2021/03/27

ちょこっと海外旅行気分を味わう日

 


2021/03/27:アンスティチュ・フランセ東京へ。 前を通りかかって、おお、ここは私が学生時代に愛読していた雑誌「Olive」(オリーブ)なんかに出てきた場所ではないですか!と、ワクワクする。     




少し前に、BSで放送していたドラマ「名建築で昼食を」(田口トモロヲさんが出てるもの)で、この建物も出てきて、坂倉準三さんの設計だと知りました。写真は、二重の螺旋階段。ここと、フランスにあるシャンポール城にだけある珍しいものだそう…ざっくり情報ですね【→ 詳細】。

フランス語の説明板もあったので、それを見たフランスの 画廊主・パトリックさんが、これのことだよーとリンクを送ってくれたの(お城の方の階段の写真)は→【こちら】。

余談ですが、坂倉準三は、国立西洋美術館などを設計したコルビュジェの元で学んだ人。あまり詳しくないのですが、母校(文化学院)の創設者の娘の配偶者という関係で初めて知った方。

私が作家活動を始めたばかりの頃に、卒業生の合同展が 開催されたのも、坂倉準三メモリアルギャラリーでのことでした。→【2004年!ですって。わー】。      


話を戻して、アンスティチュ・フランセ。教室も、なんだか異国情緒があって、先述のフランスの画廊主も「Presque la France」(ほとんどフランス)なんてコメントしてました。



私の学校のあった駿河台にもアテネフランセという言語学校があって、小さな映画館があったので映画を見に行ったりカフェテリアを利用していたのですが、ここも上映施設があるようでした。語学は本だけでなく、映画や音楽などから吸収すべき!と思っていることもあって、「わかってるぅ〜」と思ったり。ちょっとした外国旅行気分を味わえた日でした。      







2021/03/19

受付猫・今年の桜

 


2021/03/19:ジョギング中に、何か視線を感じて見ると…黒猫が受付のヒトのように座ってました。


昨年は完全にステイホームで、咲きはじめの数輪しか目にしなかった桜、今年は(全然新型コロナの蔓延は収まっていない・さらに悪いのに)一人で見上げる。








2021/03/18

「イラストレーションファイル 2021・下巻」に掲載



玄光社のイラストレーター年鑑「イラストレーションファイル 2021」は3/30発売予定。名前順で上下巻あり、私のページは下巻に収録予定です。

今年は、過去1年の仕事の中から下記の4つを選んで掲載お願いしました(敬称略)









CD付きの書籍「歌声は贈りもの」題字、装画
他:辻恵子、デザイン:辻祥江
福音館書店・刊行








フジッコの会報誌「晴れ晴れ。」表紙:貼り絵:辻恵子、アートディレクション、デザイン:墫真木江(佐川印刷)






書籍「テレビドラマオールタイムベスト」装画:辻恵子
出版社:集英社 企画制作:ニュース企画
AD :花岡樹(シンプルコミュニケーション)
D :小見山紗織(シンプルコミュニケーション)







クリエイティブディレクション、プロデュース、
プランニング:婦人倶楽部




作家近景と婦人倶楽部の手ぬぐいマスクの撮影は
萬田康文さんにお願いしました。





お休みしていたイラストレーションファイルWebも再開しました:

*今までのイラストレーションファイル関連記事はこちらです。 


2021/03/09

ボールのように咲く花

 




2021/03/09:ピンボケなのが残念でしたが、二輪の花が背中合わせに咲いていて、ボールのようになっていました。


別の日に撮った別の花の写真。美!こんな完璧な美しさを自然に(自然によって)見せられると、絵描きの無力さを感じちゃったりして。                







「栄養と料理」4月号・連載「思い出の味」の題字を制作

 





女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2021年4月号は3/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第88回は俳優の副島淳さんの記事です。


女子栄養大学出版部
発売日 : 2021-03-09

2021/03/07

500gぴったり!の話





2021/03/07:今日ちょっと嬉しかったのは、ザワークラウト仕込み中に、"500グラムのキャベツって…このくらいかね"とザクッと切って、計りに乗せたらピッタリ!だったことです。


この嬉しいことがあった少し後に、この計りを落として天板を割ってしまいました。最後の楽しい思い出。おつかれさま、ありがとう!計りよ。新しいのはデジタル表示で0.5g単位で計れる機種なので、こんなふうに500gピッタリ!の難易度は上がってしまいそうです。             






2021/03/01

秋野不矩さんの絵・お雛様の木靴・MT流行の源流




2021/03/01:仕事部屋の本の整理をしているときに見つけた、自分が描いた絵。日本画家の秋野不矩(あきのふく)さんの笑顔。天竜にある秋野不矩さんの美術館、と一緒に行ったなあ、藤森照信さんの建築デザインで、スリッパを脱いで展示室の床の質感を感じたくて裸足になった思い出が。 → こんなところです


秋野不矩さんの写真は(c) 雑誌「サライ」

そんなこんなで、本をリュックに詰めて、古本屋さんに持っていく途中、神社で神職の方が履く木靴のようなものを見かけました。お雛様が持ってるアレ(写真・下)の実物!を見ることができて嬉しかった。どんな履き心地なんだろうな。 







これは古本屋に持っていかなったものだけど:近年の、というより、もう定着しているといってもいい:可愛らしい文具としてのマスキングテープの流れを作った源流が出てきた。

ほんと、この、ロバロバカフェ/現在のロバの本屋ふくめ、数人の女性たちの熱意というか面白がるチカラと着眼点ね。

マスキングテープがまだ全然注目されてないときに、手作りで作った冊子には一つ一つ、マスキングテープが手張りされてて、それ関連の合同展(私も雑貨制作で参加しました)の参加依頼のチラシにもセンス良く貼られていて。

経年劣化で現在はがれかけてるとこまで「マステさいこー!」と拳を上げたくなるような。彼女たちの話はいつか朝ドラか大河ドラマにしてほしい。←半ば本気で。

そしたら、あの人は、どの女優がいいかな、なんて想像したりして。