2019/06/20

蓮の葉、群像




蓮の葉の、この群像感。植物じゃなくて生き物のような気配というか。



積水ハウスのWeb CMの絵を制作「梅酒の季節」




2018年4月18日に初回が公開された、積水ハウスのFacebookページでの
Webコマーシャル「Slow Living Story」のアートワークを制作しました。
2019年6月20日の更新回は「梅酒の季節」です。           

シリーズを通して公開されるオープニング映像は「Slow Living Story」の
活字から人物像などを切り出す"切り絵"で、月ごとに変わる本編は髪の毛・
顔などパーツごとに切り、貼り合わせて作る"貼り絵"で制作しました。


*2020年9月まで公開されました。(現在閲覧不可です)


このブログでの関連記事:tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/sekisuifb 

(1)2018年4月「幸せの最少単位」(2)2018年5月「365日の記念日
 (3)2018年6月「父の日(4)2018年7月「ひまわり」(5)2018年8月「帰省
(6)2018年9月「いろんな秋」(7)2018年10月秋の名画
(8)2018年11月「パイを焼く」(9)2018年12月「クリスマスにもってこいの場所
(10) 2019年1月「冬をさがしに(11)  2019年2月「ネコの日(12)2019年3月「弥生
(13)2019年4月「カセットテープ」 (14)2019年5月「ヒミツキッチン
(15)2019年6月「梅酒の季節(16)2019年7月「夏の音
(17)2019年8月「男の趣味」(18) 2019年9月「秋刀魚 焼く




















製作中の写真



2016・2019などの文字はペンで書き込みました。


 
お酒のビンが並ぶこの絵、ウイスキーの
銘柄、何か架空のブランド名を入れたい
なあ…と考えていて、こう書きました。


うーん、、、「Gertie」!…と、書いてから、「はっ!ご本人に承諾
いただかなくちゃ!」と久しぶりにやりとり、承諾頂きました。  



*Gertieというのは、オランダの絵本作家のGertie Jaquet
(ハーティー・ジャケット)さんのお名前です。








2019/06/16

日曜日の散歩、竹芝桟橋〜銀座あたり




6/16:嵐(制作ラッシュ)の前の静けさ、というかなんというか。
最近、自営業ながら土日は意識的に休むようにしているので、散歩
に出かけた日曜日。行ったことないとこ行ってみよう、と浜松町で
下車して、海っぽい方向に行ってみると、こんな景色が。旅に出る
・出られるわけじゃないけど、旅気分!あのビルは羽田空港に行く
時にみるやつだー、そして停泊している船の名前が「さるびあ丸」
で、セキユリヲさんが発行している小冊子やブランドの名前と同じ
だ!と嬉しくなりました。東京都の島々のアンテナショップもあり
三宅島のアシタバなどを手に入れられました。         



上がる〜(気分が)。船乗りはマネキンです。前日の雨から
台風一過のように夏(のような)空。まだ、梅雨明け宣言 
されていないからか、まだ茹だる暑さではなく気持ち良い。



竹芝桟橋はアーチが多用された建物で素敵でした。
今はなき母校・文化学院の入口がアーチだった
せいもあり、親近感のある形。




竹芝桟橋から東京スカイツリーって遠いイメージだったのに
こんな感じで見えてびっくりしました。まだまだ
知らないことが多い、東京!と思う。





見知ったエリア、銀座あたりまでテクテク歩いてみる。
銀座の雰囲気、大分(大人の街!という感じから、観光
客で賑やかに)変わった印象。東京オリンピックに向け
さらに、そうなるんだろうなあ。もうすぐやってくる、
外国からの友人のために日本土産を何か、と思っていて
忘れてしまった。また今度。ふらりと和光の上で服飾の
展覧会を見てから階段を降りると、窓から差し込む光と
格子が作る影が美しくて、しばし見とれました。静謐。




父の日の父娘






6/16:父の日おめでとう?の写真。絵のことや、鼻などは似だなぁ。
5年前のゴールデンウイークは、紋切り型の書籍で共作したり、
ポポタムでのビバプリゴ展で共演したりもしています。

(以前のブログ記事、コピペです)




★夏のモチーフのデザインと製作を父・
辻賢二郎と、私・辻恵子
担当しています。発表するものとしては、初めての共作。  
中国語版(台湾版、写真・右)も出ています。




辻賢二郎:大阪府生まれ、元・広告代理店勤務、デザインや
アートディレクション等を手がけ、退職後は宮崎県大崎市
三重県紀宝町の市章・町章をデザイン。切り絵作家・辻恵子の
父。上の写真は、プリントゴッコ作品です。       









