2021/07/27

ワクチンを打ちました

 


2021/07/27:新型コロナの1回目のワクチン、打ちました。注射としては全然いたくない。帰宅後、台風で飛ばされないように外しておいた日よけをつけなおして、アイスを食べて一息入れていたらニュース速報で過去最多の感染者数、2848人と。はー、やれやれ。それでも運動大会(オリンピック)はやめないんだろうか。ワクチン2回目打つまで(も、2回目から数週間も)大事にしないといけないから、しばらくステイホームして自衛モードにするつもりです。*後日書いていますがずっと在宅!

もう打った人たちのツイートなどを参考にさせてもらえてよかった点もあったので、メモがてら記しておきます。

・筋肉注射だから、力を抜いてー、というの、役立ちました。
・摂取後には寄り道しないで帰り、後で腕が上がらなくなると困るので、すぐシャワー、楽な部屋着に着替えました。
・スポーツドリンクで水分補給をこまめに、も大切そう。  
・よく休める環境を作っておく(用事など済ませて)。   
・翌日は腕が痛かった、二日目はマシになる。      

2回目の接種を待つ間に、どんどん感染者数が増えてきて、恐ろしい。どうぞ皆様無事で、というかなるべくお家にいましょうね。                    





追記:2回目を打った後は、あれ、腕の痛みは前ほど無いかも?熱も出ないなあ、と思って、念のため体温計で計ってみたら、37.5度前後。わ、微熱出てるじゃないか!(自覚なかったけど)と、びっくりして静かに休みました。数日で熱も下がりました。いちばん高かったとき、37.8度くらい。          

1回目、2回目とも、蕁麻疹のような赤みが肌に出て、しかしかゆみは出たり赤くなるだけで痒くならなかったりでした。どなたかのお役に立つかも、とメモしておきます。    



2022/03/03に3回目を接種。副反応はあまりなく、腕の痛みも前回、前々回に比べたら全然感じないに近く、37度前後の微熱がしばらく続いたくらい。と、メモしておきます。





2021/07/24

ドイツでの戦争教育について考える





2021/07/24:夜は満月でした。いつもながら後日ブログを書いているのですが、この写真の頃は東京オリンピックの開会式の演出を手がけることになった方の過去の作品で、ホロコーストについての言及があり、物議を醸し、開会式の直前に解任、という事がありました。         


この動画とは違うものですが、録画で海外のドキュメンタリー番組を視聴。K症候群という、
架空の病気(感染症)を作りあげることで、イタリアでユダヤ人を救った人たちの話。
とても興味深かった。


上の写真は頂きものの杉浦千畝(ユダヤ人にビザを配布した日本人)の展覧会のチケット。コロナ禍で繁華街に行くのも怖いので行けるか分かりませんが(後日追記:行けませんでした)、朝ドラ「とと姉ちゃん」の冒頭映像の絵を手がけた時に原画展でお世話になった会社の方が、送ってくださったばかり。

ホロコースト、虐げられたユダヤ人の歴史については凄く詳しいわけでもないけれど、体験として印象的だったことがあります。20代・学生時代に、講義か公演で数人の外国人の方々が講義に来てくれたことがありました。今でも交流のある先生によるとおそらくポーランド人だったと。*ポーランドでのナチス支配は酷いものだったようです→ こちらをどうぞ。       

その頃、生徒の中にミリタリーマニアみたいな人がいて、勝手にナチの卍マークを描いたのを貼ってあって(まあそれを注意しなかった学校もダメだけども)。それを見て、外国の方々激怒、抗議し→外されたと聞いたのがすごく印象に残っています。  

その後、日本在住のイスラエル人(ジューイッシュ、ユダヤ人)の方と友達になって、まあその方と迫害の話はしないものの、〇〇人、という概念としてじゃなくなって、〇〇さんの祖国や民族、という考え方になって。あの虐殺は茶化したり冗談にしちゃあ、絶対いけないことだと心から思うようになりました。

