2021/01/31

ちょっと遠くまで散歩する日

 



2021/01/31:コロナ禍で「ステイホーム」を心掛けつつ筋力や体力が弱ると困るので、昨年秋から少し運動がてらジョギングのようなものをしている。ちょっと遠い、散歩をしたことがないエリアの商店街まで足を伸ばしたりして、密を避けつつ一人で 静かに楽しむ。レトロな看板の写真を撮ったり、目的地・個人商店の 練り物屋で買い物をしたり。こういうお店、昔は私の家の近所にもあったんだけどなあ、等と懐かしみながら。            








2021/01/28

東京に雪が降る

 



2020/01/28:雪!豪雪地帯の皆様には、呑気でゴメンナサイというかんじだけれども、東京で雪が降るのはなかなかないことなので少しワクワクしました。…積もらなかったけどね。  



2021/01/27

古い建物の話




2021/01/27:久しぶりに前を通った建物、取り壊されていた。古いものが取り壊されて新しい建物が建つというのが日常的な都会だもの、と考えて、いや、アムステルダムなどはン百年前の建物に今も人々が住んでいる(中心地は特に!)と思う。

ブログに記した旅行記のどこかに同じことが書いてあるかもしれないが(長くて見つけづらいです→ こちら)、オランダで泊めていただいた、マールチェさんのお宅で、ここは築何年位なの?と尋ねたら「うーん、運河と歴史は同じ位のはずだから3〜400年じゃない?」みたいなことを言っていてクラクラした覚えがあります。(→ アムステルダムの運河について:wiki)。

建物の長い歴史の中で、何家族も・いろんな人たちが、私がいる、この部屋で暮らしたんだろうなあと想像すると、例えば霊感の鋭い人だったら怖く感じるかもしれないけれども、一人で部屋にいても、なんとなくホッとするような、建物自体が 何かキャラクターを持っているような感じがしました。   








 

2021/01/26

2021年版の切り文字カレンダー取扱場所

 



辻恵子の切り文字のみで構成したシンプルな
カレンダーの2021年版を制作しました。

以下のお店で販売しました:

*東京・駒込の仄仄(ほのぼの)
*福島・三春のin-kyo(いんきょ
*東京・神楽坂のjokogumo(よこぐも)
*東京・経堂の芝生(GALLERY SHIBAFU)
*神奈川・鎌倉のpájaro(パハロ)
*山口・長門の ロバの本屋


2021/01/25

かりんとうを作る

 


2021/01/25:かりんとうを手作りしてみました。コロナ禍で家に籠ることが多くなって、芋けんぴを作れるようになって、そのアレンジで:揚げるものを芋ではなく小麦粉などにして、糖衣をまとわせたらいいんじゃないの?と検索してみたら、案外簡単で美味しいものが出来るようになりました。    





そんなこんなの家事を済ませた後、少し遠くにジョギング。手書きで「緊急事態再発出」「不要不急の外出自粛」と貼り紙があるのを見つけて、なんか戦時下みたいだと思う。まあ疫病(新型コロナウイルス)との「戦い」ではあるが。





2021/01/24

上野〜かっぱ橋の日

 


2021/01/24:ちょっと用事があって上野方面へ


壊れてしまった調理道具を買いに、かっぱ橋道具街へ。日曜日にお休みの店も多いかもな、という予想通りだったけども、一部営業してくださってるお店で用事を済ませられました。沢山の店が開いていたら目移りしてしまいそうだし人も多そうだから、結果オーライ。  



上野公園の不忍池では、私の好きな渡り鳥・キンクロハジロも見られました。前に見たときは幼鳥だったのか?真っ白ではなかった部分がパキッと真っ白になって。後頭部にチョロリと垂れた羽も可愛らしく。しばし観察してからの道具街でした。





2021/01/20

猫のようなシルエット

 


2021/01/20:寝具を干していると、カーテンに猫のようなシルエットが出現しました。どこがどうなってこうなのるか、下の写真を見ても分からないけども。





その後、散歩中に本物の猫にも会えました。






2021/01/18

北の丸かいわいへ:「生きる力、創る力」

 



2021/01/18:コロナ禍、感染予防のことで神経質になる昨今。人との距離を保てて・密にならずに「健康維持のための散歩」ができるとこが思いつかないよー、というようなツイートをしたら教えていただいた北の丸公園は、ほんと人がいない!(いや、いるけどほとんどすれ違わないくらい離れてる)。

東京では、自分の周りに・視界に入る景色に人がいないっていうことが  滅多にないってことなんだなあと気づきました。カラスなどを観察して、木々を見てリフレッシュできた感じがしました。



公園の近くの裏通りを歩いていたら、北アフリカはチュニジアの大使館を見つけました。へえ〜。こういう感じの文化なのか! 



2016年に小田部羊一さんの展覧会を見に行った(その時の話はこちら)イタリア文化会館の前も通りました。

掲げられた大きなポスターにある「生きる力、創る力」というコピーに、ハッとする。

最近、絵のことよりも食べ物についての(ブログでの)投稿がちらほらあるように、健康維持のために、ちゃんと栄養のある美味しいものを!と心掛けている事も重なるけれど、先日SNSで、あの文化的なルネッサンスというのは疫病の蔓延の後に花ひらいたものだと読んだからでもあり。

実際のところ、「不要不急の」あれこれが自粛ムードな昨今、音楽や絵や、作品を創るぜ!っていう頭に切り替えができない人も多いのではと思ったりもするけれど、美味しいものが多い印象のイタリア、生きるために食べること、力強く生きること、その上で創り出す力を持つこと。なるほど〜!と、勝手に納得する。

