もうすぐ年が変わるので、2014年をふりかえってみます。年明け早々、
巡回しました。前年に東京・大阪と巡った後の3、4箇所目。初・山口。
あった。初めて鹿の鳴き声を聞きました。猫のみーこやん、可愛かった。
長野では、満開の桜を見ることができました。夢のような景色でした。
東京と、長野と。一つの春に二回も桜、って贅沢で不思議でした。昼食に
信州蕎麦を食べに連れて行って頂いた先で、初めて野生の猿を見ました。
そうそう、長野への巡回が決まったのは消費税アップのせい(おかげ)
でした。*価格改定シール何枚お入り用ですか?の電話がきっかけ。
ハルカゼ舎の日めくりにハサミをいれて製作した作品集です。
展覧会は思いがけずロングラン(本当は2回の予定が4回に)。
来場者を中心に、ハルカゼ舎の日めくりのファンになって
下さった方もチラホラいらして、嬉しい限り。
展覧会は思いがけずロングラン(本当は2回の予定が4回に)。
来場者を中心に、ハルカゼ舎の日めくりのファンになって
下さった方もチラホラいらして、嬉しい限り。
*
昨年の4月号から今年の3月号まで、フレーベル館の月刊・学習絵本の
付録(親御さんのための読み物・小冊子)「み・つ・け・た」の
表紙を担当しました。書籍の表紙は経験ありますが、月間刊行物の
表紙は、これが初めてだったような気がします。
*
某お仕事で製作しまくっていた黄金週間を取り戻すべく?
5月末〜6月初めに盛岡再訪、初めての秋田にも出かけました。
秋田まで飛行機で飛んで、秋田から新幹線で盛岡。ダスティン・
ウォング公演を最前列で観る。贅沢な旅でした。
念願の、赤い新幹線にも乗ることが出来ました。
秋田まで飛行機で飛んで、秋田から新幹線で盛岡。ダスティン・
ウォング公演を最前列で観る。贅沢な旅でした。
念願の、赤い新幹線にも乗ることが出来ました。
その秋田〜盛岡旅から戻った直後、三重〜奈良旅へ。
仕事と関係ない・「出張」じゃない旅、二つ連続。
*出張、といえば大阪に2回も行きましたね。
「Cut!」の搬入・初日と、欧州から戻ってからと。
後者は来年のお仕事関連です。おたのしみに。
*
2006年からなので、9年目!ありがとうございます。
*
7月に出た本「七十二候を楽しむ 季節の紋切りあそび」では、
7月は子供を対象としたワークショップの講師も、つとめました。
紋切りの本のことも、イントロダクションとしてやってみたり。
*
優子さんとの展覧会「Cut!」では、自費出版の画集3冊めも無事刊行。
二人の作品が並ぶだけではない、作品世界が入り混じった展覧会に。
ちなみに、画集の後書きを書いてくださった黒田真琴さん(*)は
写真家で、帽子作家でもある方。この記事の最初の写真で私が
かぶっている赤い帽子も、彼女の作品です*
ちなみに、画集の後書きを書いてくださった黒田真琴さん(*)は
写真家で、帽子作家でもある方。この記事の最初の写真で私が
かぶっている赤い帽子も、彼女の作品です*
11月にはバンド・She Her Her HersのCDシングル「Sense of Wonder」のジャケットの
アートワークを担当しました。実は「Cut!」の大阪会場の搬入がおわった夜、欧州出発
直前に(=やり直し出来ない状況で)製作。二人展と同じコンビでの3度目の仕事でした。
*
10月:朝日新聞出版の「大学の力 2015」の特集の絵を切り絵で、
エッセイの挿絵を水彩画で担当しました。水彩画の絵が自分に
そっくりで可笑しかった。 ↓
同じ朝日新聞出版のお仕事で、7月には2回めの「AERA」の挿し絵も。
*
10〜11月には、フランスのル・プーライエで開催された合同展
「PAPIER - 紙」に参加、初めて欧州へ。オランダとフランスを
旅しました。久しぶりの再会や、お会いしたかった人たちとの
はじめましてが詰まった濃い日々でした。上記の「大学の力」
"グローバル"特集ページを担当しているのが出た時に、何故か
「PAPIER - 紙」に参加、初めて欧州へ。オランダとフランスを
旅しました。久しぶりの再会や、お会いしたかった人たちとの
はじめましてが詰まった濃い日々でした。上記の「大学の力」
"グローバル"特集ページを担当しているのが出た時に、何故か
アムステルダムにいた事が、こそばゆくもあり、面白かった。
旅先で出会った人たちは皆、とても良い人達で、恵まれてる
なあ、とか、生きていてよかった、とか、英語勉強しておいて
くれてありがとう、学生時代の私!…と思う。案外、文化的な
「違い」よりも人間として、アーティストとして「同じ」印象を
持つ出来事が多かった。思いやりだとか、色々。
さいしょ、展覧会へのオファーを頂いたただいた時、直感的にロバの本屋(この記事の
冒頭の「日めくりの日々」山口会場・山奥にある良き店、写真・左)を連想したのだ
けれど、あながち間違いではなかった。外国に面した海峡の近く(といえば近く)、
都会とはいえない場所(フランスのほうが町中)。ロバの本屋は元・牛舎で、フランス
会場のル・プーライエは「鶏舎」という意味、実際にニワトリ小屋だった。いなかに
つくった画廊で、店主のセンスが光り、でも"アートだぜ!"と格好つけない、肩肘を
張らない、柔らかなオーナーの人柄が人を引きつけるところも似ている気がする。
旅先で出会った人たちは皆、とても良い人達で、恵まれてる
なあ、とか、生きていてよかった、とか、英語勉強しておいて
くれてありがとう、学生時代の私!…と思う。案外、文化的な
「違い」よりも人間として、アーティストとして「同じ」印象を
持つ出来事が多かった。思いやりだとか、色々。
さいしょ、展覧会へのオファーを頂いたただいた時、直感的にロバの本屋(この記事の
冒頭の「日めくりの日々」山口会場・山奥にある良き店、写真・左)を連想したのだ
けれど、あながち間違いではなかった。外国に面した海峡の近く(といえば近く)、
都会とはいえない場所(フランスのほうが町中)。ロバの本屋は元・牛舎で、フランス
会場のル・プーライエは「鶏舎」という意味、実際にニワトリ小屋だった。いなかに
つくった画廊で、店主のセンスが光り、でも"アートだぜ!"と格好つけない、肩肘を
張らない、柔らかなオーナーの人柄が人を引きつけるところも似ている気がする。
*
こちらは作家本人(私自身)が行かれなかったのが残念でしたが、
フランスで展示した作品は更に旅をして、北欧はスウェーデンへ。
11〜12月にKIKIにて、個展「Dolda Former, Dolda Berättelser」
(=かくれたかち、かくれた物語)を開催することが出来ました。
そもそも、初めて欧州にいくのです、とKIKIのオーナーに相談を
していたことがきっかけ。じゃあ、終わったら巡回展を…と、
お声をかけていただいて、実現が出来ました。不思議な御縁。
*
その他にも展覧会、お仕事、させて頂きましたが、ぎゅっと凝縮
させると、私の2014年はこういう年でした。新しい試みは二人展
「Cut!」で、今まで通りの私(の作品)を、外国の展覧会で。
展覧会のペースも、つめこみすぎずに出来た感じがします。
まだ発表できないことも含まれているのですが今年は蔵前界隈の
今年も多くの方々にお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
よいお年を。
辻 恵子
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