2019/04/30

平成の終わりは豆本「ぞうさんぽ」作り




今年のゴールデンウィークは10連休。そして平成が終わり、令和が始まる
退位と即位という歴史的なことがある、2019年。前回、昭和の時代
終わり、平成が始まる時(自粛モードで重苦しい雰囲気でした)とは、
また違って、新鮮。皆、どう過ごしたらいいのっ?って感じで。   
平成が終わる日の夜のテレビは大晦日みたいな総まとめ。      
*時代が変わる瞬間は寝てました。                



大型連休中。頼まれ仕事はお休みいただいていましたが、
手間のかかる作業が多い7月のイベント(紙博)の準備は
少しは進めなくちゃと地味に準備。先日、鎌倉のパハロ
追加納品して、手元に一冊もない状態になっていた手作り
の豆本「ぞうさんぽ」(しおりについたゾウさんを自分で
動かして散歩させる豆本です)を、約70冊作り足したり
してました。そんな平成の終わり頃の過ごし方でした。


追記


7月の紙博に向けて、パッケージに説明文を加えました。
おこさんにもよめるように、ぜんぶひらがなにしてみたよ。






2019/04/25

あんみつ作り




4月半ばくらいからでしょうか、あんみつを食べたり作ったりするのが
自分内で流行っているような感じ。割と簡単に作れて、食物繊維が  
豊富な寒天、中身はほぼ水なのでカロリーも(バターたっぷりな洋菓子
などに比べたら)低い?イメージ。太るぞー、という罪悪感すくなめ。



白玉や、求肥(って作れるんだー)も作って冷凍保存して置いたりして、
これで餡子も作り出したらヤバイ(ハマりすぎ)だな、と、      
自重しているところです。                     





2019/04/18




積水ハウスのWeb CMの絵を制作:「カセットテープ」





 

2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの
Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年4月18日の更新回は「カセットテープ」です。        

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く















2019/04/16

文学部時代の切り絵(毒の木)と再会






4/16:映画「McQueen」を見た後〜昔の絵の整理の続きをする。まだ学生時代、
卒論(ウィリアム・ブレイクの「毒の木」)の挿絵かな。懐かしや。‬切り絵と 
いうと、こういう感じの、ちょっと「どうだ!細かいだろ!」みたいな技巧的に
なるものが多い気がするのですが、私はそれは良いやー、そういうのをやりたい
のではないな、って、これらを作ってて、気づいたんでした、たしか。黒い紙に
穴開けて作る切り絵はストイックな気分になることに気づいたというか。人には
向き不向きがあるってだけで、こういうやり方は他の方がやればいい気がする、
私はいいや、という気づきのようなもの。ちなみに1996年頃?まだ作家活動を 
始めていない、文化学院の文学部にいた時代の作品です。          











書籍「かがくのとものもと」に辻の絵本2つ掲載




かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年 (福音館の単行本)


福音館書店から4/16発売、月刊科学絵本「かがくのとも」の50周年を記念して
刊行された本「かがくのとものもと」に、辻恵子・作「かくれたかたち 1 2 3」が
P16と2008年刊行のページに、マークのなかに かくれたかたち」が2009年
刊行のページに掲載されています。                   



 


この2冊は私にとって、初めての切り絵での絵本のお仕事。 
月刊絵本としての販売後、現在は古本で探していただくしか
ないのですが、とても気に入っている絵本です。     

*初めての絵本の仕事(福音館書店の月刊絵本「ちいさな
かがくのとも」から出た、かげはどこ」)は貼り絵




ちらり。ぜひ実物をどうぞ。
表紙箔押し、豪華版です。*




2019/04/15

Green dress







4/15:木の幹に絡まったツタが緑のドレスのように見えました



別の日、牡丹の咲いた後はピエロみたい。







「McQueen」鑑賞後、昔の自分の絵を掘り出す




4/15:学生時代に宿題で描いたファッションショーの絵を久しぶりに見る。
気恥ずかしさを伴うものやら、残す価値ないね、と思うものやら。そう
やって上手くなってくんだろうな、たくさん描いて、たくさん捨てる。
なぜ掘り返していたかと言いますと…



4/10:ファッション・デザイナーのアレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー
映画「McQueen」を観に行きました。規模や分野はちがえど、同じ表現するものとして
作り続けること、作品は目立って欲しいけど自分は目立ちたくないこと、作品に心血を
そそぐことのしんどさ、その結果の美しさ。ガサツさ(毒舌英国ジョーク)と繊細さ。
製作中に、クチュリエが精密に仕上げた部分の修正に、いきなりハサミをいれてしまう
ような彼のダイナミックさと、その底にあるテーラーで学んだ基盤。実話だからこその
痛みもあり、時々うるっとする。隣や後ろからすすり泣く声。まあ、美しいものは、 
その下に実は熱いマグマだったり鍛錬だったりを秘めてるんだよね、たいていの場合。











これ(1997年)とか、絶対描いてたと思うんだけどなあ。
どこかにしまいこんであるのか、もう捨てちゃったか。 








2019/04/12

「婦人之友」5月号: 連載(NEW!: 季節の家事)題字等制作








雑誌「婦人之友」の2019年1月号より連載3つの題字と、そのワク、
ページ上辺の絵を辻恵子が制作しているのですが、「健康往来」、
「家計簿をつけ通す同盟」、「家計ルーム」に続き、4月12日発売の
5月号より新たに始まる連載「季節の家事」の題字と、そのワク、
ページ上部の絵も制作しました。               







