2019/02/28

久しぶりの土砂降り・異国からの訃報









2/28:Facebook経由で、異国の友の死を知る。私と同じか、もしかしたら
私より少し若いくらい。欧州旅:フランスでの合同展の画廊主とも、その
展覧会でご一緒したオランダ人アーティストや、その姉妹仕事仲間、 
交流のある仏在住のや、つい先日も再会した米国のデイブさんとも  
知り合うきっかけも作ってくれ田・今は使っていない:Flickrで交流を  
始めたアジア在住のデザイナーだった。東京に旅に来てたこともあるし、
いつかタイミングあえば実際に会えるかなーなんて思いつつ、互いの  
手がけたものを交換したりするのみで終わってしまったなあ。昨年は、 
同世代の友人二人が病気で亡くなったけど、今回は、まあある意味病死 
とも言えるけれども、ご家族の言葉から察するに恐らく自分で選んだ道 
だったようで、複雑。生きたいけど生きられない人もいて、身体は健康 
だとしても、心が弱ってしまう人もいて。写真は関係ない、その事を知る
前に撮っていた東京国際フォーラムの地面。久しぶりの土砂降りで、  
つるつるの地面が水面のように景色を映してました。         






2019/02/24

銀巴里のマッチ箱! @ 古道具ネグラ







古道具・ネグラ関連記事はこちら)@ 乃木神社の骨董市で、
美輪明宏さんなども歌っていた銀座の伝説のシャンソニエ・ 
銀巴里」のマッチを見せてもらった。中身・マッチの頭の色
藤の花のような上品な薄紫というのも、"らしい"なあ。   


白梅・満開








白梅・満開 @ 乃木神社

先日、東北旅をした時に初めて訪れた福島県の三春(みはる)の
地名の由来は、梅と桃と桜がいちどきに咲くかららしいね、と 
盛岡の友人夫妻に話すと、盛岡でも似たような感じだけれども、
梅が少し早く咲く&入学式の頃に開花することが多いから学門の
近くに植わっていることが多いと聞きました。東京では梅〜桃〜
桜〜と、順々に咲くけれども、わっ!と一気に咲くというのは 
きっと、春が来たぞー!という喜びも倍増しそうだなあ、と想像
していました。                      






2019/02/23

紅梅と青空





2年ぶりにアメリカの友人夫妻と再会、
東京散歩をしました。咲き始めた  
ばかりの紅梅と青空のコントラストが
綺麗でした。           





2019/02/22

積水ハウスのWebコマーシャルの絵を制作:「ネコの日」



2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの

Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年2月22日の更新はネコの日」。               

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。 

*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)



このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く




制作風景


家政婦は見た!」の市原悦子さんのように扉の
影から覗き見する黒猫。…の目は、こんなに
小さいパーツです。 



ふわ〜!と大あくびする猫はこんな風に、
下書きなしで一気に切り出しました。




2020年3月末に刊行された現行社のイラストレーター年鑑
イラストレーションファイル 2020 下巻」に掲載しました。










2019/02/21

鳥か鳥人間のような木の根





木の根がこんな風に見えてしまった。鳥か、鳥人間?




作品における「ヘンタイ」考( ≒ "本気で遊ぶ")?





年賀状の整理をしていたら、2013年の自作の年賀状が出てきました。 
これを受け取ったグラフィックデザイナーの友人セキユリヲさん)が
褒め言葉としての(と思いたい!)「ヘンタイ」!と言ったのが印象に
残る一連のものなのです。そのあと、もう一人リドルデザインの方)
にも「ヘンタイ」と言われたことがあり、前々から作品における   
「ヘンタイ」性って何だろう?と考えてはいたのですが、       
先日、何の展覧会をしているかチェックもせずに、ふらっと     
銀座グラフィックギャラリーに立ち寄ると、NYで活躍しているという 
グラフィックデザイナーのポーラ・シェア(Paula Scher)さんの作品を
見ることができて、はっ!(へ、ヘンタイ!)と、他者の作品で感じた
ことで、なるほどねー、そういうことかと、ちょっと腑に落ちました。





遠くから見ると地図だったり、「IS」の文字だったりするもの、
近くで見ると、ぎっちりと文字が書かれている・文字で絵が構成
されているわけです。*画像内の赤い矢印参照。       

