私もです。
*
前日の「とと姉ちゃん」撮影終了を祝う会の二次会、
きっと楽しそうだったけれど参加せずに帰宅したのは
前々から、お芝居を観に行く予約をしていたからで。
それが昼の公演だったのです。そんなに演劇に詳しい
わけでもないのですが、わりと劇団立ち上げ初期から
観ている「はえぎわ」の「其処馬鹿と泣く」へ。美術
や衣装は、友人の写真事務所・カワウソでもお見かけ
したことがある成田久さん。主人公の鮮やかな赤い服
や、妊婦の黒い服も印象的だった。はえぎわのノゾエ
征爾さんは、音楽の使い方も上手く、私からあなたへ
この歌を届けよう♫(財津和夫「切手のない贈り物)
を、メロディとして語尾を伸ばすのを聞き慣れている
ところをフッと短く歌ったりするのがニクイ。ホラー
映画「キャリー」のようなパワー炸裂のシーンでは、
ちょっと(意味もなく?泣くとこじゃないが)何故か
ウルッときたりした。起承転結、この人がこうなって
こういう結末で、よかったね、というのではない、
支離滅裂ながら不思議な充実感があるので彼の芝居は
好きだ。座席にドッカ、と置かれていたチラシから、
持って帰りたいのを厳選していると、そこに、ここに
くる前の日に見かけした人たちが。*紙さん以外。
そうか、花山の奥さん役の奥貫薫さん、4月に観た
劇にも出てらした!と、今頃きづいたり、花山の妻と
常子の叔父が一緒の舞台(星回帰線)に出るのかー、
とか、片桐はいりさんが出演の「あの大鴉、さえも」
はノゾエさんが台本を書いていたりと興味が広がる。
*
劇を観終わって、ああ、何か、海が見たい!と
(劇の内容とは無関係ですが)、テクテク南に
歩いていく。勝どき橋が、案外長かった。
勝どきの「どき」は「鬨」と書くそうです。
あとで意味を調べてみると、戦に勝って、
喜びの声を上げるようなことのことをいう
らしいです。→ wiki:鬨
橋の途中に、こういう、中継地点?が
いくつかありました。ここに住んだら
楽しそうだなあ…なんて空想する。
ダイヤモンド型の照明も素敵。
シルエットの東京タワーが綺麗でした。
橋をわたって、もう少し歩けば東京湾が
見えたんだけれど、時間切れとスタミナ
切れで、仕切り直しすることに。