2020/06/28

外出できていた頃の話





2020/06/28:最後に電車移動したの、いつだっけ?と
写真をみてみる。2/22に、わりと怯えながら東中野に
行って(→ その時の日記的なものはこちら)、偶然に
お会いできた友の車で途中まで移動して、電車乗って
帰った…のが最後だった。4ヶ月と少し、電車に乗って
ないみたい。「交通機関に乗るのも怖くなってきた 
感じもあったから、ほっ」とした、と書いてある。 
今や、いつ、再び「電車に乗る」をクリアしようか?
と思うほど遠のいている感じ。          

その前は2/19に池袋、落語〜(たぶんコロナ前、  
最後の)会食。鍋料理と大皿料理を一人づつ皿に  
とるような感じの。エレベーターのボタンは指先で 
押したらダメみたいよ、関節で押すんだよ!とか  
いう話をしてた思い出。(→その日のブログ)。  
会食も怖いとは聞いていたけれども、まだ少し   
余裕があった頃。」だって。          

その前は2/13、西荻窪へ。のちに、延期することに
 チラシの打ち合わせ(紙博で配る前にワークショップ
で配れるから早めに進めよう!という内容、両方の
イベントがキャンセルになっちゃったのですが)。
この日は分刻みスケジュール。横並びで、いぬんこ
さんと会食ののち、個展会場で打ち合わせ→ユカワ
さんち、と西荻窪満喫デーだった。三分の一が仕事
だったけど、今思うと贅沢極まりなく、楽しい一日
だった(そんな「普通」の移動や食事、会話が恋し
く思えるほどに:泣)。(→その日のブログ)  
その前は2/12に意を決して銀座。当時、すでに  
「やばいよこれ」感があるなか、前に青山で体感して
次回も是非いかなくちゃ、だった諏訪綾子さんの
展覧会へ。会期が長いし、なるべく春節休暇の・
中国大陸からの観光客が少なくなってるかな?と
いう頃を狙って行ったのだけど、展覧会の趣旨と
して、ガラスのドームを来場者が自分の手で持ち
上げて中に封じ込められた香りを嗅ぐ、という事
から始まるものだった。当時はまだ誰かが触った
ら、その都度アルコール消毒するという風潮でも
なかったので、恐ろしさを感じてしまって充分に
楽しめなかった、残念。(→その日のブログ) 


その前は2/9、池袋の東武デパートで茶嘉葉が 
台湾関連の催事に出店しているとのことで、  
この時もすでにコロナ怖!ってなってたけど  
外出・そして結構にぎわってた。(→ブログ) 

というような「普通に出かける」ってこと、 
しばらくできていなくて辛くなってきた感。 
…長期戦だろうなぁとは思ってたけど、ここ 
まで長いとは、そしていつまで続くやら。車や
バイク、自転車やキックボードなどが欲しく 
なる。身の安全のため、たぶん買わないけど。



2020/06/27

クチナシ




2020/06/27:何でこんなに美しいのかと思う。クチナシ。

2020/06/22

リハビリのようにお絵描き




2020/06/22:リハビリのようにお絵描き。
色々、まだまだ新型コロナウイルスへの  
警戒心を解いている場合ではないけど、  
少しづつ「戻して」いかねばと思う。   

何を描こうかな、と計画せずに描くことが 
多いのだけど、この時も案外たのしそうな 
猫が出てきたので、ああ、まだ大丈夫かもと
思う。鬱々としそうな日々ですが、なるよう
にしかならない・できる予防は、もちろん 
するけれど、気に病まず、焦らず、だ多分。




2020/06/17

久しぶりに神楽坂へ




2020/06/17:ものすごく久しぶりに神楽坂の
jokogumo(よこぐも)へ。新型コロナウイルス
感染拡大防止のため自主的に出歩かないように
していて、ここまで来るのも大冒険の気分。 
店主の小池さんとも、お互いマスクをして、 
あんまり長居も長話もできないしで、さっと 
買い物をして帰った感じだけども、通い慣れた
お店は近日閉めて、坂の上にある・少し前に 
イベントスペース的にリニューアルされた  
「うえぐも」だった場所に移転というか、よこ
ぐもは元々、その場所から始まったらしいの
だけど(その時代は私、知らないのですが)
ともあれ営業形態を変える事になったとか。
(詳細はお店のHPを:2020/0605)。  


私自身も、コロナのことで個展を延期する事に
決めたり(「どうぞお出かけください!」と 
言えるだろうか、私自身、会場まで通える自信
が今のところ、まだないし)、お誘い頂いて 
いた、某県での合同展も参加を辞退した。  
(こちらも同じく、「お出かけください!」って
言うことは、移動を助長することであるだろう
という考え & その他の理由で)。東京某所で
予定されていたワークショップも中止になった
し、仕事上、宙ぶらりんな日々。      


