2020/05/29

初めてブルーインパルスを見上げる





2020/05/29:生まれて初めて、ブルーインパルス
を見られました。東京で見られるのは、なかなか 
ないことらしく、1960年代のオリンピックの時と
2014年に前の国立競技場が壊される前と、今回の
新型コロナのことで「医療従事者に感謝を伝える」
ための飛行と、三回目だそう。最初のは私、まだ 
生まれてないし、二度目は偶々、珍しく、海外に 
いて(欧州での合同展・旅で)見られず、家族が 
「格好良かったよ〜〜!」と言うのをうらやましく
聞いていたもの。飛行のルートなど、全然チェック
しておらず、昼時にふと「あれっ?そろそろじゃ 
なかったかな?どこを飛ぶのかな?」と調べて、 
どっちの方向から、どう来るのか・見えるのかも 
分からないまま(マスクもせずに!だめじゃん) 
飛び出して、見上げていると「ゴーーー!」という
聞いたことのないジェットの音がして、はぁぁ! 
来た!すごーい!と、見とれつつ動画を撮って  
いたら、足元にある低木に気づかず、こけました。
腕をすりむいたくらいで良かった。家に戻り、  
二巡目、こっちを向いていたら見えるかも!と、 
家族と一緒に見られたのも嬉しかった。賛否両論 
あるようで、単純に凄かった!と言うのもダメ  
なのかな…とも思うけども、ダイナミックさと、 
ピチッと編隊を組んで飛ぶさまは美しくて、感動 
ものでした。                 






2020/05/28

戦没者の「Yおじさん」のこと





2020/05/28:少し前に他界した親戚のご家族との電話で、
戦没者の遺族年金の話になった。そか、戦没者の父母(私の
ひいおじいちゃんたち)〜私のおじ、おば世代までケアされて
るの?という驚き。未来永劫ではなく、戦争で亡くなった人の
命日までに生まれている血縁親族に対して、と。←ざっくり
とした理解だけども。最近は政治に関することではガッカリ
させられるようなことばかりなので、へえぇ、ちゃんとして
いるんだなあ、と感心するようなことでした。まあ、戦争を
始めたのも「国」だから、当たり前といえばそうだけど。


その戦没者のYさんについて、「〇〇のおじちゃん」と音だけ
で覚えている私の親と違って、彼のお墓参りで?名前を字面で
覚えていた私。親が想いを込めてつけた名前どおりになれなか
ったんだ、と記憶してた。あれがこうだったから彼の名前の 
漢字表記は、多分「〇〇」だったと思うよ?と指摘すると、 
親に、おじさんのこと覚えていてあげてね、と言われた。  
親も会ったことない、異国で死んだおじさん。(私よりずっと
若い)。←ビルマとかそのあたり??南方と聞いた気がする。

戦況や作戦は秘密だから、厳密にどこで死んだとも知らされ
なかったし、遺骨もたぶん、戻っていないはずだと聞いて 
いる。そんな戦争の実体験した方々が、たった2世代上の 
話なのだな、と実感しました。そして血の繋がりのある、 
もしかしたら生きて会えていたかもしれないYさんを想うと、
前よりも切実に、平和を願いました。          







2020/05/26

ドクダミの花を漬ける






2020/05/26:ツイッターで、ドクダミの花を焼酎に漬けて
3カ月(色が変わるまで)置くと、虫刺されの生薬になると
読んで作ってみました。手指を複数箇所、蚊に刺されたり
して、あちこち炎症を治し中。それなりに回復してて、 
人体(の、再生力)ってすごいと思う。このドクダミのを
使う段になるのは、まだ少し先。それにしても新型コロナ
ウイルスのことで出されていた緊急事態宣言が解除されて、
外の世界はどうなってるんだろう。慢性的な運動不足で、
あちこちにボロが出てる感がある。少しづつ調子を戻して
いかねば。                     


2020/05/13

蕗俵(ふきだわら)





2020/5/13:蕗俵(ふきだわら)っていうのを、おばが作って
送ってくれました。おばあちゃんがよく作ってくれてたもの
だそう。豆ご飯を、ふきの葉で包んで香りを移したもの。 



2020/05/12

爪を塗る・お洒落は人のためならず?/キャベツの千手観音





2020/05/12:新型コロナウイルスの感染拡大防止の
ため家に篭る日々。春用に買ったブラウスも着ない
まま、ほぼ部屋着のような服装での生活のまま夏に
なっちゃうんではないかと思う昨今、爪を青く塗り
ました。さすがに冬場に、この爽やかな色合いは 
合わないので、昨年の夏が終わる頃に「きっと  
これ、全部使い終わらずにカチカチに固まってしま
うのだろうな…」と思ってたのですが、まだ余裕で
使えました。こんな青系、水色のマニキュアを使う
のは自分でも珍しくて、キラキラの大きなボトルの
タウンで買って、ウキウキしながら「はっ!これを
青系の上に塗りたい!」と思い立ったのでした。 


