2017/07/29

隅田川花火大会へ:花火の殻を拾う






7/29:今年も隅田川花火大会を第二会場
(打ち上げられる船)の近く・友人の事務所
から見せていただいて、見終わった後に
足の裏(ストッキング)に違和感があり
見てみると、打ち上げ花火の外側に  
巻きつけられた紙片でした!びっくり。


クンクン。かすかに火薬の匂い。
本物だ!と大事にポッケに入れて
帰りました。この紙の部分って、
なんて呼んだら・書いたらいいの
かな?「花火の外皮」?違うな、
「花火の殻」?と検索してたら、 
「花火の殻 縁起物」と検索窓に 
提案が出ました。わお。やった。


*





花火大会にもいろいろあるのでしょう
けれども、私が見たことがある隅田川
花火大会(第二会場)の初っぱなと 
フィナーレは、いつも派手。邪気払い
の感じがあるなあ、と感じました。 




ぱあっと開いて輝いて消えていく一瞬の輝きと



見逃すまいと沢山の人が意識を集中して、
歓声をあげたり静かに見つめている時間。



打ち上げが終わった後と、しばらく経ってから
船が港(下流の方)に移動する時に、打ち上げ
船の上にいる沢山の花火師さんたち(上の写真
でいうと赤い光の辺りにいる方々)に、光る 
ものを降って、大きな声で「ありがとうござい
ました〜!!!」などと言うのも、いい時間。
都会でこんなに大声で叫ぶこともあまりない。
今年は初めて、船の上の方の声も拡声器越しに
聞こえてきました。「あなたたちも、輝いて 
ますっ!」と。笑。            






2017/07/28

荒木経惟 展「写狂老人A」へ






7/28:初台のオペラシティアートギャラリーへ。
荒木経惟さんの展覧会、「写狂老人A」をみに
行きました。入ってすぐの展示室で、若くは 
ない女性たちの裸体の、大きな写真がずらり。
乳房や腹が垂れたり、シワがあったりの裸体。
どうよ!わはは!と、深刻ではなく何か:美醜
(びしゅう、美しいことと醜いこと)とは何? 
とか、老若のこと、あれこれ、ぐわっと掴んで
引き込まれるような、問われるような。前に 
アートのわかりやすさとわかりにくさについて
雑記したけれど、そうそう、こういうことよ、
とにかく表現者の「ワールド」に巻き込む力と
いうか、それがしっかりしていれば極論、何も
タブーじゃない、何をやってもらってもいい。
アラーキー、お元気でキワキワ(最前線であり
危なっかしさ正道とを併せ持った存在)だ。 





毎回ではないかもしれないけれど、
この会場では企画展の撮影が可能な
ことが多い。撮影できるとなると、
きちんと作品と向き合って、2度と
みらんないかもしれない!と手帳に
スケッチしたりするのが減るのが 
残念なような気もするけど、手では
写しきれないものを捉えるのが写真
…でもある。(私の写真は芸術作品
ではなく、単なる記録だが)。  



アラーキー自身も、日記のように写真を撮っていて、 
その一連の流れの中には第一展示室で見た裸の女性の 
姿もあり、新聞の訃報欄や、私の好きな画家の一人・ 
ルーカス・クラナッハが描いた残酷な絵(生首を持つ、
ユーディト像)や、精力剤の新聞広告(女性がうっとり
した顔で「すごい…」と文字が入っているもの:3つも
あった)、死・性・食・生、といったものがバラバラと
混じり合って展示されていて、その混沌とした感じは 
アラーキー自身の日常というだけでなく、生きる人々 
すべての日常のようだな、とも思う。死への恐れも、 
美味しいご飯も、生活の雑事も、どれか一つだけを  
感じる一日なんてない。少し前のドラマ「カルテット」
で、泣きながらご飯を食べたことがある人は生きて  
いけます、という印象的なセリフみたいに、苦しくても
腹は減る。生きてても、いつかは死んじゃう。    




このシリーズが見応えあり。私も新聞や雑誌の
切り抜き・スクラップが好きで、どこが特に 
面白いかというと、全く関係ない写真や絵、 
文字)をスクラップブックに貼る時、隣同士、
何か通じ合うもの、シンクロするようなポーズ
だったりする感覚。トレーニングのつもりで 
やってるわけではない(単に楽しいからしてる
だけだけど)レイアウトというか編集脳が  
鍛えられるような気がします。       




(上の写真は荒木さんの撮影したものではなくて 
私のスクラップ帳です)3年前に書いたブログより


余談ですが、アラーキー(と私)といえば、
私家版のHASAMI BOOKSを始める時に、その
予告として切り文字で全文を作るべし、と 
アイデアを投げてくれた佐藤温志さん、その
着想はアラーキーが写真家宣言を自筆で  
書いたのがある、からだそうでした。   


*



写狂老人A写真への旅 (光文社文庫)夜子

この展覧会の題字しかり、たくさんの写真集などでもアラーキーの文字は「彼の文字」で
パッと見て、わかる。文字に宿る個性や、「その人らしさ」が出るのは何故だろう?と、
昨今なぜか文字の仕事が多いので考えたりもする。ちなみに、「写狂老人A」の場合、 
「A」の横棒が右から左に書かれているんだな!と気づきました。           
↓





いつかどこかで遭遇してみたい人だ、と 
ポスターに写る後ろ姿を見て感じました。
だいぶ歳は違うけど、同時代人でよかった
と思える芸術家の一人です。      







2017/07/25

佐渡:たらい舟の貼り絵を線画に描き起こす




7/23:昨年のハロー!ブックスの時に制作した、たらい舟に  
乗って本を 読む少女の貼り絵を、線画に描き起こしました。
今年のハロー!ブックスで、お披露目できたらいいなーと: 
布もの?紙ものも??と、手を動かしながら構想中です。  