ミュージシャンも演劇人も、公演ができないし
飲食店の人などは、ニュースを見ていて驚いた
(そんなにお高いものなのか!と)のは賃貸の
価格で、コロナが万が一(?)収束したと  
して、個人のお店はどれだ残るのだろうか、 
どこもかしこも大きな会社が運営する店ばかり
になってしまったら嫌だなあ。       



後日追記


2020/09/19:新しく(2日前から?)オープンした、
元・「うえぐも」の、jokogumo(よこぐも)に初めて
おじゃましました。*後日書いていますが、カレンダー
お取り扱いいただいています。          








2020/06/14

雨の後、黄色いガーベラを飾る




2020/06/14:雨の後、散歩へ。



黄色いガーベラを買って飾りました。




2020/06/13

「創」の字のこと / 映画「タクシー運転手」のこと




2020/06/13:数日前に皮膚科にて処置してもらったところに塗る薬に、
「傷」に塗ってください、ではなく「創」に塗ってくださいとあり。
どちらかというとポジティブなイメージの漢字・創、「創造する」
ことを意味する漢字と、傷ついた、そこなったみたいな意味が同居
するってどゆこと?と、ちょっと調べ物。象形文字的な観点から
みると、穀物をしまっておく倉と刀を表しているみたい。

ここによると、倉は音を表すためで、どちらかというと刀の
方が意味が重くて、素材に切れ目を入れるのが"工作の
最初の段階である"からだとか。切り絵も刃物
だから、創るの文字の右側が刃物、刃物で
作り出す、っていうのはちょっと
嬉しくもあり。





夜、何日かに分けて観ていた「タクシー運転手 約束は海を越えて」を
最後まで観る。実際にあった光州事件を題材にしていることもあり、
見応えのある作品だった。「パラサイト 半地下の家族」のお父さん役
を演じていたソン・ガンホさんの、気のいいおっちゃんぶりに和んでいた
序盤から、どんどんシビアに、激しく、重くなっていく空気。
近い国、近い時代(??生まれる前とかではなくて、私の場合は…
1980年代はまだ幼児でしたが)、こんなことが起こっていたのか!と
衝撃だったり、今起こっているBlack Lives Matterの運動や、
香港でのデモも連想して、民衆の活動のうねりと押さえつける国家
(など)の図のようなものは、繰り返されるものなのね、とも思う。




2020/06/09

雑誌「婦人之友」7月号: 連載題字、上部飾りを制作





雑誌「婦人之友」の2019年1月号より連載の題字と、
そのワク、ページ上部の絵を辻恵子が制作しています。

2020年7月号は6/12発売で、今回は「健康往来」と
「家計ルーム」が掲載されています。        





巻頭には、2013年に個展でも
お世話になったメリーゴーランド京都の
鈴木潤さん(店長)の文章と写真も。



「栄養と料理」7月号・連載「思い出の味」の題字を制作







女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2020年7月号は
6/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字
制作しています。第79回はマーケティングアナリストの 
原田曜平さんの記事です。              






2020/06/07

2020/06/04

久しぶりに谷根千へ



2020/06/04:本当に久しぶりに谷根千(谷中・根津
・千駄木エリア)へ散歩。そろそろ駒込大観音こと光源
のお祭りがあるはずだけど…(今年は、無理かなあ
隅田川の花火大会ですら既に中止との発表済みだし)
と、お参りすると、やはりか…。残念。      




お寺の、はす向かいにあるパン屋「パリット
フワット」でパンを買いました。うさぎ型の
(うさぎ恋し、だったかな、タイトル?)と、
よもぎギッシリの丸いパンを。      



もたもたしてるうちにビニール袋に入れてくださって
いたのだけど、7月からコンビニなどでもビニールの
レジ袋の削減のため、袋が欲しい人は有料で、と  
なるところが多いと聞く。この袋の絵もいい。   
絵の「よさ」は、技巧というか、上手い下手じゃあ 
ないよなあ、と、(いい意味で!)再確認する。  



この間、別のエリアを散歩していた時に、いくつも
閉店のお知らせや移転のお知らせの貼り紙を見たの
で、「あ、まだ営業してくれてる!」という、店の
生存確認のような、ハラハラ感を伴う散歩だった。
谷中は観光地でもあり、実際に住んでいる人も多い
からか、気づかなかっただけかもしれないけど、 
「閉店しました」を見かけず、ほっ。谷中銀座も、 
まあ、いつもの観光客でごった返したような感じ 
とは違うけど、そこそこ人もいるようでした。  


