2022/04/28

2人展「メルヒェン双六」へ / 猫地蔵?のこと

 


2022/04/28:ユカワアツコさんと、にしおゆきさんの二人展「メルヒェン双六」を見に、西荻窪のもりのことへ。




この日のお買い物は、(にしおさん作品の)かわいいものと、美味しそうなもの(と、ねー、ほんと(いきてます!印★)と。★童話作家のアンデルセンが、眠っている時に死んでいると勘違いされて埋葬された人の話を聞いてから、怖くて枕元に「死んでません」という書き置きをしていたという逸話からインスパイアされて、ユカワさんがシーリングスタンプ(封蝋)風に作ったもの。「Ikke død」、デンマーク語だそうです。

→ 会場のインスタグラムより: https://www.instagram.com/p/CceU7BJPSP7/




行き帰りに写した写真、いくつか。西落合の自性院の「猫地蔵」の文字に、えっ?どこ?これかな?と門の近くにあった招き猫を写真に収めましたが、後で調べたら、お寺の中にもあるようです(撫でられすぎてすり減ってしまった?とか→ https://pet.benesse.ne.jp/try/nekojizou_vol2.html )。



電車は各駅停車を使って、なるべく人混みを避けてのお出かけでした。



2022/04/26

文字の仕事で書を書く

 






4月中旬、個人的に(メディアに発表するための、というのではなく)文字のお仕事をしていました。おばあちゃんの遺品の墨も、ン十年も仕舞い込んであったけれども、これだけ生かすことができて、喜んでくれているかしら。


2022/04/22

久しぶりに東京都外へ・そして劇場へ



2022/04/22:雨。友人知人がたくさん関わっている公演の初日、コロナ禍で都外に出るのも初めてになるし、劇場といえば人がたくさん集まる場所だし、まだ少し怖いなあ、とチケットを予約しないでいたけれども、当日券があるみたいだと知って、勇気を出して出かけてみるか!と、さいたま芸術劇場に初めて来てみた。当日券の発売時間ぴったりには到着できなかったので、もしかして買えない可能性もあるけれども、それならそれで、まあいいや、と。もしかしたらラス2くらいだったかも?という状況でチケットを買うことができました。



演目は、シェイクスピアの「テンペスト」にインスピレーションを得た?ベースにしたものらしい、くらいで、予備知識ゼロ。今回、コンテンポラリーダンスの近藤良平さん(コンドルズ)が芸術監督になった最初の公演、の初日。友人や知り合いがたくさん関わっている、というのは、具体的には歌ったりもするけど、主に絵描きのチャンキー松本さん、音楽家でライターの岡田カーヤさん、佐渡島でのイベント(ハロー!ブックス)でもご一緒した、音楽家の西尾賢さん、そして衣装は、まだコロナ禍で延期したままの、私の個展会場(予定)のSUTOA・國時誠さん。



ロビーの物販コーナーでも嬉しい再会があったりして、嬉しかった。都(「みやこ」じゃなくて、とうきょう「と」)の外に出るだけでも、相当のイベントごとに感じられたり、あまりにも友人知人が出ているので、なんとなく家族を見ているような「わー、〇〇さん頑張ってるー」とか、そんな感覚で見てしまっていたのだけれど、私自身、マニアではないもののダンスを見るのが好きだからこそ、うーん、ここはどうなんだろう?と思う部分もなきにしもあらず。(芸術監督就任初回の公演で別の劇場の・演劇畑の芸術監督とコラボするんだあ、とか→ ざっくり言うと、このドゥクフレのエピソードに感銘を受けたのと逆の印象で、強い近藤色だけで通したらどんな作品になってたんだろう?と)。

大きな鉄の輪っかを使ったパフォーマンスなどはうっとりしてしまったけれども、そういう個々の見せ場じゃなくて作品全体としての流れとかについては、もう少し大きな流れのようなものがあると良かったかな、という印象。

また、帰宅後にどんな反応だったのかSNSで検索してみて、ああ、そうだねえ、と思った、やや問題ある演出(三日目には変更されたらしいですが→ Togetterにまとめられています)、についても、その一つが友人知人の方が演じているシーンだったので、やや複雑な気持ちになりました。しっかりして!芸術監督〜、と?。そのシーンについてのツイートで、「No means No」という言葉を知って、そうだよねえ、と思ったり。(簡単にいうと「いやよいやよも好きのうち」じゃねえよ、嫌だ、は嫌だという意味だよ、というね)。






赤いカーテン、上の方の階の座席、ダンス関連の舞台、というの状況は、アムステルダムでバレエの舞台を観た時(→ こちら)を思い出したりして、ワクワク。




久々の劇場、二階の一番前の席でした。お静かに、というようなパネルを持ったスタッフの方がいらしたけど、結構普通にザワザワしていて、大丈夫かいな、と心配になるくらいではありました。隣の隣に小さい子がいて、公演中、隣に座る母親にコショコショと反応を伝えていて、おお、子どもはこういうところに反応するのねと思うことにして聞いていると、ふむ、近藤さん(今回の公演から、この劇場の芸術監督になったコンテンポラリーダンスのひと)の、こういう振り付けは子供受けするんだね、ふむふむ、とか、え、ここが?というシーンで「こわい・・・」と言っていたりして、興味深かった。




SUTOA・國時さんの作品(お洋服)は、お店で拝見するものしか知らなかったので、おお〜、素敵!と鑑賞。薄いグレーの、プリーツの入った短い衣装、上に引用したオレンジ色の衣装などが特に好きで、全体に・全員が舞台の上に揃った時の色合いがとても素敵でした。