貼り絵の絵葉書は、東京ではcafe+gallery芝生で、
佐渡では日和山でお求めいただけます。地元では
ステッカー版も人気のようで、先日増刷して、 
納品をしたばかり。詳細はこちらを。     



3度目の豪徳寺→ 経堂でワッペン展→ 新宿ベルク






7/22、人生で多分3度目の豪徳寺へ。

*


前回のは3年前、初めての欧州旅の
日本土産として、招き猫を買いに
来た時でした。写真の四匹は今、
オランダとフランスにおります。

*


この日、一緒に経堂(小田急線の駅)の画廊に行く作家仲間さん、世田谷に余り
来たことないとのことで、周辺の観光できる場所として、ご案内。私は大好きな
場所ですが(前のブログ参照:フランスの映画監督、クリス・マイケルの映画 
「サンソレイユ」で知った場所)、割とそんなに観光地化されていないと思うのに
どこかで調べて、バッチリポーズを決めて写真を撮る外国人旅行者が二人いて、
「やるなあ…(よく調べて来た!)」と感心。という私も、観光客気分で招き  
猫のパネルや、駅前の石像と、写真を撮ってもらっていました。笑。それと、 
3度目にして初めて、お寺の中の三重の塔の飾りとして招き猫があることに  
気づきました。近くに寄って撮れなかったのでボワボワですが…。*上の写真 

*





その後、豪徳寺と同じ沿線の駅:経堂にある、
芝生へ。坂本千明さん、うえのようさん、  
死後くん、ヒサマツエツコさんなどが    
参加しているワッペンの展示。       






実際に何につけたい、というのを想像した上で会場に向かうのが 
おすすめです。私はというと何となく、紺色の作業用のエプロンを
頭に思い描いていたために黒系は背景色に溶けちゃうなあ、と思い
止まり、帰ってから薄ピンクの、ワッペンをつけるのに良さそうな
ハンドタオルを見つけて「あ〜!(残念!)」と嘆いていました。





会期中、ずっとあるかどうかは
わかりませんが、芝生のカフェ
スペースでは、出品されている
ワッペンのモデルになっている
レーズンバターサンドも味わえ
ました。美味しかった〜。  


*



夕食は久しぶりに太田尻家へ。作家仲間の女性たち四人で、 
テーブルを囲みました。どれも美味しかったなあ。アレコレ。
坂本さんの写真もメモしとこ。              


*


帰り道に、「もう一軒」。ってノンアルコールビールですが、
初めての・どこかで噂に聞いていたベルクに行ってみました。
出発点の豪徳寺からシメまで、少し観光気分の1日でした。 





2017/07/22

絵本「かげはどこ」の第2刷が届きました







2003年に月刊絵本として刊行、2008年に韓国語版が刊行、昨年・
2016年9月に単行本化された絵本「かげはどこ」が重版、第2刷が
7月22日、手元に届く。嬉しい。ご愛読ありがとうございます。 
影がくっきり現れる夏に合う一冊だと思います。       
ぜひご覧くださいね。                   







2017/07/21

アルチンボルド展へ / 影はここ・実態はどこ






国立西洋美術館でのアルチンボルド展に行ってきました。
入場してすぐに、自分の顔がアルチンボルドの絵のように
変換される「アルチンボルドメーカー」がありました。 



私のはこんな感じです。横顔はまだ
いいとして、正面の顔が怖いよー。
↓



ぐわっ、と野菜が集まって顔を
形作り、またバラバラッ!と 
野菜に戻る動きが恐ろしくも 
あり、私の少し前に並んでいた
親子連れはお兄さんは喜んで 
記念撮影してたけど、妹さんは
怖がって断固拒否してました。




クールダウンに常設展を見てから、帰路につく。
(私の絵本)「かげはどこ」ならぬ、実態はどこ?
って状態の像など、パチリ。         






 



2017/07/20

某書籍と、製麺同人誌のための制作→ 夏休み?








普段はもっと本番に近い形で作るんだけど、ざっくり言うとこういうイメージ
というのがこちらです。スペースが限られてるからね。計画的につくらねば。



絵を制作をする時って、真剣ながらも楽しいのと同時に、「心血注ぐ」または 
「身を削る」感があり、それって自分の羽を抜いて織物を形作る「ツルの恩返し」
っぽいな、と毎度のように思うのですが、今「さて制作!」と気合を入れる時に
脳内で言っていた台詞が「さて恩返し」でした。ちょっと違う。       





可愛らしい子が出来ました。(自画自賛)。
某書籍の表紙に載る予定です。発表しても 
よくなりましたら、またおしらせしますね。
二つの絵を制作したあと、もう一つ    
↓



先日、佐渡でのハロー!ブックスの決起集会で
再会した玉置さんから頼まれていた、製麺の 
同人誌のための作品の制作を作りました。  


この二つの写真にハサミを入れて。
こちらも、詳細は後日!     


*



先述の絵は小包でお送りして、先に作った
二枚の絵は、編集の方とお会いして早速 
お渡し&伝達事項、お伝えして、クール 
ダウンのためにしばし散歩。あれ?これで
「夏休み」に入れる?と思ったらウキウキ 
してきました。私のような職業だと、休み
などは自己申告制というか「休みっ!」と
宣言してしまったら休みなのですが、  
朝ドラの大仕事があった昨年、その前も 
個展の準備などで、途切れる事なく   
忙しかったので、今年は少しゆったり目を
心がけて活動中なので、わあ〜い!です。
特にどこに行く予定もないのですけれど。