今は少し鬱屈するような気分だけども、ルネッサンス、来るといいなあ!なんて。赤い丸を抱えたヴィーナスの絵を写真に納めました。     

*この記事だったか分からないけれど、こういう話です: 
コロナと文化発展の可能性 〜ルネサンス〜

*これ見て、デザインソフト「イラストレーター」の古い バージョンを思い出す人、かなり年上だけになってるんだろうなあ・・余談ですが(笑)。         






2021/01/16

安野光雅さんの訃報をきく

 



2021/01/16:安野光雅さんの訃報をきく。報道されたのはこの日だけど、昨年末12/24に他界されたそう。素敵な絵本を、たくさんありがとうございました。

ヨーロッパの素敵な風景の映像を見るたびに、「安野光雅さんの絵みたいー」と感じたりしていました。

自分自身の作家活動を始めた頃、確か「MOE」に展覧会の情報を載せていただいた時に、同じページに「安野光雅」のお名前を見つけて「なんたる光栄!」という気分になったりしたことも思い出の一つです。享年、94歳。       

安野光雅さんといえば緻密な絵も素敵だけれど、ホワホワっと軽いタッチで描いた絵がとくに好き。上品さや背景のシンプルさ、余白の使い方など、影響を受けているのかもしれない  
(…と、画像をここで引用するのもおこがましいので、気になる方は絵本「かげはどこ」の関連記事などご覧ください)。  

上の写真の「あいうえおみせ」は月刊絵本として出たものを手に入れましたが、今は単行本で刊行されているようです。    




小さい頃に親が買ってくれた「あいうえおの本」も、すっと出せるとこに置いてありました。改めて見ると、「み」のページに「み」こし(おみこし、神輿)の中に、「み」かん(蜜柑)が入っていたり、これは大人も楽しめるやつだ!と発見がある。

小さい子は頭が柔らかいというか、神輿の中に蜜柑が入ってることが、どれだけ「ありえない」ことかのケーススタディは少ないものね。端正な絵で、おかしみのある風景が描かれて 
いるのにグッと来たり、美は細部に宿るなあと再認識したり。


家族が「あいうえおの本」を見ていて、1976年に900円なのね、当時の900円っていったら結構なお値段かも?とのことで今の価格を調べてみると、今、同じ本は税込で1650円。消費税のなかった頃と、時が経つにつれ物価の上がったのと。へー。そして、1976年、初版同年で5刷!すご〜い!とか。     



SNSで安野さんの追悼の投稿の中にあって気になっていた「絵のある自伝」も、後日みつけました。読むのが楽しみです。絵本の言葉ではなくて、長文を読むのはこれが初めてです。




あいうえおみせ (安野光雅の絵本) あいうえおの本 (安野光雅の絵本) 絵のある自伝 (文春文庫)


2021/01/14

野うさぎの切手で、オランダから便りが届く

 


2021/01/14:オランダの絵描きの友人・ハーティーさん(Gertie Jaquetさん)から年賀状というか、季節のお便りが届く。「All Colours」、色々な肌の色の人を描いたポスター(この投稿の一番下に、ハーティーさんのインスタグラムより引用した作品)の絵のシリーズで、私のポートレートも描いてくれています。似てる〜。           




赤い耳飾りをしてるから、この写真を見て描いてくださったのかな?

 

Haas weet van niks / druk 1 

しかもハーティーさんの絵の切手で!これは、Haas(野うさぎ)というキャラクターです。



5年前、2016年の前髪ぱっつん時代の似顔絵スタンプはこちら






後日追記


マスクをした面々のポスターもできたようです。似てるなあ。こちらで投稿が見られます:




2021/01/09

「栄養と料理」2月号・連載「思い出の味」の題字を制作

 




女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2021年2月号は1/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第86回は俳優の真飛聖さんの記事です。


女子栄養大学出版部
発売日 : 2021-01-09

2021/01/01

2021年、あけましておめでとうございます

 


2021年、あけましておめでとうございます。今年の年賀状は木版に文字は手書きで、(写真のものは英語ですが…多くは)

「あけましておめでとうございます 今年(は)良い年になりますように」←(は)は、マルで囲む。…と書きました。

一部、いや、凄く良いお仕事なされた良い年だったね!という方々には、ちょこっと文を変えたけども。

そんなネガティブな?ことを書いたの、もちろん初めてで、ちょっと気になっていたけど、文章を書く仕事もしている方が返信の年賀状で本当にそうよね、今年こそは良い年になるといいね、みたいなことを書いてくれていて、ほっ。

年々縮小気味な年賀ですがそんなやりとりもあるのでリアルな手紙はいいなとも思いました。



コロナ禍で来客もない年始、そしていつもなら大皿料理的に作って各々にとってもらっていたけれども家族内でも「もし感染していたら?」と思うと怖い状況なので、小ぶりなお重に一段=一人分のお節料理を入れる工夫をしてみました。 



金時人参は花の形とハート型に飾り切りをして。外にでかけられない日々でも、美味しかったり美しい(って自分で作っていてなんですが)ものに救われる気持ち。栄養にもなるし!   





犬ん子さんの「めでたづくし」の手ぬぐいを玄関に飾って。お花を生けて。そんな年始でした。   


墨で文字を書いた後の残りで「描き」初め。猫を抱く願望かな。






以前ブログにも書いた(→こちら)祖母の書道セットを使って、老子などを書き写していた正月。上半身の運動はしていないのに何故か右の上腕が筋肉痛になって、インフルエンザの時に筋肉が痛くなるアレとかだったらどうしよ!怖い!と…と前日の行動を思い返したら墨をすってたからだ!どれだけ弱いんだ私の上腕よ…と笑ってしまいました。逆に言えば、墨をする小さい動きも、運動になってるんだなぁ。と感心したりもして。