うーわ、ヘンタイ!と思ったのは、その細かさだけでなくて執拗
に・根気よくその(小さな文字を描き詰めていく)作業を想像 
できるからだろうな、と感じました。夢中になって、作品に没頭
して。多分、らんらんとして、楽しそうに。         




話を、自分の年賀状に戻すと、なぜセキさんがヘンタイ!と
言ったかというとですね、あのヘビの絵は印刷ではなくて、
新聞紙のカラーページ(赤、緑と黄色)から一つ一つヘビを
切り出して、目を入れて、一枚の年賀状につき三匹を、多分
百枚以上、(それから新年の挨拶と自分の名前も手書きで)
繰り返し、作り続けたことに対してだったんだろうな、と。
あー、なるほど、(いい意味で)あほか!とか、まー、  
しつこく、こまかく、よくやるよね!というか、     
そういうことなんだろう。ヘンタイ考。         



そして、Paula Scher展の題名「Serious Play」が、本気で遊ぶってことだ
とチラシに書いてあったのにも、そうそう、そういうことです!(作品
づくりにおけるヘンタイって!←?ちょっと話は違うけど、私が考えて
いた事と重ねると)と、妙に納得できました。そして、ただ単に執拗に
細かい作品を作るぜ、っていう話ではなくて、それが洗練されてるのが
気持ち良かった。さすが〜、と思いました。ぎっちり地図の形に文字を
描きこんだシリーズだけでなく、無駄を削ぎ落としたポスターなどの 
デザインも洒脱。3月25日までやっているようです。ぜひ。      










2019/02/19

「36時間 わたしの京都観光 12通りの1泊2日」に掲載




36時間わたしの京都観光 12通りの1泊2日

昨年、淡交社の雑誌「なごみ」で京都・一泊二日の旅を取材される記事があり、
旅する様子を取材される側になったり、撮った写真(スナップ写真から数枚を
提供したもの)や短い文章が掲載されたのですが、それが書籍になります!
2019年2/26発売予定だそうです。岡書店の森岡さんなども載ってます。








内容紹介

〈忙しい現代人におくる「36時間(1泊2日)」の京都旅〉
〈12人の「通な」旅人による、見どころ案内・to do案内・センス案内〉

古都にしてあこがれの街、京都。1泊2日の旅なら、どこを旅しますか? 本書では、各界で活躍する著名人を旅人に立て、1泊2日「36時間」の旅として興味のあるテーマで京都を旅してもらい、巡った場所やルートなど、観光バスの行かない私的な京都旅を紹介します。「京都のどこへ行き、何を楽しむのか?」 グルメ、買い物、アート、史跡、カフェ、人など、12人の「通」な旅人が出会った約120件を掲載。著名人ならではの信頼できるセレクトをもって、新味ある京都の楽しみ方を伝える新感覚ガイドブックです。

【旅人と旅のテーマ】
舘鼻則孝(アーティスト)「日本文化の革新性発見」
森岡督行(森岡書店店主)「京都の人」
平松洋子(エッセイスト)「もの作り精神にふれる」
浅生ハルミン(イラストレーター)「動物を巡る」
疋田 智(自転車ツーキニスト)「自転車だからこそ巡れる京都の穴場」
松井今朝子(作家)「歌舞伎・三代名作で巡る」
太田和彦(作家)「いつもと同じコースの京都」
辻 恵子(切り絵作家)「紙と近代建築を巡る京都」
田中孝幸(フラワーアーティスト)「草花の京都」
南陀楼綾繁(ライター)「本でめぐる京都」
須藤玲子(テキスタイルデザイナー)「テキスタイルでめぐる京都」
泉 麻人(コラムニスト)「バスでめぐる京都」





雑誌「なごみ」掲載時の旅日記(ブログ)からの写真を交えてご紹介すると、
こちらが雑誌「なごみ」掲載時の写真。この時は白黒でしたが、




じゃーん!全部カラーです。私の旅のテーマは「紙と近代建築をめぐる京都」。
マリさんに教えていただいた長楽館(上の写真)や、村松英和さん(上の写真、
左上で一緒に写っている方です)が内装を手がけたウサギノネドコ京うちわ
や、唐紙(からかみ)の工房などを巡りました。*写真=小檜山貴裕さん撮影




