2020/05/28

戦没者の「Yおじさん」のこと





2020/05/28:少し前に他界した親戚のご家族との電話で、
戦没者の遺族年金の話になった。そか、戦没者の父母(私の
ひいおじいちゃんたち)〜私のおじ、おば世代までケアされて
るの?という驚き。未来永劫ではなく、戦争で亡くなった人の
命日までに生まれている血縁親族に対して、と。←ざっくり
とした理解だけども。最近は政治に関することではガッカリ
させられるようなことばかりなので、へえぇ、ちゃんとして
いるんだなあ、と感心するようなことでした。まあ、戦争を
始めたのも「国」だから、当たり前といえばそうだけど。


その戦没者のYさんについて、「〇〇のおじちゃん」と音だけ
で覚えている私の親と違って、彼のお墓参りで?名前を字面で
覚えていた私。親が想いを込めてつけた名前どおりになれなか
ったんだ、と記憶してた。あれがこうだったから彼の名前の 
漢字表記は、多分「〇〇」だったと思うよ?と指摘すると、 
親に、おじさんのこと覚えていてあげてね、と言われた。  
親も会ったことない、異国で死んだおじさん。(私よりずっと
若い)。←ビルマとかそのあたり??南方と聞いた気がする。

戦況や作戦は秘密だから、厳密にどこで死んだとも知らされ
なかったし、遺骨もたぶん、戻っていないはずだと聞いて 
いる。そんな戦争の実体験した方々が、たった2世代上の 
話なのだな、と実感しました。そして血の繋がりのある、 
もしかしたら生きて会えていたかもしれないYさんを想うと、
前よりも切実に、平和を願いました。          







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