2019/05/31

KAO TAGのような影 @ 仄仄、TISトークへ





5/30:駒込の仄仄(ほのぼの)へ。とても良い天気の日の夕暮れ時。 
あれっ、なんかこの形!見たことがあるなあ・・・?        



(自作の)KAO TAGだ!と笑う。7月に参加する
イベント「紙博」にも出品します。昨年?の紙博
の時にリバイバルで作った(のと、新作の女性
バージョンと魚バージョンも作ったんでした)。






紙博は基本的に一人でお店番しているのですが、
今年はトークイベントへの参加もあ理、このお店
仄仄のNさんにもお手伝いをお願いしました。 
*毎年Aさんには御助力いただいております、感謝!

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(辻恵子の、現在入手不可の月刊絵本などもお取り扱いいただいています)



紙博に向けて、レターセットのパッケージを改良したり
(台紙を入れました!)、内容を変更したり(シールを廃止
しました!)。昨年の紙博用に作って、そのあと仄仄で
活用していただいていたレターセットの陳列ボックスの
インデックスもボロボロになってきていたので(沢山の
方に見ていただいたんだなあ、ありがたい)、作り直し
しました。今は仄仄にあって、紙博の時には会場でこれ
をご覧になれるかと思います。*お借りしてきます。 






話変わって、夜は東京イラストレーターズソサエティ の  
トークイベント?勉強会?意見交換会?のような催しへ。  
愛読しておりました:雑誌「Olive」のイラストレーションや、
ハンドソープ「キレイキレイ」の絵の上田三根子さん、スケッチ
ショウのジャケットのヒロ杉山さんたちが目の前でお話しして
くださってるー。何だか凄い。 そして会場だった「景丘の家
も洒落ていて素敵でした。                


【医薬部外品】キレイキレイ 薬用 泡ハンドソープ シトラスフルーティの香り 本体ポンプ 大型サイズ 500mlaudio sponge




今年から会長の小池アミイゴさんの投稿、 
こちら(私の後ろ姿も・・青いシャツの人)


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猫に労われる日






2019/05/31:集中して制作した後にnemotoでの「タバタフリーマーケット」へ。覚えてくれたらしい猫ちゃんに労ってもらいました。



2019/05/28

芍薬






5/28:芍薬お美しや。某お仕事(まだ準備段階)のための制作を
二日間かけて整理して、描いたり切ったりして、送る準備。



2019/05/26

渡邉紘子さんの展覧会へ





展覧会へ。会場のグレーの棚とピンク色が良く合ってた。作品
自体の魅力を損なわないよう、より良く見えるように飾るのも
センスというか技量というか展示作業って大変なんだよなー。
左上の、ベージュ色で作られた花の根っこ(写真右下)の  
ピンク色が生しいというか「生きている!」感があって素敵だ
とアーティスト本人に話す。美は細部に宿るというか、でも 
策略のような計画性とはちがうんだよな、「そんなとこ見ない
でしょー」と普通の人なら多分てきとうにしてしまう細部に 
細かく気を配ったり、ほんとにこの形で・色でいいのかとか、
考えたり工夫したりして手を抜かないのは良いアーティストで
あると思う。そしてそういうのはちゃんと見てる人にも伝わる
んだと思う(たぶん)(そう思いたい)。自分の作品も。  




ところで、今回の展覧会のタイトルは「目はいづこー箱はここ」。
写真の、古いスタンプの詰まった箱にインスぴレーションを得て 
制作された作品群。たまたま、いや必然的に?「わたなべひろこ」
とアーティスト自身の名前と、写真には写っていませんが会場の 
会場の「パール」の入った文字のスタンプも。多くが(活字では 
なくて)手書きのレタリングを手彫りしてあるようだった。物との
出会いも「引きが強い」とかあるよなぁ、と思う。       





渡邉紘展覧会の案内状に登場している作品、の、御髪(おぐし)を直す 
アーティスト。自分で作ったものを愛おしく語れる人はいいなーと思う。
私もわりと同類というか、こないだ久しぶりに打ち合わせがあったとき、
前に提出したラフを見て「いい絵〜!」なんて言ってました。まるで  
他人事のように。                         




今回の展覧会で、とくにグッときた作品は「記入済」。
繊細さと物語性と遊び心を感じて好き、渡邉紘子さんの
作品世界。ワールド。6月9日まで開催中だそうですよ!