こんな素敵な一枚も。今は廃番に(引退に)なってしまった
お気に入りの靴が写真に残って嬉しいな。これを見た友人が
私が作る切り絵のポーズみたい!と話していて、なるほど!
となりました。私が似てくるのか、作品が私に似てるのか。




帯付きの状態はこんな感じです。
ぜひご覧ください。


雑誌「なごみ」掲載時旅日記から:


この動画にありますが、エレベーターで

「おっ!」と思う発見をしました。  
*詳しくは本でどうぞ。






写真の右側:唐紙の「唐長」の女将・郁子さんも、とても
素敵な方でした。私家版の自伝「唐長 IKUKO」、拝読 
いたしました。おしゃれである事は大事だなあ、と  
伝わってくる、華やかな方。写真の真ん中に写っている
のは、京都在住の作家仲間の ひろせべにさん。一緒に 
工房見学させてもらいまいた。& 動画の「番外編」で、
鳥を観察しながら私が会話してるのも、べにさんです。
        *上の写真は編集部・Kさん撮影






「なごみ」8月号の記事で、三つ、やりたいことを
挙げた中に「美味しいものが食べたい」という
欲望をあらわにして恥ずかしいようなことを 
入れたのですが、ここのレストランで頂いた 
お料理は、多少なりとも旅疲れをした体に  
入った途端に、目がキラーン!となるくらい 
お、美味しい!(そして絵のように美しい盛り
付け、給仕の方々の所作)と、いや、美味しい
ものを食べているときは確実に幸せだな!と、
再認識するような幸せな時間でした。    



床の模様がシンプルだけど洒落てたり、建築+美味しいもの、で多幸感が半端で
ない時間を過ごしました。ありがとう、教えてくれたマリさん、長楽館の皆様、
そしてタバコ王。 *長楽館はタバコで財を成した村井吉兵衛の旧居跡です。 





ウサギノネドコの内装などを手がけた、
村松英和さんと再会。京都の絵本店・ 
メリーゴーランドでの個展の時に   
「初めまして」をしたので、お会いする 
のは5年ぶり、2度目なのですが、 
なんか和んでますね。笑。     
*村松さんのインスタ  
*写真撮影は編集部のKさん。



2019/02/18

△ ○ △






△ ○ △

2/18、木と木の間に、まん丸に近い月が挟まれている様子。
あー、綺麗だなあと何の気なしに撮ったのですが、次の日
が、いわゆるスーパームーン(地球と月の距離が狭まって
大きく見える夜)だったようです。東京は曇り空で見られ
なかったのですが、あ、やはり大きさがちょっと違うだけ
でも見る人は「ん?」「なんかいつもと違う」と気づくの
か。つまり、絵の仕事の人も細かい部分、些細なバランス
で違和感とか、いつもより綺麗、とか伝わるんだろうなー
などと思ったり、思わなかったり。         













2019/02/15

ω xxxx




ω



xxxx
xxxx
xxxx




冬の東北旅(盛岡〜仙台〜三春)へ





久しぶりに東北へ・初めて冬の東北に行ってきました。
寒いとは聞いていたので、なるべく重ね着できるように
用意はしていたけど、まあそれほどでもなさそうかなー
と、新幹線の車窓から外を眺めていたら、盛岡に到着 
する少し前(北上・きたかみの辺り)で、ブオー、と 
大雪!急いで着られるだけ着こみました。盛岡は粉雪。
再会した友人と昼食をとっていたら、スノードームの 
中にいるかのような豪雪。前にきた時にはまだ開店して
いなかった背負子(しょいこ)のレナさんは関西出身 
なので、着いていきなり西の言葉モードに。*同じく、
そのあと行った仙台でも、そうでしたが。昼食後に、 
足元に気をつけながら散歩。わー、綺麗!と、コケない
ように気をつけないと!と、脳が忙しい感じ。    




東京で降る雪よりも粒子が細かい気がする。
片栗粉の感じだ。音響効果で、雪を踏む音を
人工的に作る時に、片栗粉を使うの、納得。



「お天気雨」のように、晴れているのに
雪が降っているのも不思議な感じが
しましたが、晴れている方が寒い・
放射冷却の話などお聞きしました。


 


