2013/03/11

There's no place like home








星と飛行船






震災から2年目の311は、2年前の6月の Book! Book! AIZU (初回)の案内状が 
掲載された本の発売日でした。会津若松で初めてのブックイベントを、oraho の 
山本さんが発起人となって「やろう!」ということになり、プロジェクトが動き 
始めたころに揺れたのでした。東京生まれの私にとっては、そのブックイベントで
訪れた会津若松が初めての東北、そこから仙台盛岡、と自然に縁が繋がって  
いったなあ、と思いだしていました。とはいえ、東京でも恐ろしいくらいに揺れた
あの瞬間、不安な日々を、忘れてはいけないけれど思い出すのが辛い部分もあり、
大きく揺れた時にいた家を出て散歩へ。カレー食べて、本よんで、その本がとても
よいので、探しに行く。ついでに先述の本がどんな風に並んでいるか、と見物に。
欲しい本は、みつからず。どうやら題名も出版社も間違えて検索してたみたい。 
そりゃあ、みつからないや。さがしものはなんですか、みつけにくいものですか。







本屋さんに向かうとき、iPodが「生きていて
よかった〜」をかけた。2011年7月、日本に
住む外国人(の友人)が中心となり始動した
 涙プロジェクトのイベント湯川潮音さんの
歌うこの曲を間近で聴いた。震災直後の  
彼女の Ustream でも、これ歌ってたな。 








家に帰り、震災関連の番組を観ないで録画しておいた「オズの魔法使い」を観る。Somewhere
over the rainbow〜(虹の向こうのどこかに〜)と歌っていた少女は終盤、 There's no place
like home(家ほどいい場所はない)と唱える。どこか他の・外の世界に憧れていた少女が、 
天災・竜巻に巻き込まれ、家から離れ、仲間たちと出会い、冒険し、【元の所に戻る】お話。 
元いた場所に戻りたい、と強く念じて、魔法の靴でカカトをコツコツ鳴らしたら戻れちゃう。 

2年前の震災で、家が壊れたり津波で家が流された人、原発事故で故郷に戻れない人もいて、
住み続けようと頑張る人も、住み続けのが無理だと離れる人も居て、どちらも否定できず、
「早く元の場所に戻れたらいいですね」なんて簡単に言えないけれど、あれー、この映画って
泣くやつだっけ?と思うくらい涙が出たのは、そういった方々の姿を、主人公重ね合わせ
観てしまっていたからかもしれない大変な事、辛い事、いつか乗り越えられますように。 







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