2022/04/16

ひさしぶりにカワウソへ

 



2022/04/16:久しぶりに(昨年の10月以来?)東京・蔵前のカワウソへ。前日は仕事の打ち合わせ後に、コロナ禍に入ってから初めて、少人数で距離を保って会食をしたばかり。まだまだ感染者数は安心できないけれども、心理的に少しは慣れていかねば。たまたま再会・同席したお二人とマスク越しでお喋り、楽しい時間でした。




2022/04/15

AERAムック「大学ランキング2023」の挿絵を制作

 


2022年4月15日発売:朝日新聞出版のAERAムック「大学ランキング2023」の巻頭特集「大学とジェンダー」の挿絵・扉絵を7点、辻恵子が貼り絵で制作しました。









2022/04/13

ふらり、西新井大師へ / 日蘭の駅の話

 


2022/04/13:特に何も決めず、初めて西新井大師へ。名前は聞いたことある場所。山門の金剛力士像がチャーミングというか、迫力はありつつ怖すぎず丸みがあって魅力的。


藤の花が咲き始めてました。


平日ということもあり静かな時間を過ごせました



大師前駅も素敵。西新井と大師前、一駅だけの行き来するので、改札は開いていて、切符を買わなくていいのが、何だかオランダの鉄道みたいだなあ、と思っていました(どういう仕組みだったか失念していますが、車内でICカードで精算したり、駅に改札の扉がないところが多かった、不正乗車するとすごい罰金らしいと聞きました)。

*オランダの駅についての、どなたかの記事、ご参考に: www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=70


そういえば、このアーチが素敵だなあと思っていた駅舎もなんとなく雰囲気が似てる…?








2022/04/07

「栄養と料理」5月号・連載「思い出の味」の題字を制作



女子栄養大学出版部の月刊誌「栄養と料理」2022年5月号は4/8発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が切り文字で制作しています。第101回は振付師・タレントのパパイヤ鈴木さんの記事です。



女子栄養大学出版部
発売日 : 2022-04-08

2022/04/03

今年もマスク姿で桜を見上げる

 






2022年の桜、マスクをして一人で散歩中に色々みられました。2021年はどんなだったっけ(まあ今年と同じ感じ?)、と、2020年は咲き始めチラリと見ただけで完全にステイホームしてたんだっけ…とブログを見て回想したりして。いつまで続くんでしょうね、コロナ禍。                 






2022/04/01

坂本千明さんの「ねこのねえ」 / 中村彝アトリエのこと

 


2022/04/01:久しぶりに(昨年の6月以来?)西荻窪へ。ウレシカでの坂本千明さんの個展へ。今回は、出版社からの刊行ではない・私家版の新刊「ねこのねえ」の原画展。  

気になっていた・坂本さんが装幀画を制作した本で、石牟礼道子さん・著の「食べごしらえおままごと」もゲット。猫の作品が印象的な坂本さんですが、そのほかのモチーフの絵も好き。*家に飾ってあるのはシャケのん。 


退屈をあげる

長く愛される本になっている「退屈をあげる」も最初は、こういうふうに私家版で出たのだよなあ。「ねこのねえ」のブックデザインは、涙グラスの松本さんが手掛けられたとか。

会場のドアに描かれる絵も密かな楽しみ。たまたま(どんなサインが描かれているかは分からないのですが)、私が手に入れた「ねこのねえ」に入っていた坂本さんのサインは、この絵に似た猫じゃらしのものでした。

坂本千明さんにも久しぶりにお会いできて嬉しかった。2年ぶり?(2020年9月ぶり?)。まだまだ、お互いにマスク姿での会話。

いつもながら後日ブログを書いていて(本日4/7)、会期終了間際ですが、【4/11まで】開催中です!




そして写真はありませんがウレシカのすぐ近くにあるHATOBAヘも。2021年5月に予定していた個展の会場。延期したままになってしまっているけれども、どうしたものかなあと立ち話。一年に何度も個展をすることがあったり、作家活動を始めてから一年に一度は個展をしていたのが、なんだかコロナ禍で変わってしまった。さあどうぞ!とお迎えできるような日が早く来るといいけれど。HP(http://www.tsujikeiko.com/)に少し書きましたが、夏頃に合同展に参加予定、直接作品をご覧頂ける機会は久しぶりなので、ぜひ。詳細は後ほどまた。



坂本さんの展覧会に行く前に、寄り道した場所のこと。(いや、全然近くないけれども…)。たまたま、Twiitterで見かけて地図アプリにメモしておいた場所の前を通った記念館。中村彝(つね)アトリエ記念館という場所。

上の写真の中で左下に配置してある「エロシェンコ氏の像」は美術の教科書か何かで目にしたことがある。明治〜大正を生きた画家。37歳!…で他界したのか。Wikiによると、この場所は2013年に復元されたものなののだそうです。         

*開館時間など、詳しくはこちらをどうぞ→ https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/tsune/40357/



えっ、撮影していいんですかっ?と嬉々とする建築好きでした。ジブリ映画(「となりのトトロ」の家とか)を連想する外装。



このあたりはなんとなく、お茶の水にあった昔のYWCAとか?建て替え前の母校(文化学院)とかみたい。漆喰と木の壁。 


浅倉彫塑館しかり、アーティストのアトリエには日光が大事だったりして(私:切り絵とか貼り絵とかには、あんまり関係ないけれども…モデルを前に描く油絵とか彫塑・彫刻などは特に)、大きな窓と天窓が素敵。        





坂本千明さんにも久しぶりにお会いできて、思いがけず、気になっていた素敵な空間・建築も体感できた日でした。




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