*ブログ更新、間に合った!(6/3に書いてます)




2019/05/24

ハサミと銃の数え方 〜 英国風雲〜アルマーニ@東博






5/24:次の作品展の案内状(チラシ)に、私が切り絵や貼り絵を
作る時に愛用しているハサミも写してもらうことになり、主役の
絵と一緒に送る。*ちなみに愛用しているのは無印良品のハサミ
なのですが、学生時代に買った前のデザインのものです。今の 
ものよりも手を入れるところが広く設計されていて好き。復刻 
してほしいなあ!個人的にグッドデザイン賞です。      



いくつか持っているのですが、持ち手のプラスチックの
中で鉄の部分が錆びはじめていたり、少しヒビが入った
ものもあり。今、もうこの愛用画材は手に入らないので
慎重に包む。こうやって小箱に入れてると、犯罪映画の
ようだなあ(こないだ「コンフィデンスマン.JP」でも、
そんなシーンが)…と写真をSNSにアップしたら、友が
「そういえばハサミも銃と同じように「一丁(一挺)」と
数えるもんね、と教えてくれる。ハサミ愛用してるのに
1本、とか1つ、とか言ってた気がします。      


追記


この撮影のためにハサミを送りました






ともあれ、次回作品展のメインビジュアルの
切り絵作品と愛用のハサミを送り出してから
頭上に、英国っぽい雲がうかんでました。 













ところでこの日の博物館は何だか端正な人たちが
表慶館の前にズラリと並んでました。ジョルジオ
・アルマーニのショーがあったようです(→記事



 

私は早い時間に通りかかっただけなのでお見かけしませんでしたが、
(とと!「とと姉ちゃん」で主人公のお父さん役の)西島秀俊さんや、


ユマ・サーマン!、河瀬直美さんなどもいらしたそうです。そして、
84歳のジョルジオ・アルマーニも十数年ぶりの来日だったとか。  





誰だかわからずに華やかな撮っていましたが、あとで
赤いドレスの人は韓国の元・KARAの方と分かり、 
へー。なんて思っていたら、2日後に自殺未遂で意識
不明、というニュースが入ってきて(その後、意識
回復したそうです、よかった)、華やかな世界に 
ても、いや、それだからこそ?辛いこともあるん
だろうな、などと感じました。         



追記


11/24:復帰して、日本でも活動すると知って、よかったねー、
と思っていたク・ハラさんの訃報を知る。美しくても、才能が
あるというか努力できて、人前に立って何か成し遂げられる人
でも、弱い部分があったり、いなくなってしまいたいとか、何も
感じたくないと思ってしまうことがあるのだな、と。分からない
でもないけど(割と暗い時代もあったんで:笑)、生きたくても
生きられない病気の人だって、表舞台に立ちたくたって立てない
人だって山ほどいるけど、それとこれとは別というか、そういう
スポットライトの中にいるからこそ影も強くなってしまうのかも
しれないな。中島らもさんなどは、鬱っぽく、アル中ぽくなった
頃に、あ、このままだとジサツしちゃうな、とマネージャーに
その旨を伝えたことあるとか。もしかしたら、表舞台に立つ時の
自分と、「本当の」自分との距離っていうのもあったのかも
数分、お見かけできた異国の人。あなたはとても綺麗でした。









2019/05/22

積水ハウスのWeb CMの絵を制作「ヒミツキッチン」






2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの
Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年5月22日の更新回は「ヒミツキッチン」です。        

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く
















2019/05/21

大雨の後の美しい景色







5/21:まるで台風のような大雨のあと、草木に水滴が
沢山ついていて美しい光景が見られました。




実はまだ読んだことないのだけど、私の作品について、
ある方が(センス・オブ・ワンダーに満ちている!と)
評していただいて知った言葉、レイチェル・カーソンの
「センス・オブ・ワンダー」の表紙を思い出す光景でした
が、調べてみると、表紙の写真に水滴は無かった。 


センス・オブ・ワンダー




まん丸ではなく、落ちそうな水滴の形も綺麗。




と、写真を撮っている私も水滴の
ような耳飾りをつけていました。

:)


2019/05/18

翠れんさんの展覧会 @ 森岡書店へ








5/18:銀座・森岡書店での東野翠れんさんの展覧会へ。昨年の秋の個展前

(わりと会期直前で、わあわあしてる時期に作品展と湯川潮音さんの歌声で
浄化された感がある→)VACANTでの展覧会の時以来の再会で、今回は
本(あの時は見本が出ていて予約のみだった写真集)を持ち帰れる状況
だったので、サインを入れてもらいました。            




二種類のオビがあり、どちらにしようか悩む。 




こちらにしました。これからまた別の場所でも
巡回展があるようですよ。




翠れんさんの写真は、何というか詩情があるとこがいいな。

モデル・被写体としても、写真家としても、文筆家としても
活躍している翠れんさんの作品に囲まれていて、絵や写真と
いったような言語表現ではないことと、(翠れんさんんは 
文章も良いのですが)言語表現についても考える。    

絵を描く人も、言語表現には至らないとしても頭の中で、 
ぐるぐると考えたり、その鋭い感性で普通は見過ごして  
しまうかもしれない小さなことに気づいたりする。    
モヤモヤとした、言葉にならない、形にならない「何か」を
目に見えるものにすることに長けているからこそプロとして
表現者であり続けられている表現と思考は繋がっていて、
だからアノ人、コノ人、絵描きなのに文章もうまい人が多い
のかなあ、などと思う。                


あ、余談ですが、この展覧会の会場だった森岡書店の森岡
さんは私の旅行記?も載っている本「36時間わたしの京都
観光」にも登場していますよ。ご注目。