雪まみれの木、美しい。




👻


 


行く場所、行く場所で「こんなに寒いときに〜」
(いらしてくれてありがとう、いらっしゃい)と
決まり文句のように言ってもらってました。 
外から見た事しかなかった岩手銀行赤レンガ館
の窓です。細かい雪がこんな風に雪だまりに 
なるんだあ、片栗粉っぽい、と書きましたが、
砂糖菓子とか泡とかのようにも見えます。  




そして、こんな風に"読めない"事もあるんだ(笑)とパチリ。



後日、建物の中にも入ってみました。




東京駅を設計した事でも知られる辰野金吾の建築。
ん?どういう事?と感じたのは1階のカウンターの
木の部分と石の部分のつなぎ目の「I」(アイ)の字
のようにも見える模様。初めは、石と木を繋ぐため
の楔(くさび)の役割をしているのかな?と思った
のですが、よく見ると真ん中で違う素材に変わって
いて、つまり繋ぐ役割をしていない・単なる装飾?
岩手銀行の「I」(アイ)??お出かけになったら、
探してみてください。             






展示されていた岩手銀行行歌のレコード
ジャケットも、ムード歌謡風で◎。  




つららだー



東京の家の下駄箱に、着脱可能なスパイクのようなものが
買ってあったので、冗談半分で持ってきたのが案外役立ち
ました。大股で歩かない、かかとで蹴ったりしないで  
平たく足をつく、というのをテレビか何かで見てたので、
私はペンギン、私はペンギン、と念じるように歩いてた 
ような気がします。笑。夜中に、次の目的地でお会いする
方のためにお土産を買いに駅まで行って、ふー、寒かった
なあ!外気温、何度だったんだろう?と調べるとマイナス
6度!でした。最大限に着込んでいたせいもあり、実は 
そこまで「寒う!」とはならなかったんだけど(案外、 
大丈夫かも)、「顔が冷たい」というのは初めての感覚 
でした。顔の寒さ対策と、コケないバランス感覚?だな。



写真の足跡は白鳥ではない(と思う)のですが、
雪に残る鳥の足跡も可愛かった。何の鳥だろう。




白鳥〜!東京でも、皇居のお堀などで、
数羽いるのは見たことがあるけど、  
こんなに沢山は初めて。       
数えたら28羽いました。       



みにくいアヒルの子」にあるように、
ヒナの時代はグレーっぽい羽根の色
だという白鳥、たぶん上の写真・右
の三羽は若いんだろうな。クチバシ
ってこんなに黄色いのかー!   




などと、写真を撮っていると「なんだなんだ、
エサ、くれるのか」と寄ってきて、しばらく 
すると「なーんだ」というかんじで離れて  
行くのが面白かった。無言の会話のような。 
*ちなみに、エサやりは禁止らしい、ですよ、
ご注意を!              





雪が降っていたり、


雪が止んだり、いろんな天候を経験できました。
*写真は同所、雪が降っている日と晴れの日。



川の水の色が不思議。春っぽい色?
冷たいだろうにプカプカ浮かんでる
水鳥のたくましさよ。      




なんか雪の写真ばっかりですが他にも色々出かけました。前に
盛岡に来たのは当時別の店名でお店をしていた方々の企画した
ライブの時だったのですが、CIY(チョイス・イズ・ユアーズ)
になってから初めて伺いました。すりガラスのような厚手の 
ビニールのカーテンが光を拡散させて、すごく絵になる。  





今回の旅は、グッと一気に北に:盛岡へ。
そこから仙台、福島県の三春へと徐々に 
南下するコースにしてみました。    



マイナス6度を経験した後の仙台の気温は、
ちょっと温く感じるほどでした。    




とはいえ、薄く凍った水も目にしました。
遠くから見ても、凍っていると「あれっ」
と分かるものなのだな。石が乗っかって 
いるし。ちなみにここは、写真がアップ 
すぎて何だかわからないですが、五色沼と
いう場所で、日本におけるスケートの  
発祥の地だそうです。         





仙台は私にとっては何となく、リトル・東京な感じ。
都会すぎて(?)どこを見たらいいんだろう、と  
ちんぷんかんぷんだったのですが、東京でも最近、 
よく出かける博物館へ。(東京の博物館は、年間  
パスポートを持ってまして→関連記事はこちら)。 
土器、「解体新書」!などなど、興味深いものが  
たくさんありました。              


