が楽だったのにな!と、外出。午後は無目的外出だったけど、遊びに行って
たわけでもなく、アレコレ、用事をすませていく。仕事の郵便物を出したり、
9月末と10月始めは出張続き(佐渡小倉)なので旅支度(充電器やビタミン剤
入れるケースやら)、佐渡のキャプション用パネル、自分メンテナンス?用の
ものなど。帰宅後、小倉出張の飛行機も希望時間帯を指定したり、「とと  
姉ちゃん」のDVDのあれこれチェックも…(これは翌日持ち越し)、なんだか
色々、同時進行。でも、確実に各々、少しづつは前進してくれた日でした。 
東京駅周辺で買い物を済ませ、運動不足解消も兼ねて、ワシワシと秋葉原まで
歩きました。約2・4キロ。何故そこが散歩の終点だったかは分からないけど
駅前に、メイドカフェの呼び込みをするお姉さんなどいて、同じ東京に住んで
いるのに、初めて東京を訪れた外国人観光客のような気分を味わえました。 





2016/08/23

西新宿の美術館、再訪→ 洋服さがし/イタリアからの絵葉書




昨晩、宇多田ヒカルさんが藤圭子さんの三回忌で
あることをツイートしていて、今朝はフェイス 
ブックが、三年前に藤圭子さんのことを書いて 
いた投稿を表示。「新宿の女」でデビューした 
彼女が、西新宿でお亡くなりになった日、偶々 
西新宿の美術館にいて、ふじけいこ、つじけいこ
名前がにている事もあり、勝手に親近感を持って
いたのだ、というような記述。当時はまさか、 
彼女の娘さんの(ミュージック・ビデオの絵の)
仕事をすることになるとは思いもよらなかった。
と、一日おくれだけれど、どこで弔っていいのか
わからないのだけど、新宿の美術館に行きたく 
なって、出かける。夏休みということもあり、 
絵画展というよりも子どもたちが参加できる、 
インタラクティブな展示をサッと見て出ると、 
ザーッと雨。                



…のち、晴れ。ここのことろ、ずっと探していた
お洋服、TPOに合ってて、自分に似合うのはこれ
かな?→ 試着してみて「これだ!」と一度目で 
でしっくりくるものに出会えて、よかった。で、 
靴、ハイヒール、あんまり持ってないんだよなあ
…と、あの時に見たアレだっ!と思い出して電話を
したりする。(NAOTさん、対応ありがとう)。 
自分に合いそう・似合いそうなものを探すのって
足で、巡って、目で、見て、着て、履いてみて 
やっと「これだ!」に出会えるんだなあ(スタイ
リストでもいないかぎり)、と、洒落た人々に 
尊敬の念を抱いた日でした。         






そうそう、一度更新してから「あっ!」と
思い出したのですが、今日はイタリアから
絵葉書が届いていました。「チャオ!つじ
けいこ!てれびみてるよ。」と、可愛い 
字で。いつぞやご紹介した、ザジみたいな
かわいい少年です。しばらく見ない間に、
大きくなったんだろうなあ〜。会いたい。
「てれび」というのは、もちろん、「とと 
姉ちゃん」のことですよ。嬉しいな。 

ら一家は私の事、つじけいこ、と
フルネームで呼んでくれてます。









2016/08/21

絵を沢山「作る」じゃなくて「描く」日々








8月20日、21日はずっと絵を描いていました。20日の午後に 
20枚、21日の午前に7枚、午後に13枚。個展などでは切り絵を
中心に、絵本や映像の仕事では貼り絵も時々、製作している為
絵を「描く」という言葉を普段あまり使わず切り絵・貼り絵を
「作る」と言う事が多いのですが、2日間は描く、線画の挿絵。

今年は貼り絵作品(「とと姉ちゃん」、「花束を君に)のみ
ならず先日のマナーブックでの線画の仕事など、色々な表現を
させて頂いているなあ、としみじみ。線画は、個展でも額に 
入れてお見せすることも余りないのですが、個展にいらして 
下さる方などに「辻さんの線画がすき」と仰って下さる方も 
いらして、仕事としては古くは赤川次郎さんの挿絵など、時々
発表はしているのですが、こんなに沢山、媒体に載る状態で 
描いたのは初めて。何に載るかは、発売日が近くなりましたら
お知らせします。お楽しみに!              