まあ歴史のことは難しくて、「イスラエルその後パレスチナでさー」みたいなこともある(建国のためにパレスチナの人は追い出していいの?というのはある)し、ラーメンズの作品が作られた「あの時代」(1990年代)はそういう風潮・"悪いこと"を自慢するのが格好良いとされていたんだよー、ということもあるかもしれないけれども、それは今や恥ずかしいことでした、と認識したり、変わっていかないといけない部分だろうな、と。           

例えば、例えば海外の何か世界的な大会の演出家が過去に、原爆、東京大空襲などを面白おかしくネタにしてた人だとしたら?もっと近い時代のサリン事件だとか、3.11、津波をジョークにしていたら、どう感じるだろうかと想像してみるとよい・わかりやすいのかも。何の罪もない人が大量に殺された・死んでしまった歴史的なことを、どう受け止めるべきか。     

戦争の歴史については、被害者意識だけでなく、自国・日本は各国においてどういうことをしてきたか、も学ぶべきではないかな、とドイツでの歴史教育について知る度に思います。

例えば、有名な話では、学校の授業で「はーい」と手を上げることも、ヒットラーを讃えるポーズを連想させるため、一本指を上げる、とか、「つまずきの石」のことだとか。    

例えば:ドイツ人は「過去」から何を学ぶのか?…とか:
www.newsdigest.de/newsde/features/10850-zweite-..

色々記事がありすぎて、どれを選んだらいいのか…という感じではありますが、これを機会に、色々知る機会になればいいなと思ったりもします。                   



この動画も、へえ〜と思うこと、多かった。政治の話、あまりしませんよね、日本人。


コロナ禍に、佐渡島を取り寄せる









2021/07/24:コロナ禍、どこにも行かれないので佐渡島を取り寄せた。「いとしげな佐渡」Vol.4!NegiccoのMeguさんをモデルにした川島小鳥さんの写真、どれも素敵です。         





ちなみに、「いとしげな佐渡」では私が切り絵と文字を手がけた手ぬぐいのマスクがお求めいただけますよ。不織布マスクじゃ ないと不安な昨今(少なくとも東京では)ですが、不織布マスクの上から布マスクで押さえるのはいいみたい。是非是非。 





今回の風景印は両津港でした





2021/07/20

水と葉っぱ

 



2021/07/20:散歩中の光景、毎回、落ち葉がどんな重なり具合か楽しみだったりする場所


2日後の同じ場所にて。




一匹の猫、二冊の絵本(うちのねこ・ぼくはいしころ)

 


2021/07/19:原画展で買おうかなぁと思ってた、高橋和枝さんの絵本「うちのねこ」が、根津のひるねこブックス(2回くらい古本を売りにいったとこ!)で、サイン本が入荷したというツイートを、坂本千明さんのリツイートで知って、買いに行く。お店が移転してから初めて入れて嬉しい。お店の人に、あの、ツイッターで見たのですが…ありますか?と聞いたら、届いたばかりでー、と、包みから出してくださった。

帰宅後、読む。ネタバレになるからフワッとにしておくけれど、想像より手前でお話が終わる。実は、サイン本の情報をシェアしてくれた人として名前を挙げた坂本千明さん(紙
版画などを発表している方)が保護した猫がモデルになっている絵本なのです。たまに坂本さんがインスタでシェアしてくれている画像で、今の実在の猫(シノビ)の、人に慣れた家猫ぐあいを 知っているから安心して読んでるけど、いわゆる「可愛い(フレンドリーな)猫ちゃん、楽しい猫との生活(最初っから和気あいあい)」という想像とは違っていて、よい。

ヒトとネコ、迷い、恐れ、警戒心、寂しさ、甘えていいの?そういう、負のイメージは描かれること少なかったのでは、ことに絵本では。絵の可愛さや空気感で、悲しさや悩みが重苦しくはなっていないのがよい。詳しくはインタビュー記事を:
https://book.asahi.com/article/14406180(「好書好日」より)


翌日:あっ、新聞広告まで。シノビ(猫の名前)、よかったねー!



別の出版社から出ている本ですが・見た目は違いますが、坂本千明さんの絵本「ぼくはいしころ」も同じ猫について描かれた一冊です。                 

2021/07/14

中国茶と季刊紙とキジの絵本

 



2021/07/14:西荻窪のサウスアベニューという中国茶のお店で、青葉台(横浜)のお店・橙灯の季刊のフリーペーパーが置いてあると聞いて、近くに住む友人に送ってもらいました。    



バックナンバーも、後日ゲット。ありがとう、お二人!