2019/04/11

ドイツのアーティスト集団 x mt のイベントへ




4/11:わー、マスキングテープ使いたい放題やぁ(いいなあ!)という光景



ドイツの"テープアート"集団(??グループ)Tape Thatが公開制作していた作品の
お披露目会(@文京シビックセンター地下)にて。一枚目の写真は、マステ「mt」
シリーズで知られるカモイから提供された色んな色・幅のテープ。式が終わった 
後に来場者が自由に白いボードに貼って絵を貼ることができる時間があって、普段
このくらいの幅のものがマスキングテープだ、と思っているものとは違った感覚で
面白かった。マスキングテープは和紙でできていますが、ドイツのアーティスト 
たちは、現地ではカラーのガムテープのような、もっと粘着力の強い物を使って 
いるようでした。透け感とか、きっと新鮮だっただろうな。          






「外国人にアピールするデザインのアイデア」に掲載




ピエインターナショナルより2019年4月11日に発売の書籍
外国人にアピールするデザインのアイデア」に、


外国人にアピールするデザインのアイデア

手ぬぐいメーカー「かまわぬ」が東京駅の商業施設「グランスタ」に出店しているブランド
辻恵子が切り絵、切り文字を制作、自身でデザインも手がけました。





2019/04/09

紙博のための準備(矢印の絵葉書、素描葉書)







4/9:7月に開催される催し「紙博」の準備、少しづつ始めています。
"こういう作品を作ってます"と分かるようなディスプレイづくりや…


素描葉書の準備、などなど。

*最初の写真のものは、月刊絵本として刊行され、
現在は絶版の絵本「マークのなかに かくれたかたち」の絵です。




「栄養と料理」5月号・連載「思い出の味」の題字を制作












女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2019年5月号は4/9発売です。 
連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第65回の
今回は、俳優の伊原六花さんの記事です。               



栄養と料理 2019年5月号
















2019/04/06

猫の手・横浜と人魚





4/6:大橋トリオのコンサート(夕方)のために、久しぶりに
横浜に行く前に友人宅でのフリーマーケットへ。密かに(でも
ないか)楽しみにしている、飼い猫との触れ合いも。部屋から
出てきてくれて、くんくん、と匂いを確かめてからオデコを 
スリスリっとしてくれて、はあぁ〜!おもてなし!!と、メロ
メロでした。少し先の、「猫の手も借りたい」ような催しを 
友人に頼むと、あれもこれも、こんな風にもできるのではと 
提案いただいて頼もしい限り。頑張らねば。        

*



電車に揺られて横浜へ。久しぶりに見る海!冒頭映像の絵を
私・辻恵子が手がけた朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌で、
宇多田ヒカルさんの歌う「花束を君に」のミュージック・ 
ビデオ(の絵も私の絵のバージョンがあります)に、海に 
帰っていく人魚が出てくるので、あの一連の仕事が一段落 
(山下公園)に来るたびに思い出します。          




夕方から始まるコンサートの前に中華街で軽く
腹ごしらえをして、関内ホールまで(ちょっと
距離はあるのですが)歩いていると、大道芸
やっていて、つい見入ってしまいました。  





あ、やば、開演時間に遅れてしまうー、と先を急ぎ
つつも、にも通ったことがある道・北欧料理の 
レストラン前にある、あの有名な人魚像のレプリカ
の表情を撮ってみたりも。悲しそうな顔をしてるん
だなあ。横浜といえば「花束を君に」(MVに人魚
が出てくるのですが)が一段落した時にきた場所、
ということもあり、この人魚像も相まってさらに、
自分の中で人魚感が増した印象。あの、私が作った
人魚は海こそ自分の世界、と思っている風だけど。



あ、大橋トリオのコンサートも素晴らしかったです。
「THUNDER BIRD」ツアーの初日で。いつも一緒に
コンサートに行く女史とは東京公演へ、神奈川在住の
友と、今回の関内での公演を観た感じ。ネタバレに 
なる(SNSみても書いてない)サプライズもあったの
だけど、それはもしかしたら東京公演の後に??  





2019/04/04

アユ飯・出汁の話


あまりに美しくて買ってしまいました。養殖の鮎。初めて自分でやる、
アユ飯の準備。手に持ったときの、「お命ちょうだいします」的な、 
"しんだ生き物を手にしてるんだ"感は、加工済み切り身とは違う。   




それにしても、出汁の金色の美しさよ。スシなどが「ザ・日本食」みたいに
言われてるけど出汁を外国の方々はどう味わうのか興味があります。   
UMAMI(日本語の「うまみ」)は海外でも通じるらしいけど、すまし汁が 
大好きとかいう外国人には会った事がない、かも。食べて「なんか違うな、
日本風!」とは思えど、意識されてなさそう。*ちなみに欧州旅に行った時
非日本人が経営している日本食屋で味噌汁に「ほわー」と日本の味との再会
に嬉しくなったり、帰国した後にすぐに関西ダシのおうどんを欲したりと、
日本人の味覚の根幹みたいなものも、出汁であるように思います。何の記事
だったか、英国生まれのピーター・バラカンさんが初めて日本に来た時の 
話を読んだ事があるのですが、日本に初めて来た時、街中から出汁の香りが
したのが印象的だったそう。それは例えばインド系の方々から(服からか、
汗腺からか)スパイスの香りがするのとかに似てるんだろうな、とか。  




炊き上がりー。ほぐした後の写真は省略。
美味しいものは良いねぇ。  <°)>>< 






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