2016/08/19

ハンバーグで思い出したウォーホル作品






2日連続の打合せの後、次のことを始める前に
ちょっと小休止、エネルギー補給をせねばと、
繁華街にくりだすと、店主の友人がたまたま、
近くにいるみたいで(インスタグラムで判明)
メッセージやりとり、予定外に個食にならずに
楽しいランチタイムが過ごせました。老舗の 
洋食屋さんは、安定感がすばらしい。胸焼けを
しなくていいんだ、とか、私のおじいちゃんは
こういうふうにフォークの背にゴハンを乗せて
食べていた、とか、そんな話をする。アルミ 
ホイルで包まれた、ぷくーっと膨らんだものを
みていて、なんか、こんなアート作品があった
なあ、と笑う。後でしらべたら、アンディー・
ウォーホルの「銀の雲」だった。大物藝術家を
ハンバーグで思い出してごめん、アンディー。

↓   




2016/08/18

カンカン照りと、ザアザア降り ☂





昨日は佐渡でのワークショップ用のキットの打合せ、
今日は新しいことの(初)打合せへ。昨日は紙見本 
だとか、まだバラバラの貼り絵のパーツを持って、 
今日は同じバッグに、台紙に貼った貼り絵や資料を 
持って。バッグを持っていないほうの手には昨日は 
カンカン照りで日傘、今日はザアザア降りで、雨傘。


☀   ///
☂   ☂




後日追記



新しいこと=作品集「貼リ切ル」のことでした



2016/08/16

佐渡「ハロー!ブックス」でのワークショップ用のキットづくり







9月、佐渡ヶ島でのイベント「ハロー!ブックス」でのワークショップ用に
キットの原型を作る。佐渡名物「たらい舟」の漕ぎ手。複雑な衣装を、
自分の流儀で細かく作り込むのは簡単だけど、他の方にも楽しんで作って
頂けるくらいに易しくするには…と、単純化する。明日はデザイナーさん
と、打合せ。そうしたら、あとはいよいよ、あの線画の仕事に本腰を入れ
られそうです。東京は今夜から明日の朝まで台風で天気が荒れるらしい。
ざあざあ、雨音が強くなってきた。佐渡の「婦人倶楽部」の歌みたいに、
「どんぶらこ♪ どんぶらこ♪ ゆれる、ゆれる♪」くらいがいい。そいえば、
私が初めて装幀画の仕事をした本(なんと著者は田辺聖子さん!)は、
夢の櫂(かい)こぎ どんぶらこ」だったなあ、なんて思いだします。  







翌日(8/17)、ワークショップの原型を持って、
キットのデザインをお願いいしたデザイナーさん
(「貼り絵の作りかた」と同じく渡邉朋子さん)と
打合せ。ワークショップで使うだけでなく単体で
お求め頂けるようにしようと思うので、でも  
抽象画のようになったカラー面と切り抜く線が 
印刷された白黒面というだけのものが袋に入って
いたら何だか分からない。袋に完成図のシールを
貼る、(ってことはシールだけでもお求め頂ける
なあ)、それで、佐渡特別バージョン、ハロー!
ブックスでしか販売しないかもしれないので、 
いわゆる「HOW TO」(作り方)は、同様の  
貼り絵の作りかた」を転用しよう、などなど。 
これでまた、1つ前に進められました。    






2016/08/15

[東京→佐渡→小倉→東京] 長旅作品のための、箱作り






佐渡小倉での催しのための準備を、進めています。 
8/13・14:1つづつ、東京→佐渡→小倉→東京と長旅を
する作品の外箱作り。8/15は佐渡のみで展示する作品の
外箱作りと、絵葉書や画集類を揃え、数え、段ボール箱
の中に立体パズルのように入れて、封をする。小倉展
作品は準備完了、あとは無事に佐渡から送り出すのみ。
佐渡のほうは、あと2割くらい。新しい物も、作るので
楽しみです。それにしても本など、紙ものは重くて、 
また、重くなくても大きなダンボールを計り、折り、 
貼り合わせ…というのも動きが大きいからか、汗だく。
Tシャツの襟首に塩が浮くほどだった。引越し屋さん
運搬の方々、大変な仕事だなあ、と思いを馳せる。