一緒に送っていただいたサウスアベニューのお茶は、手作業の合間にいただきました。7/31、東京の新規感染者数は過去最高の4千人越え。クラクラしそうなところに、目にも美しい、そして美味しいお茶で正気を取り戻した感じがしました。        



お茶の時間に、ユカワアツコさんの絵本も拝読。月刊絵本として刊行されて書店に並んでいる間に紹介しそびれてしまったのですが、今でも大きな書店ではバックナンバーとして手に入るかも、と、注文・取り寄せ可能かも。8〜10月にかけて銀座の教文館で展覧会もあるみたいですよ。感染拡大が収まって、行けるようになるといいなあ。


雨の波紋◎、初めてのマリトッツォ、和田誠さんの本




2021/07/14:コロナ禍の体力維持のための散歩へ。途中から雨が少し降る。水面の波紋が綺麗。(絵本「まるをつくる」で描いたなあ…)。


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◎ ◎
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そしてこの日は、最近よく目に・耳にすることが多いマリトッツォ(Maritozzo)なるもの:ブリオッシュ生地のパンに生クリームたっぷり、のやつを初めて口にしました。どうせだったら美味しいのがいい、と思ってパン屋さんのを。思ったよりさっぱりしていて、軽くて、美味しかった。生クリーム=脂肪分こんなに食べちゃってる!って背徳感の味だな、と思ったりもする。飽きやすい日本人、定着するか、どうだろう?…いつもながら後日この写真をブログに載せているのですが、この後、東京の感染者数が急増して、近くに出かけるのも怖くなり、ああ、「あの時にマリトッツォ食べておいてよかったあ!」と思うような、至福のときでもありました。美味しいもの is 偉大。



それから、本屋で見つけた和田誠さんの本?ムックも入手。こちらはじっくり楽しむことにしよう。



著者 : 和田誠
スイッチパブリッシング
発売日 : 2021-07-05

2021/07/09

赤いドレス/「貼り絵の作りかた」の動画を追加しました




2021/07/09:コロナ禍、好きな服を着て出かけるということも少ない。コロナ前に、ようさんに仕立ててもらった夏用のブラウスもタンスの中だ。今年、通販で買った赤いワンピースは何回着られるかなあ。          






私が宇多田ヒカルさんのミュージックビデオ「花束を君に」のために作った、このキャラクターも赤いワンピース姿。







このキャラクターと、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の冒頭映像にも登場する青い服の少女(下の画像、左上で飛んでる子)の貼り絵キット「貼り絵の作りかた」を、今度、近日情報公開予定の某・オンライン物販イベントで販売するので、実作動画をYouTubeに公開しました。よかったらご覧ください(2021/08/03に公開):




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辻恵子作品集 貼リ切ル

貼り絵キット「貼り絵の作りかた」は私家版なので、書店ではお求めいただけないのですが、縮小版が、徳間書店より販売中の作品集「貼リ切ル」の巻末に収録されています。興味がございましたらご注文くださいませ。

「栄養と料理」8月号・連載「思い出の味」の題字を制作




女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2021年8月号は7/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第92回は芸人で日本語学者のサンキュータツオさんの記事です。(サンキュータツオさんといえば私の中では:東京ポッド許可局!)


女子栄養大学出版部
発売日 : 2021-07-09

2021/07/06

黒猫ビルを見にゆく 🐈‍⬛

 



2021/07/06:先日お亡くなりになった「知の巨人」立花隆さんの事務所のビルに、黒猫が描かれているというのをSNSで知って、見に行きました。立花さんの存在は知ってましたが、追悼番組というか、再放送されてた番組で興味をもったくらいの「にわか」ですが、頭が良い、知識の宝庫みたいな部分だけでなく、想像力というか心や感性も豊かだったんだろうな、と、その追悼番組でシベリア送りになった画家に想いを馳せて泣く彼を見て思う。 めちゃくちゃクレバーな人が、こんな遊び心の溢れまくってる 建物にいたなんて、素敵なことだなあ。