2019/06/14

打ち合わせ〜画材屋〜ミロコ展、の日












6/14:この日は進行中の某お仕事の打ち合わせ。
制作にゴーサインが出たものも多く、帰りに早速
使うかもしれない・参考にするだけかもしれない
紙を買いに御茶ノ水エリアに出かけました。  



紙の専門店・竹尾(見本帖本店)に立ち寄ルト、
私も参加する「紙博」のチラシが。竹尾も出店 
とのこと。今年のチラシのアートワークは、  
ますこえりさん。ブログ記事に写真は載せてない
ていた時、表紙をめくったところに、ますこさん
の漫画が掲載されています。お持ちの方は是非



多分、この日使うのが二度目くらいか、ズッシリのゲラ(校正紙?
3冊分くらいのコピー用紙)と竹尾で買った紙を、盛岡の画廊から
届いたばかりの樋口佳絵さんのトートバッグに入れて歩く(そして
嬉しくて、いちいち撮ってしまう)。             



初めて入った店で、予想以上に美味しくて感動もの
だった昼食を食べてから、ミロコマチコさんの個展
に、お邪魔する。場所は3年前に「びっくりぽん」な
朝ドラのオープニング画家(ミロコさんじゃなく、
ミロコ展をみにいらした「あさが来た」のOPの絵の
藤枝リュウジさんと、当時未公開「とと姉ちゃん」の
OP制作終了したばかりの私)の引き継ぎ式みたいな
奇跡?が起こったトライギャラリーおちゃのみず。





ミロコさんとも久しぶりの再会。前に(この時
二人とも白い服、なんてことがあったけど、
この日はモノクロな二人でした。



2019/06/13

石仏と熟れた梅





小さい頃に、よくこのお寺の公園で遊んでいて、
見守ってくれていた石仏に、落ちていた・熟れた
梅を供えて手を合わせました。        

2019/06/12

雑誌「婦人之友」10月号: 連載題字、上部飾りを制作




雑誌「婦人之友」の2019年1月号より連載3つ(「健康往来」、「家計簿をつけ
通す同盟」、「家計ルーム」)、5月号より連載「季節の家事」の題字と、  
そのワク、ページ上部の絵を制作。7月号には、この4つが掲載されています。










            

2019/06/09

岡崎体育 @ さいたまスーパーアリーナ & 浦和散歩





6/9:初めて岡崎体育のライブを観られる!と楽しみにしていた日。昨年映画「ボヘミアンラプソディー」関連で音楽番組「SONGS」のクイーン特集で彼がクイーンの魅力について話してるのを観て、その語り口や、ちらっと紹介された「MUSIC VIDEO」の動画おもしろい
なあ!と思ってからだから、かなりファン歴は短いのだけど。きっとぴょんぴょん踊ってしまいそうだから荷物は最小限で行こう、でも、大きな会場で見えるんだろうか、バレエ観たときに買った安いオペラグラスをカバンに入れて出かけました。             


グッズも欲しいなあ。販売は11時からだけど、そこまで早くは行けないけれど、混みまくっているであろう公演前後に並ぶのは嫌だなあ、と、気持ち早めに会場前の物販でステッカーと、マガジンと、「てっくん」のCDを買いました。ステッカーはノートパソコンに貼ってみました。*PCに貼ったの、初めて!




突然話は変わるのですが、物販を買ってから開演時間までのあいだ何をして過ごそう?と地図を見ると、さいたま新都心と浦和、そんなに遠くない(浦和の方が東京寄り)。実は行ったことがない美術館行ってみようかな、と思い立って出かけました。 

これがとても良かった。岸田劉生といえば、麗子像で有名な画家ですが、へー、こういう作品もあるんだ!と思う。林檎などの静物画が静謐で好みだったり、ちょっと不気味だったり
怖い絵の印象だったのに、彼が38歳の若さで亡くなる直前に描いた16歳の麗子の像(多分これかな?画像検索で出たもの)の説明文に、麗子は少し頬骨が出ている(?だったかな)けどちょっと美人に描いてあげましょう、というような言葉に、ふふふ、微笑ましい!と思ったり、麗子像が代表作になるほどに何枚も何枚も描いている娘の姿を、たった16歳までしか彼は見られなかったのか、と思ったりも。           

新編 東京繁昌記 (岩波文庫)

ポスターに名前が乗っているもう一人の画家、木村壮八については
全く知らなかったのだけれど、彼の絵のタッチは現代的というか、
今のイラストレーターだよ?と言われても信じてしまうかも、と 
いう感じ。また、少しは馴染みのある銀座界隈の昭和2〜30年代の
景色を見ることができて、へー!と楽しい。木村屋(あんぱん)や
ミキモト(真珠)、伊東屋(画材店)も・・・!軽妙な筆運びは 
何というか、イラストレーターの「先輩!」という感じでした。 
この本も読んでみたくなりました。当時の空気感がわかりそう。 



