2019/10/31

今森光彦さんの展覧会 in 新宿







10/30:久しぶりに今森光彦さんと再会。新宿のニコンプラザ
での、「オーレリアンの庭」展のオープニングにて。
*同席していた編集者の女性が撮ってくださいました、感謝



オーレリアンの庭~生きものと暮らす里山のアトリエから~

展覧会と同じ題名のこれ(今年3月刊行のもの)
最新刊かと思ったら、二冊の本を間に挟む形で、 
そしてカレンダーは本として数えないとして、この
「光の田園物語」が最新刊のようです。すごいなあ。
(画廊に行く前に、某書籍の打ち合わせをしていた
ので、一冊でもヒーヒー言ってる人から見ると、
本当にすごいと思います・・・)。      



里山や昆虫などを撮る写真家であり、切り絵作家でも
ある今森さん、「東京ドーム2個分の」土地を管理し 
始めたそうです、すごい!行ってみたいなあ。   



東京では11/18まで、大阪では11/28〜12/11に
開催だそうです。*詳細はこちら

余談ですが、挨拶に立った方の中に、今日
写真の分野で初の文化功労賞を受賞したと
いう、田村武能さんもいらして(わー)、
写真家は内に向いがち、外との関わりを 
持つことは大切なんだよ、というような 
お話をされていたのが印象的でした。  




帰り道、会場のあるビルのエレベーターの階数を示す表示板が、
メカロボットの胸にでもついていそうな形で可愛かったです。 




新宿は都会!というイメージだけど、程よく昭和感のような
懐かしい雰囲気が残っているところもあるのかなあ。   




2019/10/26

天王洲アイルでのシャネル展、対岸に既視感





10/26:仕事を終えてから天王洲アイルでの
「マドモアゼル プリヴェ」展に出かけました。
シャネルなんて(高級な)ブランドの洋服
などは縁がないけれど、昨年秋、銀座での
In Goude We Trust!」展が素晴らしかった
ので、それから何かあると気にしています。



銀座の松屋(デパート)の壁を一面使った広告も
見たので、きっと、すごく混みそうだから、この
大雨の日に!と狙いを定めて行きました(笑)。
入り口で借りた端末で展示作品の足元にあるQR 
コードを読み取ると、実際にモデルが着て歩いて
いる映像や、刺繍をする職人の手元が見られる。
赤い服の展示室で、はっ!今日私も真っ赤な服!
と、自撮り。ちなみに、シャネルは持っていない
と言いつつ、先日青山での合同展に出かけた時に
新商品の展示会のようなのをしていて、口紅だけ
付けてました、シャネルの!と、パチリ。   




In Goude We Trust!」は広告のグラフィックデザインや
TVコマーシャルなどの映像が主だったのですが、今回は
服飾やアクセサリーが中心でした。ところで、全然関係
ない事なのだけれども、入り口まで来て、ん?既視感が
あるぞ・・・と眺めた、天王洲運河の向こう岸の建物。




「花束を君に」のミュージックビデオの4Kバージョンの
試写で伺ったパナソニック映像!でした。それに気づき
写真を撮ってから、電車を降りてからイヤホンを耳から
外してあった音楽再生端末を見ると「花束を君に」が 
かかっていたのにもびっくりでした。ひかるミラクル。










芝生でのカレンダー展に参加しました





今年も、芝生でのカレンダー展に参加しました



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CALENDAR 2020


会期:10月26日(土)〜11月10日(日)*会期延長されました
*会期中の休み:10/29(火)30(水)、11/6(水)11/7(木)

時間:13時 ~19時(最終日は18時まで)


会場:GALLERY SHIBAFU / 芝生


住所:156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20

(小田急線・経堂駅北口から徒歩10分)

うえのよう、坂本千明、富田惠子、ミロコマチコ、

ハルカゼ舎、保手濱拓、辻恵子他

同時開催:​張筱琦シャオ・チー・チャン、

HsiaoChi Chang)展

個人的に作成したFacebookイベントページはこちら:

https://www.facebook.com/events/396738277931778/

会期延長分のFacebookイベントページはこちら:

https://www.facebook.com/events/2943851805643207/


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会場に出かけた日のこと:





会期三日目に、カレンダー展の会場に出かけました。私の

出品したカレンダーはこちら。シンプルなデザインです。



フレーム外ですが原画一枚と、カレンダーが飾られた
壁の手前の台はこんな風に陳列してくださっていて、



絵本「かげはどこ」、マスキングテープ 「ABC」、





芝生と同じ通りにあるハルカゼ舎の日めくり、に
ハサミを入れて切り絵作品にしたシリーズの画集
日めくりの日々」が。そして、別の棚の下には… 



アートワークや文字を手掛けたノノホとコーセイのCD、 
私家版「貼り絵の作りかた」「K for KIRIE」「Cut !」も。




うえのようさんのカレンダー、



坂本千明さんのカレンダーなども素敵です。
坂本千明さんのカレンダーは、芝生のHPで
通販が始まりました!というお知らせの 
ツイートを見かけたのでリツイートして、
リンク先をチェックしたら既に通販ぶんが
売り切れ、という人気っぷりなのですが、
会期中にお越しいただいた方の分はあり。

*でも、ぜひゲットしたい方はお早めに!
来月には芝生で坂本さんの個展も開催
されるそうです、楽しみ。     



坂本さんのカレンダーも、ハルカゼ舎のカレンダーも
ナンバリングされていて、すごい。手間と時間をかけ
ているんだなあ、と感心しきりです。今年は404と9、
でした。*あまりこだわって選んでいないのだけど。




