2019/01/30

木坂涼・辻恵子の絵本「かげはどこ」が単行本化





2003年に福音館書店の月刊絵本として刊行された絵本「かげはどこ」が、
2016年9月10日に単行本として発売されます。詩人の木坂涼さん・作、 
辻恵子・絵。辻にとっては初めての絵本のお仕事でした。NHK連続テレビ
小説「とと姉ちゃん」の冒頭映像や、その主題歌・宇多田ヒカルさんの 
歌う「花束を君に」のミュージック・ビデオ等と同じく、手や脚など、 
パーツごとに製作して張り合わせた貼り絵で製作した絵です。実を言うと
「とと姉ちゃん」と「花束を君に」にも、この絵本製作時に自身で加工  
(厚紙を裂いて着色した)紙を一部、使用しています。月刊絵本が単行本に
なることは多くなく、"石の上にも3年"、ならぬ"石の上にも13年"、 
だなあ、と感慨深い、うれしい出来事。ある意味、「とと姉ちゃん」効果
なのかもしれません。肝心の絵本の内容は、題名どおり、影について。 

★KUMONの読み聞かせ支援サイト「ミーテ」でご紹介いただきました:

http://mi-te.kumon.ne.jp/contents/article/11-3030/

★絵本ナビでのレビュー(月刊絵本として刊行したときのもの)は  
こちらです: ehonnavi.net/ehon00_opinion.asp?no=6006  


主人公の少年が、水でゆれる影、階段の影、伸びる影…身近でありつつ
不思議な存在、影と接するお話。韓国でも単行本になっていて、  
何回か「重版出来!(しゅったい)」しています。日本でも、   
どうぞ、末永く読んでいただける絵本となりますように。      



ISBN-10: 4834082792

ISBN-13: 978-4834082791







*2017年7月10日付で第二刷!重版、とても嬉しいです。

どうもありがとうございます。



   




2019/01/28

ハルカゼ舎の日めくり×辻恵子の切り絵の絵葉書







東京・世田谷にある文具店・ハルカゼ舎の日めくりカレンダーに
ハサミを入れて制作した切り絵作品を、絵葉書にしました。  

★通販可能になりました★

http://shop.harukazesha.com/products/detail.php?product_id=1744

2019年7.13〜14の紙博でも販売します★

2018年秋の個展「20」の出品作で。原画は黒い背景なのですが、
ハルカゼ舎のイメージの水色の背景に。*デザインも辻恵子が 
手がけました。手に乗るほどのサイズで、短い言葉(例えば、 
何々をする日、何々な日、など)が添えられた日めくりの作品 
では、2013年から翌年にかけてロングラン巡回展となった、  
個展「日めくりの日々」で発表し、同題の小さな画集も販売中
                 ↓






「日めくりの日々」は、私家版なので、
一部の取扱店で販売中です。
購入可能です。





2019年1月、ハルカゼ舎で10周年を記念したオリジナル
グッズの一つとして、発売開始されました。宛名面には
ハルカゼ舎の新しいロゴ(画集日めくりの日々」や、
日めくりのデザイナー・遊佐一弥さんデザイン)も、 
辻恵子の名前と共に配置してあります。       

ちなみに、2013年6月18日の日めくりのようです。  






ハルカゼ舎 + TSUJI KEIKO
(開店10周年おめでとう!)(画業20周年!)
・・・の二つの名前です。





2019/01/27

夕焼けと架線柱






1/27:夕焼けのグラデーションと連なる鉄道の…なんて呼ぶんだろうアレ。
(どうやら、架線柱というそうです)。






2019年版の切り文字カレンダー









辻恵子の切り文字だけで構成されたシンプルなカレンダー(デザインも
辻恵子が 手がけました)は販売完了しました。





写真はjokogumo(よこぐも)にて。

*2019/1/27の時点で完売、会期終了:jokogumo:よこぐも(東京・神楽坂)、
hono bono(東京・駒込)、cafe+gallery芝生(東京・経堂)、
 in-kyo(福島県・三春)、10/2〜8に開催の個展「20」の会場