食料品店で、調味料など見ていたら、近くのお客さんが
「〇〇はどこにありますか」と店員さんに尋ねていて。
私、(ん?〇〇なら…あ"っ!目の前だ…!)。店員の方が
「えーっとぉ…」と顔を向けた先に、それを指差す私、の図。
3人ともマスクしてたから表情は分からなかったけど、
少し和みました。 😷😷😷





さーて、どうやって帰ろうかな??と、重くなった
買い物袋を持ってトロトロと歩いていたら、信号で
車からクラクションの音が。えっ、まだ青信号だよ
〜(「あおり」とか、こういう感じなのかな?やだ
わー、怖いわー)と思って振り向くと、知った顔!
紙博お手伝いいただいたNさん)。「乗ってく〜?」
なんて、渡りに舟!たまたま数束用意してあったと
いう、庭の紫陽花もお裾分けいただいて。コロナの
ことで体力が落ちていたり、諸々感覚も(自分は、
はて、絵描きだったんだっけ?みたいな)鈍って 
来ているんじゃないか、という気がしたけども、 
ああ、まだ「持ってる」ねえ、「引きがつよい」 
ねえ、と車内でガールズトークしていました。  


2020/06/03

満開の芍薬 / 2006年の個展の案内状





2020/06/03:新型コロナの自粛生活のなかで、いつか
迎え入れたい!と思っていた芍薬。50日くらいの家生活の
のち、やっと買えて、開くのを楽しみにしていたのに、 
咲ききる前に変な落花の仕方をしてしまい、悲しくなって
早速、買いに行った芍薬その2。あえて満開、あとは散る
だけ!みたいな開き具合のものを選んでみました。   
ふわふわの花びら、淡い・甘い香り。堪能。      




この日はフランスでの合同展を企画してくれた方の
インスタグラムに、懐かしい案内状の写真がシェア
されていました。2006年の個展のもの。海を越えて
ずっと大切に持っていてくれるのだなあと思うと、
じんわり嬉しいです。             







空間芸術家・クリストの言葉





2020/06/02:海外ニュース(ドイツの放送局のもの)で、
5月30日に他界した(→ wiki)空間芸術家・クリストさんの
訃報の映像が流れて、そのなかで印象に残った言葉をメモ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

我々のプロジェクトは、    
まったく非合理で無意味です。 
ただ、芸術であるだけなのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ニュース原稿では、彼らは大きな建物を包むことで、見慣れた
建造物を別の見方で眺められること、どんなに大きなプロジェクト
であっても、2週間以上見ることができないこと。物体としては
残らないが記憶に残る芸術作品であることなどを伝えていました。

クリストの作品は、実際に見た(体感した)ことはないのですが、親が
持っていた画集か何かに載っているのを見ただけでも、すごーい、
強く印象に残っています。なんだこれ!みたいな驚き。

日本でも傘を飾るプロジェクトなどありましたね。

前にも少し書いたけれど、コロナのことで、「不要不急」のことは
控えましょう、ってなったり、例えばミュージシャンが人を
集めてライブハウスなどで公演をすることなどは
いわゆる「三密」そのものでダメ!って
なっていたり。

ああ、私の、私たちのやっていることって意味があるんだろうか
必要とされているんだろうか、と、なんとなく落ち込むような
アーティストや表現者も多いのではと思う中、クリストの
この言葉は力強く、頼もしく感じられました。



2020/06/02

新しいまな板 / 今年の紙博のこと、一段落






2020/06/02:表面を削ってもらったりして、ん十年つかってる
まな板を新調。ヒノキの良い香りが、むわーん。古いまな板、 
長いことありがとうございました。最近、削る機会も少なく、 
食あたりとか怖い季節に入るからね。             



少し足を伸ばして、駒込の仄仄(ほのぼの)へ。
私の絵葉書(ハルカゼ舎とのコラボのものは、 
ハルカゼ舎以外の取扱場所は仄仄だけ!です)、
など)、レターセットや豆本「ぞうさんぽ」も 
お求めいただけます。余談ですが手紙社の企画・
紙博では、店番、一人では大変なので仄仄の  
皆さんにお手伝い頂いています。今年は予定を 
空けてもらいつつも中止になってしまったので、
ちょっと美味しいものをお届けに上がった次第。
色々、仕事のことは宙ぶらりんになっている昨今
ですが(5月に予定していた個展も、いつなら 
安心して「おいでください!」と言えるのか)、
一つ、紙博のこと、一段落できたかな、と思えた
日でした。                 




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