入り口を入って正面の壁には、カレンダー展とミニ
個展(?)の同時開催が急きょ決まったという、 
台湾の​張筱琦さんの絵が。うっすら「世田谷」と 
いう文字が読めるレシートに描かれた絵もあり。 
日本に滞在中だという張さんには、残念ながら  
お会いできなかったのですが、台湾の方の展覧会も
あるので、案内状をお店に置いてもらえますか?と
お願いしていた南阿佐ヶ谷の茶嘉葉(ちゃかば)
店主に、もし予定が合えば一緒に行きましょう!と
誘ってみました。初めてお店に行ったのは今年3月
のこと。たまたま流れていた音楽のおかげで仲良く
というか、連絡を取り合える仲になった敏嘉さん。
(写真・中央)、と、初めましてのお友達(写真左)、
と、私(写真右)。 ↓             



「類は友を呼ぶ」なのか、なんとなく姉妹のよう、
帽子をかぶって背も(私より)高くて可愛らしい
色合いの服のお二人。Photo by 芝生・遊佐さん。




ここからは芝生での写真ではなく、近隣情報
なのですが、芝生と同じ通り・やや駅に近い
場所にあるハルカゼ舎でもカレンダー展を 
開催中、気になっていた死後くんのを購入。
BTMT(仏滅の日)が分かる優れものです。





ハルカゼ舎の日めくりにハサミを入れて切り絵作品にした
シリーズの画集「日めくりの日々」や、ブックカバー、 
KAO TAGなどもお取り扱いいただいています。     







敏嘉さんと御友人と私と三人で、経堂の芝生〜ハルカゼ舎を
訪ねてから、隣町の豪徳寺・8月に個展をしたニエンテへ。

ここも台湾つながり(扱っている自転車・TOKYO BIKEの
工場やショップが台湾に)で、敏嘉さんたちを、ご案内。

店主のダビデさんには先日作家ポートレートを撮って頂いた
頂いたばかり(まだ、そのこと、更新できてません…)。 

そして、レジの横には、捨てられて
しまうパーツを活用して
手作りしたリフレクター(夜道でも危なく無いように、車や
自転車の光を反射して歩行者の存在を運転手に知らせる物)
が置いてあり、ちょうど欲しいと思っていた!のと、さらに
売り上げは台風で大きな被害を受けた千葉県共同募金会に、
と読んで複数個ゲットしました。いい活動しているね。  


ダビデさん含む三人の男性の合同展「Y」を開催中で、展示
されていた手書き文字(byダビデさん)「ものごとの見方を
変えると日常がちょっとおもしろくなる」は、私の(印刷物
などを使った)切り絵作品にも通じる言葉だな、と改めて。
*このショップのコンセプトのようなものでもあり、読んだ
ことはあったのですが。*そして「類友」?やや似てる3人!




私の個展会期中に、オーナーのダビデさんが購入
してくださった作品や、独立・開店祝いに贈った
絵も飾ってくださっているので、ご来店の際は 
ぜひ。そしてマスキングテープ 「ABC」も、  
ニエンテで取扱い頂いております。      





そういえば昼ごはんを食べそびれていた3人、
ここでサンドイッチを買って並んで食べる。 


こんなドデカい(けど罪悪感の少ない、野菜が
たっぷり入った) の。8月の個展の会期中に、
会場のオーナーが食べていたのを見て、気に 
なっていたもの。美味しかった!口に入りきら
無いので、アボカドの辺りを先に食べてからに
しました。芝生にお出かけの際は、近隣の散歩
も、お楽しみくださいね。芝生にサイクリング
マップがあるので画廊主に、お尋ねください。




2019/10/22

今年だけの祝日にトーハクへ







10/22:新しい天皇の即位礼正殿の儀の日で、今年だけの祝日。
家の用事で夕方まで出かけられないものの、この日は無料で開放
されていたトーハク・東京国立博物館に、久しぶりに出かける。
昨年の夏から年間パスを持ってたんだけど、今は切れている。 
また買おうかなあ、どうしようかなあ。それにしても、私の前で
信号を待つ女の子たちの後ろ姿が可愛い。80年代のピンクハウス
(ってブランド)な人たちがキャッとなる感じ?←私はもう少し後の
人。オリーブ世代というか。ちなみに、西欧人のお二人でした。





閉館直前だからか、そこまで(恐れていたほどの)
混雑ではなく見られました。




前日の小田部羊一さんたちのトークで、前田青邨の名前がチラリと
出たとこに、トーハクで見られた青邨作品。小田部さん、藝大の 
日本画科とは知ってたけど、前田青邨や平山郁夫に教わってたらしい
(と、ANIDO・なみきさんが「兄弟子」?だか、師匠だかとして
名前を出してらした、「漫画映画放浪記」の表紙の絵by小田部さん、
色付けを筆者に任せた時に、平山郁夫を勉強してから塗ったという
エピソードから)。手の表情がいいなー。「切支丹と仏徒」の一部。





2019/10/21

久しぶりの版画制作・「ばれん」のコト






10/6:父が買ったままになっていたゴム版画用の版を使って、
久しぶりに版画を掘ってみました。最後に試し刷りしてから 
微調整してたら、疲れていたのかちょっと指先を負傷。   


10/22:家のどこかにありそうな気もするし、なんか
淡い記憶で壊れちゃった!という気もして新調した 
「ばれん」を使って印刷作業をしたら手首や腕が筋肉痛
になりました。普段やってる仕事(主に切り絵、貼り
絵)が、いかに力仕事じゃないかを思い知ったり、 
「ばれん」って日本古来の泥棒のスタイル(ほっかむり)
だなあ、と気づいたり。             



11/8:中途半端に残っていた紙に版画を刷っていると、
こんな版下ではないのにニコニコ顔が現れました。



追記


完成品はこちら!年賀状でした。