2019/01/26

東京都庭園美術館での岡上淑子展へ







1/26:東京都庭園美術館での、岡上淑子(おかのうえとしこ)展へ
初日に出かける。来るのは何度目かの美術館。建物自体も内装の
アーチの模様も素敵。岡上作品に出てくるようなドラマチックな
ドレスも展示されていて素敵でした(右の絵、ボン、キュッ! 
ボン!と、メリハリのあるシルエット)。左下に模写した作品は
1952年・岡上さんが23歳の頃の作だそう。23歳といえば私は、 
母校・文化学院の画廊で初個展を開催した年齢なのですが、実は
岡上さんも文化学院の卒業生。大先輩。今回の展覧会の説明文で
は、そもそも、彼女がコラージュの作品を作り始めたのが、文化
学院のデザイン科の授業で、ちぎり絵の課題を出されたこと  
だったと知ってびっくりでした。学校の創立者の西村伊作さん、
               ↓

きれいな風貌―西村伊作伝愉快な家 西村伊作の建築 (INAX BOOKLET)

グッジョブ!です。*伊作が教鞭をとっていた授業かは不明ですけれども。
この美術館+文化学院っ子といって個人的に思い出すのは、2010年10に、 

 

文化学院の学友の結婚パーティーが館内のカフェで開催された時、ウェルカム
ボードを作ったこと(→ 懐かしい!)。今や、おしゃれなテープとしての存在
が強いマスキングテープですが、本来の「マスキング」テープの本来の使い方と
いうか、マスキングテープで文字の形に「マスク」(カバー)して、その上から
絵の具をの塗って作ったなあ。列席もしました。*右から二番目が私です。  
私の左は美術家の荒木珠奈さん、一番左は、スペシャルゲストのハナレグミ。 





話を元に戻しましょう(笑)、文化学院の先輩でもあるコラージュ作家、
岡上淑子さんについて初めて知ったのは6年前くらい。「手から、手へ
などの編集者・山本純司さんが教えてくださって、新宿の高層ビルの美術
館に原画を見に行ったのが2013年(とブログを参照しました、なんでも 
書いておくものだ・・)。余談ですが、その日に宇多田ヒカルさんの母上
(で、私の名前・ツジケイコと子音しか違わない)藤圭子さんが、正に新宿で
お亡くなりになったのでした、その時に何か交信しちゃったのかなあ、と
後々、まさかの「宇多田ヒカル」さんとお仕事ご一緒する機会(「とと 
姉ちゃん」、「花束を君に」)のことを思うこともあります。そんな、 
スピリチュアル系の人とかではないんです!けども。…また話逸れた。w




岡上作品と私の作品は、ハサミとノリと「ありもの」の紙を使う画法。同じ学校を
出たことも親近感がわくのだけど、似ているというのとはちょっと違って、彼女の
作品で感じたことを帳面に文字で書きつけつつ見てました。恵泉(世田谷の学校)の
時の学友が、のちの(現代音楽の巨匠)武満徹さんの妻になる方で、武満さんが 
岡上さんにとってシュルレアリスムの師のような存在となる瀧口修造を紹介して 
くれた?というようなことも知る。人との繋がり、影響しあうのは興味深い。  



私もハサミとノリと手と(目を入れたりもしますが)を使う作品作りをしていて、動画のような、印刷物などから人物像
を切り出す作風は切り絵と呼び、朝ドラ「とと姉ちゃん」や絵本「かげはどこ」などで、髪の毛、顔などパーツごとに 
切って貼り合わせたのは貼り絵、と呼んでいるのですが、 それって貼り絵とコラージュって同じことなのか?などと、
気になって、そういう技法についての表現も帳面にメモしていたのですが、colleはフランス語で糊の意味、collageは  
糊付け、とか貼り付け、というような意味らしい。他に、papier collés(パピエ:は「紙」、貼られた紙)という言葉も
あるそう。パピエコレ、が貼り絵に近いのかな!とか。まあ、なんと呼んでも良い気がしますけれども。切り絵だって、
切り紙、という人もいれば中国風に?剪紙と言う人もいるように。職業柄、おお、こんなに(言語的)表現方法がある 
のか!と、ワクワクしてしまいました。                                    





雰囲気のある建物で、学芸員・あるいは監視員の方も
執事のように見える素敵さです。ここは撮影可能な 
スポット、原画ではなく、引き伸ばした岡上作品が 
飾られています。近くに寄ってみると、実物よりも 
大きいこともありますが、モアレがいい感じ。   



