2017/01/05

新しい命の名前、「富士ファミリー」と銀座の紳士




昨晩、お世話になった店の閉店予告を知って
少しさみしいなあ、と思ってて、行ったこと
ある人たちにお知らせしていたら、今朝も 
友人の一人から返信あり、生まれたばかりの
新しい命の名前を教えてもらって、ほんわか
する。昨年うれしい偶然で、お会いできた 
大先輩から年賀状が来ていてさらに気分が 
元に戻る。新陳代謝のようだな、と思う。 



木皿泉さん(たち)脚本のドラマ「富士  
ファミリー」を録画しておいたのを観る。 
学生時代に英語の授業で読んだ「わが町」と
いう戯曲を思い出す。日常の中にいると  
気づかない日常の大切さ、あちら側に行った
人にはキラキラで、いきてる人には何てこと
ない日常の一コマ。読み返したくなった。 
ドラマは二日に分けて観たのだけど、お化け
の二人が会話してる時の、罵声としての  
「生まれちまえー」が洒脱だった。木皿作品の
世界は、スマートさと雑多な生活感、軽さと
深さが同居してるのがたまらないんだよな。
赤ちゃんに生まれ変わったところでドラマが
終わる(あっ、ネタバレすみません。誰が、
と書いてないからいいよね)、生まれたての
あの人、この人、だいぶ育った私も、誰かの
生まれ変わりだったりして…と冗談半分に 
思う夜でした。上の写真は、文とは関係ない
けれど、洒落てるぅ!と、思わず撮った、 
銀座の紳士。              







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