とはいえ、いくら綺麗に爪を塗っても、家事や用事
をしてたらすぐ傷つくんだけども、あ、そうか、 
こういうお洒落をしていたら仕草が「女性らしく」
なったりするのかもなぁと考える。無造作な所作が
出来ないというか(爪の先を傷つけないよう、  
大事にするように)気を配るというか。西欧で、腰
を締め付けることが「女性らしい」とされていた時
代から、ココ・シャネルが女性の服装をコルセット
からの解放(参照)した話だとか、女性「らしさ」
とは何ぞや?というのは難しい問題だけども、爪が
綺麗な色なのは楽しくて、人に見せるためだけじゃ
ない。今は(新型コロナウイルス感染拡大防止の 
ために)人に会わないほうがいいし。オシャレは 
人のためならず、なのかもしれないなー。    

*上の写真は、5/29に同じ色で塗った時のもの。
前より上手く?薄く塗れたのでこれも載せて
おこうっと。              



こちらは料理中の写真。キャベツをバサっと
二つに切ったら、その断面がなんとなく・・


千住観音菩薩象のように見えました。




2020/05/11

雑誌「婦人之友」6月号: 連載題字、上部飾りを制作




雑誌「婦人之友」の2019年1月号より連載の題字と、そのワク、ページ上部の絵を辻恵子が制作しています。2020年6月号は5/11発売で、今回は「健康往来」が掲載されています。              

2020/05/09

藝術的しめじと、ラブリーな人参







2020/05/07:芸術的なフォルムだ。だれかに、まんま、デ
フォルメしないで木彫作品とかにしてほしい。なんとなく
平等院の天女像(→画像検索結果)などを連想します。



5/9:新型コロナのことで家に篭る日々、セイロにいれる
人参を、無駄にラブリーにしてみたりして。 



「栄養と料理」6月号・連載「思い出の味」の題字を制作





女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2020年6月号は
5/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字
制作しています。第78回は俳優の羽田美智子さんの記事です。





女子栄養大学出版部
発売日 : 2020-05-09

2020/05/01

絵本「かげはどこ」の中国語版が刊行されました

 



中国の接力出版社より、私にとって初めての絵本の仕事である「かげはどこ」の中国語版が2020年5月に刊行されました!*作者は木坂涼さんです。

出版社の詳細ページはこちら:https://www.jielibj.com/book_6961.html

厳密にいうと、絵本セットの一冊としての刊行です。私・辻恵子は貼り絵で挿絵を、題字などは切り文字で作っています。



かげはどこ」についてお話しすると、現在、日本では福音館書店より単行本としてお求めいただけます。(上の写真では右上)。

元々は2003年に、月刊絵本「 ちいさなかがくのとも 」として刊行されました。(上の写真では右下)…で!なので、中国語版の絵本セットの外箱(写真左上)に「小科学之友」という文字があるわけです。前置きが長くなってしまいましたが。




外箱のデザインは現地の方がアレンジしたもので、キャッチーな色合い(背景色が変わっています)、鳥や猫が別のページから集まっています。箱にレイアウトされた猫は、裏表紙のための絵です。



12冊の絵本がセットになっているようです。



背表紙には松井直(ただし)さんのお名前が・・。



垣内磯子さんとの絵本「しょくぶつえんのまいご」(フレーベル館の月刊絵本として刊行、日本では絶版のもの)や、そのほか掲載のあった書籍いくつかは、台湾の出版社から翻訳版が出ましたが、中国本土での出版は実は初めて。


オリジナルでは切り文字の効果音の部分は、活字になっています。著者名、辻という字が国字 (日本製の漢字)なので、十惠子になっています。題名「影子在哪里」の発音は、たぶん、いんつーざいなーり、と読むようです。


CD付の書籍「歌声は贈りもの」の絵や文字を制作









2020年1月8日〜10日頃に福音館書店から発売のCD付の書籍「歌声は贈りもの〜こどもと歌う春夏秋冬」の装幀画、題字、挿絵を辻恵子が制作しました。カラーページは貼り絵(パーツごとに切って貼り合わせた絵)、白黒ページは切り絵(一色の紙に穴を開けて作ったもの)で約50点、手掛けています。



*関連ブログ記事のトップに来るように投稿日を変えています。発売日は2020年1月10日です。








★ 出版社の書籍紹介記事 (こちらも) ★ Amazon ★楽天ブックス ★honto
★ e-hon紀伊国屋書店絵本ナビ

辻恵子のブログでの関連記事








表紙






裏表紙









帯がある状態、表紙。帯があるのは初版だけのようです。
(重版すると良いけれど!)(お早めに)。  








カバーを外したところと、背表紙







CDの盤面と、扉ページ



中身もちらり



カラーページは貼り絵(パーツごとに切って貼ってあるもの)、


白黒ページは切り絵(いわゆる切り絵というか、一色の紙に穴を開けて作るタイプのもの)です。











2020年2月16日、沖縄の新聞「琉球新報」に関連記事が掲載されました。→ 詳細はこちら





制作風景は、こちらにまとめてあります。




2021年3月に刊行されたイラストレーションファイル(玄光社)にも掲載。







株式会社 福音館書店
発売日 : 2020-01-08








LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...