これから(仙台の後に)行く、三春のお人形も
あって、手帳に描いてみました。旅の間に、 
いろんな人に手帳を見てもらう機会があった 
のですが、良寛の臨書で面白い発見も。   
詳細はこちら。平仮名で書いてあると思った
ものが、実は漢字だった…という話。  
*上の振袖のような衣装の方が三春のもの。 





仙台では、イトコと再会したり、画家の樋口佳絵さん
関連記事はこちら)、ともお会いできました。盛岡の
喫茶carta(カルタ)でも作品展をしてらして、2.22
(ニャー、ニャー、ニャー、で猫の日)に合わせて、
仙台でも雑貨店や喫茶店などでスタンプラリーを 
開催中。樋口さんの手による、店主の愛猫のポート
レートがスタンプになっているせいか、押して  
もらう時に、しっかり、綺麗におさねば!と、  
ものっすごく真剣な様子が猫たちへの愛だな!と 
思っていました。ちなみに右上のスタンプは盛岡の
cartaの店主宅の猫たち。ぷんこと、たーこ。   



仙台からさらに南下して福島県。郡山駅へ。
モンドリアンの抽象画のようなビビッドな 
色合いの電車、かわいいなあーなんて思って
たら、あれ?もうすぐ来るはずの電車、  
来なくない?え?あれ?次の電車は*分後?
…どうやら、何両編成、というのが東京の 
感覚(山手線、11両もある)とズレてて、 
短い電車に気づかなかったらしい。がーん。
営業時間に間に合わない!タクシーに乗る。




目的地は福島県・三春のin-kyo。長谷川ちえさんのお店。以前は、
東京の蔵前にあって(その頃のことや、取り扱い状況など、関連
するブログ記事はこちら)、今もカレンダーなどをお取り扱い 
頂いているのですが、この旅に出る前に「今年のカレンダー、 
売り切れました?(在庫状況をHPに更新したいので確認)」  
なんてやり取りをしていて、そういえば久しぶりに東北に行く 
ことにしたのよ、なんてチャットしていて、「…はっ!!   
三春に移転してからのin-kyo、行ってないじゃん!!」と、  
遅ればせながら気づいて、旅程に入れたのでした。      
元・美容院だったという建物が今はin-kyoになっていて、   
元・in-kyoだった蔵前の物件が今は美容院になっているという 
不思議に驚いたりも。in-kyoでお求めいただける辻恵子の   
ものは、他にもあるかもしれませんが:写真・右下のブック  
カバー(残数僅かでした、お早めに!)、それから、    



作品集「貼リ切ル」も2冊ありました。
お出かけの際は、是非是非。    




三春ではin-kyoの店主・長谷川ちえさんの御宅で夕ご飯をご馳走になったのですが
(上の写真はちがいます)、乗り換え失敗の緊張感や、最後の目的地に無事に辿り
着けた安堵感からか、眠気に襲われ、ご夫妻が料理してくださってる間ずっと、
授業中に寝る学生のポーズでしばし休憩。その直後、今回初対面だった旦那様と
おしゃべり。「東北で美味しいもの、何か食べましたか」と聞かれ、半分眠って
いる頭で「…スープ」と。「それは美味しそうですね(笑)」なんて会話。一杯
美味しいもの食べたんですー、というのが上の写真でございます。      




三春を離れる前に、ちえさんと記念写真。
SNSのせいか、久しぶりの感じがしないけど。




三春の名物、滝桜は「工事中」でした。これはこれで、なかなか
見られない景色だなあ。樹医さんがメンテナンスをして、春に 
備えるそう。三春という地名の由来は、梅と桃と桜が一気に咲く
からだと聞いたことがあるのですが、盛岡では梅がちょっと  
早くて、その次に桃と桜が咲くから、小学校の門のところには 
梅がよく植わっているなんていう話しをお聞きしました。   
東京では2月にもう梅が咲いているけど、4月にやっと梅なのか、
日本全国、時差はないけど気候の差はそんなにあるのか!と  
体感できた旅でした。                   




ちえさんのインスタグラムより:






長谷川ちえさん(@inkyonoengawa)がシェアした投稿 -