そして、もう一つ浦和で寄り道。口からジョー、と水を吐く兎が手水のところにいる神社へ。20年以上前に、一度?二度?きた事がある場所。(卯年生れなので気になって、わざわざ神社参拝目的だけで来たような淡い記憶)。兎手水は滋賀でも見たな。そんな「お久しぶり!」感も手伝って自撮りしてしまいましたよね。*上の写真。        




お守りだとか、何か買って帰ろうか・・?うーん、と悩んで、可愛らしく寄り添う親子の兎?の焼き物を手に入れました。神楽焼 調宮兎守、と書いてありました。




そんなこんなで浦和で長歩きしてたらあれっ、時間大丈夫??と、さいたまスーパーアリーナ(会場)に戻る。開演時間直前なのに外にはまだ沢山人がいて、あ、まだ大丈夫!でも急がねば〜入口、どこ〜?などとやってる時に、「辻さん!」と、顔なじみの絵描き仲間が見つけてくれてビックリしました。18000人も来場している中で、ばったり会えるなんてすごい。            


そして開園。いやー、楽しかった。「いつかは さいたまスーパーアリーナで クチパクやってやるんだ絶対」って歌詞がある曲「Explain」は、ある意味この日に叶ってて(…と書いていて思い出しました、叶姉妹の美香さんも来場していたらしいです)…あ、余談が長い:笑、生でこの曲をパフォーマンスするのは最後です、と演った後に、この撮影OKタイムでした。

最後の最後の曲は、その「Explain」、その前の・最初のアンコールの「最後の曲」は
(ああ、ややこしい)、「エクレア」という曲でした。ミュージックビデオあるあるのような「MUSIC VIDEO」などで注目された彼ですが、「エクレア」を聴いた時に、あれっ(?)、あ、この人はイロモノじゃないな、と わかったというか、一番すきな、グッと来る曲。   











「魂を込めれば」の歌詞の部分、彼の場合は音楽に魂を込めれば、だけど、私の場合は美術、絵。よく、制作の後にどっと疲れる感じを「鶴の恩返し」の鶴のよう、と例えるのだけど、丸裸になって、自分の羽を抜いて作品にしていくしんどさも伴うけど美しい反物(作品)ができていく喜びもある。それを見て、聴いて、喜んでくれる人のことを想像しながら作ること。  

岡崎体育と同じく京都の出身ミュージシャン・岸田繁さんが作詞作曲した、くるりの楽曲「ギター」という曲でも、いいアルバムだな、という台詞の後に、普通なら謙遜しそうな  
ところ、「当たり前じゃないか心血注いで作ったんだから」という歌詞があって、それがとても好き。共感する。

「エクレア」の歌詞で、魂を込めれば・魂を込めればちょっと位は格好良く見える、というのも同じ感じで、音楽と絵、ジャンルは違えど、「創る人」仲間のように近しく感じて生で聴きつつウルっと涙が出てきました。

しかもこれは、「想像上のステージ」でも、「想像上のオーディエンス」でもないってことが感動を増幅させていたように思う。   

コンサートに行っても、割と棒立ちな私ですが、ぴょんぴょん、ゆらゆら、踊りまくっていたようで、歩数計をチェックしたら、浦和の長歩きの分もありますけど一日で9.5km位歩いたような計算になっていてびっくり。翌朝筋肉痛になってるかな??→ 腕に来ました、初めての フリフライト(ペンライトみたいなの、制御されて、 曲に合わせて色々な色に変わるの美しかった!)のせいかと思われ。ライブ写真は、ちゃんとした記事でどぞ。



岡崎体育さんのブログ、この公演前の記事「夢を持つということ」:

この公演後の記事「夢のあと」:

後日記


映像ソフトも出ました、わーい。



エコ建築考房のロゴマークを制作






エコ建築考房のキャッチコピー「健やかに暮らす」の文字と
家の中に人が集う絵:ロゴマークを製作しました。    
切り絵と切り文字を辻恵子が制作。D, AD=万年園子さん。  
2017年5月28日に公開されました。           

関連記事のトップに来るように、投稿日を設定してあります

*2017年7月には、エコ建築考房のモデルルームで、
3〜4月には佐渡関連のイベント開催。     



ロゴマークの原画も展示されました。






2017年半ばに刊行された「チルチンびと」の、
エコ建築考房を特集した別冊の巻末には、私の
インタビュー記事が掲載されました。同じ号に
友人・塩山奈央さんが載っていて嬉しかった。



こちらが表紙と、裏表紙の写真です。



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