岡上さんのことを教えてくださった山本さんにも
聞きましたが、彼女がコラージュ作品を作った 
のは、ほんの短い間のこと。短い間に多作したの
だなあ、という印象ですが、そのほかの・写真の
作品や、デッサンや植物の絵なども見ることが 
できました。でも、やはり彼女を彼女たらしめて
いるのはコラージュの作品世界だな、と感じる。




またまた話が逸れますが、初めて欧州に行った時に
お世話になった・合同展もご一緒したオランダの 
マールチェさんMaartje Jaquet)も、コラージュの
作品を作り、また、写真作品や線画など、画法や 
作風が幅広いことなどもあり、連想していました。
上の写真は、私の家にある彼女の作品(物々交換を
したのでした、その時の日記はこちら)。    









展覧会を見終わった後、新館のカフェで、ちょっと一休みしたいな…と
カフェを覗くと、ハサミ型のチョコレートの乗ったケーキを見つけて
しまって、つい…。そういえば、もみじ市というイベントのときに、
CORB店主にハサミ型のパンを焼いてもらったことあります、私。    




あー。しっかり充電できた感じ!と美術館を後にする。
外観は(右の写真のように)割とシンプルなのですが、



内装や入り口のタイルなどは凝っていて、場所自体に魅力があります。
岡上淑子展は4月まで開催中なのだそうです。会期、長い!     
おすすめですよ。 → 詳細はこちらを。             


2019/01/24

木偶、伊賀焼、小判、江戸城 @ トーハク





1/24:年間パスを手に入れてから11回目のトーハク(東京国立博物館)へ。
樺太の土偶…ならぬ、木偶や、インドの神話のハヌマーンという猿の神様
などを(ざっくり)模写。平日の昼間、静かな時間。         

これを書くにあたって、「木偶」って、どう読むのかな、「もくぐう」?
と調べたら、「もくぐう」とも、「でくの坊」の「でく」とも読むよう 
です。へー。見てくる、書くために調べる、というのは手間だけど、  
そうやって知っていくのは楽しい。                 



東洋館で見た仏像の静かな佇まい。半眼(はんがん)って言うのですよね。




本館の陶芸作品の展示室で、遠くから見て「あれっ?伊賀焼?」と思ったのが正に 
そうで、嬉しかった。父母の故郷・三重県伊賀の焼き物は、東京で紹介されている 
ものは割と綺麗な・まとまった感じのものが多い印象だけれども(土鍋とか)、私の
印象ではこのくらいゴツゴツしていたり、ワイルドなだけではなく、右下の写真の 
ように(これはウチで使ってるお皿です)のように、苔むした池のような美さは繊細
でもあり、好きです。島根県の、松江藩主であり文化人というか茶人・粋な人だった
と言われる不昧公(ふまいこう)も、伊賀焼を評価していたそうな。やったー。  



次に入った展示室には、小判が。図案と文字を私・辻恵子が手がけた、
佐渡島の婦人倶楽部の手ぬぐいのために、小判の切り絵を作ったので、
実物を眺めるのは感慨深いものがありました。お分かりになるかな、 
小判の絵は、地図の下、カモメの上です。佐渡には金山!があります。


この手ぬぐいは、ふるさと納税の返礼品
(婦人倶楽部のCD「旅とフェリー」と 
セット)としては受付が締め切られて 
います。手に入るような機会があれば 
また、ブログでもお知らせしますね。 



大判小判、の大判の迫力もすごかった。
新品のようです。




建築系の展示室での、江戸城の見取り図もこれでもか!と広くて、圧巻でした。
面白いなあ、博物館。




2019/01/22

積水ハウスのWebコマーシャルの絵を制作:「冬を探しに」





2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの

Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年1月22日の更新は冬を探しに」。              

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。 


(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ



★YouTube(FB動画のプレイリスト):https://www.youtube.com/playlist..

このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 













制作風景


上に掲載したスクリーンショットではアニメーションになっていて、
親子、交互に白い息が出ていますが、原画はこんな風にしてあり、 
アニメーターが動かしてくださっています。同じく鍋のシーンも、 
動画を見ていただくとシュッシュッと湯気が出ています。     


指の上に乗るような雀 




星座のシーンは、おそらく10年?15年?以上前に紙を活かし
たくて・楽しくて切りまくっていた星(小瓶に入れていた 
もの)を登場させました。               











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